モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

幼児クラスの夏の制作報告

2023-07-21 21:05:44 | 幼児

8月の幼児クラスの夏休みワークショップ、まだまだ受付中です!
(詳細はこちらの記事で紹介しております。)
1回の授業で作品を完成させますので、参加したその日にお持ち帰り頂けます。
材料も全てこちらでご用意させて頂きますので、手ぶらでご参加いただけます。夏休みの思い出作りや、絵画教室の雰囲気を体験してみたい方にもオススメです!

さて、7月の幼児クラスでは、コルクボードに富士山と花火をちぎり絵で制作しました。クレヨンで直接下書きをした後、様々な色の折り紙をちぎって貼り付けていきます。富士山だからといって、青や白だけではなく、緑や紫、赤といった色も織り交ぜて豊かな画面となりましたね。花火は金や銀の折り紙や、卵の殻に染色したモザイクなども使用し、華やかに仕上げています。まるで山下清の様なエネルギーを感じます。観ているだけで子供達の元気を分けて貰えそうですね!それもあってか、大人の方々からとても好評な作品でした。

下地にコルクボードの茶色があり、折り紙の隙間にも色が入り味わい深い風合いとなっています。ちぎり絵は千切っては貼るの単調な作業の繰り返しですが、飽きて投げ出す事もなくここまで作り上げた子供達の集中力に、飽きっぽい私は心の中で拍手を送っておりました。笑

お絵かきのカリキュラムでは、南極の皇帝ペンギンの親子を制作しました。白い紙に白いクレヨンで氷山や氷の地面を描いた後、青や水色で空の色を塗ってクレヨンを浮き上がらせます。夏は青色が特に涼しげに見えて綺麗ですね。
その後は皇帝ペンギンの親子を別紙にクレヨンで描いていきます。難しい形に見えますが、丸や縦長丸といった単調な形に分解して描いていく事でペンギンの独特なフォルムを描き上げていきました。おにぎりの様なちょこんとした赤ちゃんが可愛らしいですね。

ペンギンの赤ちゃんは卵から産まれてくる事は皆知っていましたが、身長は100~130cm程もある大きな生き物である事は知らなかった様で、ちょうど自分達と同じ大きさな事に驚いていました。また、寿命も長く20年以上生きる個体もいるそうです。写真で見ただけででは分からない事も沢山ありますね!
そんな話をしながら描き終えたペンギン親子を、ハサミで切って先ほど描いた南極に貼り付けていきます。ペンギン親子はどんな話をしているのかな?みんなの作品を横一列に並べると、地面が繋がってペンギンの群れになりました。夏にぴったりの涼しげな作品が出来上がりましたね!


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