オバラです。
昨日は幸介先生が油絵の中間報告を早々アップしていましたし、常に前向きな未来を生きる小学生の間では仮面はとっくに過去の話しになっていますが、ご紹介し損ねていた写真もまだありましたので、仮面ラストいかせて頂きます!
初回の全く頭を使わない単純作業である新聞貼りが、低学年の子どもたちには大ウケでした。写真は、ただ風船を膨らませただけでワクワクしている様子です。(この集団の手前に高学年の円陣がありましたが、はしゃぐ低学年をしらーっと見つめていたのでトリミングしました。)
翌週風船を外してどのような形にするか立体的にイメージする段階でこのワクワク感は反転し、高学年がイキイキしてきます。低学年は「犬にする。」「冠にしたい。」などのテーマはすぐに決まるものの、それに近付ける為にどこをどう切って繋げればよいかがわかりませんので、一人一人面談です。立体に関しての理解度も個人差があるので、説明も紙に書いたり実際手を入れてあげたり千差万別。(ここで各クラスの先生達のカラーが反映されていきます。)
大まかな形ができてからも、細かいディテールまでこだわらせたり、すぐに色に入って模様で個性を出したり、異素材を探し出してジョイントしたりと、進み方が違ってきます。(ここでまたそれぞれの先生達のアイディアやお尻の叩き方の違いで変化が出ます。)
そして最後に愛着が持てる作品が完成して、コスプレして帰ります!?
『正しい答えが一つではない絵画・制作に取り組む姿勢は、臨機応変に環境の変化に対応できる柔軟性や周囲との協調性が求められるグローバル社会で、しなやかに生き抜く力を生み出します』と最後にいきなり大きく出て、仮面制作の報告終了!
(今、小学校受験の本を作っていて明日入稿しなければならない為、頭の中が『幼児期にいかに美術が大切であるかを親御様に説得する言葉』でいっぱいなもので…)