ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

悲観主義

2017年02月09日 | ノンジャンル
とかく楽観主義に対し、悲観主義が
ネガティブサイドとして扱われるが、
どちらにしても二通りあるように思う。

端的に言えば、行動するかしないかである。

物事を楽観的に見て、いい加減な対応のみで
本気で行動することがない場合と、
ストイックなまでの行動と準備をした上での
楽観主義とでは雲泥の差がある。

適当男と呼ばれるタレントも、実は裏では非常に
まじめで、思いついたことは何でも自分で即座に
行動に移すそうである。

その裏打ちがあってこその、楽観主義だと、
改めて感心させられる。

私は仕事柄、最悪のケースを常に想定する
悲観主義である。
しかしながら、不安に苛まれ、思い悩んであれこれ
考え、結局何もできないという事はない。

最悪のケースを想定した上で、その対処についても
準備を行う。
結果、そこまでの準備が必要ではなかったとしても、
それが決して無駄とはならない。
それはそのまま、感謝に換わるからである。

何もしないで結局最悪のケースとなった場合、
残るのは後悔だけである。

楽観主義であれ、悲観主義であれ、行動の裏打ちが
なければ、要するに運を天任せの博打なのである。