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読書感想「超・殺人事件」角川文庫

2022年03月13日 08時44分39秒 | 乱読本感想
角川文庫 2020年01月23日

”笑小説シリーズ”の仲間のような作品かと、暇つぶし要員として買ってみた。
早速、「超税金対策殺人事件」を読む。
税金対策の為、領収書の内容に沿ったとんでもなく行き当たりばったりの推理小説を書いてしまう小説家の話。
次は、「超理系殺人事件」
タイトルに続いて”この小説が肌に会わない方は飛ばし読みしてください”との文字。
そこまで言われると意地でも読んでやると読み始めたが、宇宙物理学やら生命工学やらの専門家が専門的な話を始めると、意味も解らない文字列を読むしかできなくて眠くなった。
ほんまに飛ばしてやるかと思って、他の本を読んだ。
しばらくして、再び読んだ。
全部読んだが、残りの6タイトルは眠くなるほどではなかった。
面白いのか面白くないのか判らないような作品たちだが、登場する作家たちの苦悩は解った。
こんなに俺たちは苦労して推理小説をかいているんだぜい!と東野さんが言っているように思えた。いや、言っているんだろうな。

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