新聞記事からメモです。。。
【日本最古の人骨発見 石垣島、民族の起源知る手がかり】
(2010年2月5日(金)日本経済新聞記事)
沖縄県教育庁などは4日、同県石垣島の洞穴で2007年から09年に見つかった人骨片を分析し、約2万~1万5000年前の旧石器時代の骨だったと発表した。骨の成分を直接調べた人骨としては日本最古で、日本人の起源を知る重要な手がかりとなりそうだ。
人骨が出土したのは、新石垣空港の建設予定地内にある白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡。沖縄鍾乳洞協会や琉球大学、東京大学などのチームが、6点の人骨に残っていた有機物(コラーゲン)を放射性炭素年代測定法で分析した結果、20~30代の男性の頭骨片が約2万年前、性別不明の成人の中足骨が約1万8000年前、成人男性の腓(ひ)骨が約1万5000年前と分かった。
同遺跡には人骨がまだ多数残っているとみられる。顔や歯など形態の特徴をつかみやすい骨が出土する可能性もあるという。年代測定を試みた東大の米田穣准教授は「ほかの骨が出土すれば中国などの周辺の人骨と比較することで、日本人の起源を知る大きな手がかりとなる」と話している。(01:57)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100205NT001005404022010.html
【日本最古の人骨発見 石垣島、民族の起源知る手がかり】
(2010年2月5日(金)日本経済新聞記事)
沖縄県教育庁などは4日、同県石垣島の洞穴で2007年から09年に見つかった人骨片を分析し、約2万~1万5000年前の旧石器時代の骨だったと発表した。骨の成分を直接調べた人骨としては日本最古で、日本人の起源を知る重要な手がかりとなりそうだ。
人骨が出土したのは、新石垣空港の建設予定地内にある白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡。沖縄鍾乳洞協会や琉球大学、東京大学などのチームが、6点の人骨に残っていた有機物(コラーゲン)を放射性炭素年代測定法で分析した結果、20~30代の男性の頭骨片が約2万年前、性別不明の成人の中足骨が約1万8000年前、成人男性の腓(ひ)骨が約1万5000年前と分かった。
同遺跡には人骨がまだ多数残っているとみられる。顔や歯など形態の特徴をつかみやすい骨が出土する可能性もあるという。年代測定を試みた東大の米田穣准教授は「ほかの骨が出土すれば中国などの周辺の人骨と比較することで、日本人の起源を知る大きな手がかりとなる」と話している。(01:57)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100205NT001005404022010.html