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読書感想「指名手配作家」藤崎翔

2023年01月03日 19時47分38秒 | 乱読本感想
双葉社 2022年03月10日


読み始めてすぐに小説家の男が短絡的な殺人を犯す。

そして、男は逃亡。

逃亡先で出会った女と一緒に生活を始める。

そのうち子供も産まれる。

小説家と漫画家、二人の仕事を交換してお互いのことがバレないように生活する。

ピンチは何度も訪れるが、その場限りの嘘で乗り越え成功者となっていく。

深い考えもなく行動しているようだが、呆れるほどにピンチをすり抜けていく。

二人に共感を覚えることは全くなく、この二人が逃げおおせるなら、すご〜くいやな気分になるだろうと思いながら読み進む。

が、流石に悪運は尽き二人は逮捕された。

そこで終わったなら、「どうした?藤崎翔!」と思うだろう。

が、

ちゃんと、「あぁ、やっぱり藤崎翔!」が用意されていた。



ここからはネタバレ。



最後に登場するのは二人の間に産まれた男の子、12歳。

今度はこの子がゴーストライターとして小説を出版する。

それが、これというお話。


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