坂本 日本画
赤尾です。今日はチケット制会員の坂本さんの作品をご紹介します。ミュシャの絵を資料として、初の日本画に挑戦されました。ミュシャの輪郭線を強調させた平面的で装飾的な絵づくりは浮世絵の影響を大きく受けており、古くから日本美術に使われてきた岩絵の具ともなかなか相性が良いのです。装飾の一部に金箔と銀箔を使うことで、青~緑を基調とした爽やかな色味の中に華やかさを加えています。
15×15㎝サイズの小さい板を使われており、髪の毛の装飾を描いたり箔を貼るときなどは細かい作業つづきで苦労されていましたが、毎回少しずつ緻密に進めた甲斐あって、密度の高い作品が完成しました!
もとは日本美術の影響を多大に受けたミュシャの絵ですが、そんなミュシャのポスターを観て感銘を受けた当時の日本のデザイナーがミュシャの装飾を真似た雑誌を作ったり・・・と、お互いに影響を受け合っており、そのような経緯を見ると日本人にミュシャ好きの方が多いのもうなずけますよね!
模写は労力を使いますが、好きな作品の絵づくりの仕方や模写して初めてわかる色遣いや構図の巧みさなど、描いてみないと気づけない作品の魅力を発見することができますので、大好きな絵がある方はぜひ挑戦してみてください!
赤尾です。今日はチケット制会員の坂本さんの作品をご紹介します。ミュシャの絵を資料として、初の日本画に挑戦されました。ミュシャの輪郭線を強調させた平面的で装飾的な絵づくりは浮世絵の影響を大きく受けており、古くから日本美術に使われてきた岩絵の具ともなかなか相性が良いのです。装飾の一部に金箔と銀箔を使うことで、青~緑を基調とした爽やかな色味の中に華やかさを加えています。
15×15㎝サイズの小さい板を使われており、髪の毛の装飾を描いたり箔を貼るときなどは細かい作業つづきで苦労されていましたが、毎回少しずつ緻密に進めた甲斐あって、密度の高い作品が完成しました!
もとは日本美術の影響を多大に受けたミュシャの絵ですが、そんなミュシャのポスターを観て感銘を受けた当時の日本のデザイナーがミュシャの装飾を真似た雑誌を作ったり・・・と、お互いに影響を受け合っており、そのような経緯を見ると日本人にミュシャ好きの方が多いのもうなずけますよね!
模写は労力を使いますが、好きな作品の絵づくりの仕方や模写して初めてわかる色遣いや構図の巧みさなど、描いてみないと気づけない作品の魅力を発見することができますので、大好きな絵がある方はぜひ挑戦してみてください!