『動物園に行って、自分の好きな動物を見ているところを描きましょう』 年長
（５歳の子が、手前の自分・奥の動物・その間にある檻、の関係を考えながら描くのが、どれだけ難しいかわかりますか？）
小学校受験本番まであと４ヶ月。
出題頻度の多い動物は、多種類を描けるように教えて来ましたが、ここまで自分一人の力で描けるようになってきました。
また先生のお話をよく聞き、課題の情景を絵にする訓練をこなしてきましたので、描く前に頭の中で素早くイメージし、よい構図で描けています。
“距離感”や“重なり”などの概念も叩き込まれ意識するようになって来ました。
これからは“制限時間内に要領よく描く”、“しっかり濃く塗るところと、ざっくり薄く塗る背景の筆圧の強弱をつける”、“画面いっぱいに構成する”を、身に付けていきましょう。
と、ここまでの部分は私達にお任せ下さい！
「私はヤマアラシを描きました。ヤマアラシは歩くと針が風が吹いたようにゆらゆら揺れるので、見ていて面白いから一番好きです。」
「僕は小さい時マンドリルにおしっこをひっかけられました。その時は泣いてしまいましたが、なんでそんなことをするのか気になって何度も見ているうちに、今は大好きな動物になりました。」
「夏に家族でボルネオ島に旅行に行き、オラウータンの保護センターを見学しました。運動神経が良くて僕とちょっと似ているなと思いました。絶滅しないようにかわいがりたいです。」
これらは幼稚舎に合格したお子さんの発表です。好きな理由は「かわいいから」「かっこいいから」では足りません。普段の親子での会話が鍵になります。
お母様はお子様の事をなんでも理解してあげるのは控え、先回りせずに、可能性を引き出す会話を心掛けて頂きたいと思います。 オバラ
