TPPの内容と意味を何度でもわかりやすく、マスコミは中立の立場から説明する責務がある。中立の説明に加えて、推進派と慎重派の主張を五分五分に繰り返し報道してほしい。
潤う人達と干涸らびる人達を平均するとやや潤うから、推進すると野田首相は考えている?ようだが、喜びと苦しみを平均することが出来るだろうか。この辺りをどのように説明説得するのか、結論を出す前に発言していただきたい。潤った資金を干涸らびた人達にある程度回すから我慢せいと言う説明では納得しない人が多いだろう。
TPPに反対するなんて馬鹿だという賢い評論家は、生活を脅かされる人間の立場と気持ちが理解できていない。それが理解できてこそ知恵があるというのだ。
TPP慎重派の人達にはではどうすればよいのかを聞きたい。不参加で孤立しないのか、貿易に悪影響が出ないのか。何時までも美味しいカルフォルニア米を閉め出しておけばいいのか。
臨床医の片手間だから生半可な理解しか出来ていないが、それでも考え発言する。専門的に理解している人は少数だし、結果にまで責任を取ろうという発言は希有のようだ。訳知り顔の意見よりも、それぞれの立場での意見に重みがあると思う。