幼児クラス 木・クレヨン・水彩
日本伝統の飾り扇子『檜扇』を思い出すような作品です。
扇形風な板材が手に入り、ちょうど端午の節句も近いので、鯉のぼりの絵をクレヨンで描きました。
鯉のぼりは幼稚園生には馴染みが深い分、既成のイメージが強いです。
そのイメージを取り払い、まさに竜が天に翔る様を描いてほしかったこと、色使いにも一人一人のこだわりを見せてほしかったので、導入にいつもより時間をかけて制作を始めました。
どの作品も隣り合う色の選び方が抜群ですよね!
みんな思うままに色を選んで描いていますが、うろこの模様などはデザイン的センスがあると思いませんか?
顔と体の微妙なバランスが愛らしく、そこがまた幼稚園生の描く線の魅力です!
台座付きなので、ぜひ飾ってくださいね。
鯉のぼりシーズンだけ飾るのではもったいないくらいの仕上がりです。
伊藤