春という季節はどちらかというと好きではない。
雪国で長い厳しい冬を越え、風のぬくもりを
感じ始める感慨は都会にはない。
なんとなく、風も空も風景も、ぼやけた
感じがするのと同時に、体調を崩しやすいのも
この時節である。
それでも今年は、まだ寒の強い2月に難局を迎えた
こともあり、その大きな峠を一つ越えたことで
気持ち的には少し高揚を感じる春となった。
もう9年も前だったか、同じような難局にあって、
珍しい3月の雪の日にその峠を越えた。
降雪の中、指先もつま先も凍えて感覚もなくなり、
辛い作業ではあったが、復帰稼働が確認されて、
雪の中に春を感じたことを思い出す。
厳しい冬に耐えたものこそが、春の喜びを感じる。
永らく、ぼやけた春としてしまっていた。
わざわざ買ってまで苦労をするつもりはないが、
メリハリはやはり気候ではなく、自分次第と
いうことであろう。
雪国で長い厳しい冬を越え、風のぬくもりを
感じ始める感慨は都会にはない。
なんとなく、風も空も風景も、ぼやけた
感じがするのと同時に、体調を崩しやすいのも
この時節である。
それでも今年は、まだ寒の強い2月に難局を迎えた
こともあり、その大きな峠を一つ越えたことで
気持ち的には少し高揚を感じる春となった。
もう9年も前だったか、同じような難局にあって、
珍しい3月の雪の日にその峠を越えた。
降雪の中、指先もつま先も凍えて感覚もなくなり、
辛い作業ではあったが、復帰稼働が確認されて、
雪の中に春を感じたことを思い出す。
厳しい冬に耐えたものこそが、春の喜びを感じる。
永らく、ぼやけた春としてしまっていた。
わざわざ買ってまで苦労をするつもりはないが、
メリハリはやはり気候ではなく、自分次第と
いうことであろう。