オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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毒舌な涌井がチームを救う

2015-08-29 00:28:21 | 千葉ロッテ

夏休み最後の週末にしては寂しいスタンドでしたが、降水確率70%でしたし、そもそもホームでなかなか勝てないのですから仕方がないのかもしれません。
雲の動きからあるいは雨に降られないかとの期待をあっさりと裏切っての大粒の雨に先日の降雨ノーゲームが脳裏をよぎりましたが、今後の日程を考えての強行だったのでしょう。
オリックスからすれば3タテが必須だったところでのカードの頭を叩いた貴重な白星で、エース涌井の粘投に拍手です。
打線もデスパイネを除いての先発準全員安打、これが西に対してどうなるのか、明日の空模様と同様にあまりに不透明すぎて心が揺らぎます。

涌井らしいと言ってしまえばそれまでですが、暴れ気味の立ち上がりを乗り切れたのが大きかったです。
糸井への微妙なコースがストライクになったのも助かりましたし、低迷オリックスの象徴なブランコのスリーボールからの空振り三振は福良監督代行からすれば脱力ものでしょう。
その後もボール先行だったりファールで粘られたりと苦労はしましたが、抑え気味のストレートにカーブ、シュート、スライダー、フォークと変化球を多めに、7回1失点で11勝目です。
八回からの大谷は登板間隔も空いていましたのでよし、香月良がピンチを無失点に切り抜けたのも明日に向けての吉事です。

打線は二回り目に近藤を捉えて、と言うよりは、安達のボーンヘッドを逃さずの先制劇でした。
あの打球で、あのクルーズの走塁でなぜにサードに送球をしなかったのか、濡れたボールを握り損なったのかもしれませんが、本人以外は?の嵐だったでしょう。
そして鈴木の内野安打での先制点ですのでオリックスからすればダメージが深く、またバットを持っているのかが疑問に思い始めていた中村と田村の連続タイムリーですから流れは怖いなと、その後も雨に濡れるグラウンドに両チームとも内野手が四苦八苦の守備が続きましたが多くやらかしたオリックスが負けたのも必然です。
見ようによっては弱いチーム同士のらしい戦いではありましたが、上を向かなければならないロッテとすれば有り難い勝利でしょう。
ここのところ福浦と競い合っている井口も記念の350二塁打を放ち、しかしお立ち台に出てこなかったのは涌井の毒舌を怖れたのか、何にせよ元気なベテランは頼もしい限りです。
すっかりと死語になりつつある春井口の代わりに、秋井口の帳尻合わせをお願いします。


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◆8月28日(金) 千葉ロッテ-オリックス20回戦(ロッテ12勝8敗、18時15分、QVCマリン、16,197人)
▽勝 涌井 22試合11勝8敗
▽敗 近藤 8試合1勝2敗
▽本塁打 縞田2号(涌井)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、大谷、香月良―田村
オリックス 近藤、白仁田、小松、山田
―山崎勝、伏見

 

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