3歳~6歳児が在籍する幼児クラスの作品です。こちらもご紹介するタイミングがなく、遅くなってしまいました。夏に描いた作品ですが、7・8月はイベント続きでワークショップ記事がずっと続いていたことを理由に、今頃・・・・。季節外れのご紹介になった事をお詫び申し上げます。
こちらの作品は、四つ切り画用紙にクレヨンだけで描くということで、2週に渡り時間をかけて制作しました。普段四つ切り画用紙に絵を描くときは、背景に絵の具を使用することが多いのですが、今回の作品は画材クレヨン限定のコンクールに出品する為に、全面クレヨンで描くことに挑みました。13人、一人一人描きたいテーマが異なるので、構図の説明や人物の動きの描き方など、個別の細かいアドバイスが多くなり、私たち先生は、子ども達から質問責攻めのお呼びがかかり、大忙しの授業でした。
各自がテーマを決めて描く課題では、『誰と誰が どこで 何をしたのか(したいのか)』という事を子ども達との会話から聞き込み調査して、構図を考えていきます。子ども達との会話では、現実的な話をしてくれる子もいますが、お話していくうちに、実生活の話からどんどん空想の世界に入り込んでいってしまう子もいます。お話している中で、一番おもしろいと感じたところに焦点が絞られるように、先生がアプローチして描きました。一人一人が何を描きたかったのか、感じていただける作品だと思いますので、じっくりご覧ください。(Eri Ito)