勘太郎 ペン・キャンバス / 右 鉛筆
気づけば一月も終わりそうなことに戦慄しています、ナツメです。本日は水曜大人クラスの勘太郎の作品をご紹介します!
高校生から大学生になった今でも通ってくれている勘太郎。「おじいちゃんとおばあちゃんのプレゼントを、今日中に描かないといけない」と、スクエアのミニキャンバスに、下書き無しでスラスラと、有言実行2時間で完成させてしまいました。ラフな線で特徴を捉えて、お洒落!タイルの絵付けにも見えて、こんなコースターも良いなぁと思ってしまいました。「ここまで愛のこもった贈り物を貰ったら大喜び間違いなしだよ!」と話していたのですが、後日送ったところ「嬉しかったよ、素敵に描いてくれてありがとう!!」と言われたそうです。勘太郎は度々御祖父母に絵を描いているのですが、今回背景に書いている文字を見ても仲の良さを感じられて微笑ましいですね。余白の使い方のテクニックにはいつも感動しています。
そして右の鉛筆画ではペンやインクなどの黒いモチーフが紙上に置かれている側、左上には猫の手が。私の家にいる猫は机の上にある小物を片っ端から床に叩き落とすのですが、このペン達の運命やいかに…⁉︎一本猫の手が加わるだけでも途端に物語性が強くなり、想像の幅が広がりますね!黒いモチーフ群にもしっかりと明暗の差をつけた上で、明るい箇所や色の薄いところにハーフトーンを使い、鉛筆の色が綺麗に見える画面になっています。
制作にとても意欲的なので、このままどんどん作品の幅を広げ、自分の表現したいことを的確な方法で伝えることができるように積み重ねを続けてほしいです。