ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

希少価値

2018年10月28日 | ノンジャンル
およそ世の中で貴重、高価とされる物事は、
つまりは希少価値である。
要するに普通でなく特別という事に価値が
付加される。
逆に普通な事は、価格競争に曝され、
さらにその価値を失う。

日本のものづくりの減退が著しい。
いや、生産拠点の移換のみだとも言える。
が、それは人件費競争が主たる要因だ。
つまり自ら普通の道を選んだことになる。
普通の道なら、待っているのは更なる
価格競争である。

普通となるか、特別となるか、
それは紙一重の差である。
つまりどの道を選ぶかということだ。

普通は無難、特別は多難である。
無難の中なら石炭、多難の中なら
ダイアといったところか。

それでもその本質は変わらない、
同じカーボン、つまり炭素なのである。