玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

何年耐えられるだろう

2012年11月08日 | ねったぼのつぶやき

 春・秋は検診の時期である。ウッカリがないよう市報やMy手帳を確認する。一般検診は過日終えたのだが、結果報告はいつにするかと医師が問う。インフルエンザの予防注射もする必要があり、同日にと希望したのだが、なんだかよく分からない説明をされ、別の日が設定された。効率を旨とする私の意向に反し、医院の都合が先行したようで少々不快だった。

032  そして昨日は胃・大腸癌(検便)検診を終えた。「天井を向いたまま柵をつかまって体を2回転して・・」「腰を少し引いて体を斜めにして・・」「頭を低くしますからシッカリ柵に捕まって・・」「大きく息を吸って・吐いてそこで止めて・・」と、検診車の中に設えられた狭い透視(斜面)台の上で、暗くて分厚い防護壁とガラスの向こうから指示されるままに、私は傾く体を支えながら必死に従う。150ccのバリウムを飲むのも下手でグイグイとはいかない。それに今日のⅩ線技師は、上体を倒す時間と角度が強く、柵を握る手に力が要った。胃・大腸・肺・乳・子宮等ガン検診は欠かさないのだが、果してこの胃透視はあと何年耐えられるだろう。遠からず胃カメラの検討も必要になるのだろうか。

 先日は高校の同期会に参加した。経過報告では決まって1~2名から闘病報告がなされる。というより、幹事さんが張本人に報告を強いるのだが、その話になるとざわめいていた皆も等しく真剣に聞く。~あたかも人ごとではないといった風に~。一通り皆の報告が終わると、参集出来ていることを喜び合って再度乾杯する。再びざわめいた後、最後には次回の変わらぬ参加を願いながら賑わう街を駅に急いだ。(写真は中心がずれてしまった鳴門海峡の渦潮)

 

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