ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

逃げ去る

2015年02月27日 | ノンジャンル
2月は逃げる、3月は去ると言われるように、
年が明けて2月、3月は本当に毎年ながら早く過ぎ去る。

会計年度末や、受験など、世間も慌ただしいので
仕方ないかもしれないと思いつつ、もう2月も
終わりとなる。

出処進退で言えば、半世紀以上も生きていると
どうしても処すること、退くことを先に考えてしまう。

それが老いるということなのであろう。
ともかくも結果を気にせず出る、進むという気概は、
若さというものであり、年齢には関係ない。

処するよりは一歩前へ出て、退くよりは進むことを
考えて、これからも生きていきたいものだ。

昔から、厳しい現実の局面に立たされると、
まず逃げようとする傾向がある。
立ち向かっていくべきだとか、立ち向かえなどと
自分を鼓舞しなければいけないのは、この傾向の
ためである。

弱い自分、卑怯な自分、臆病な自分、姑息な自分を
嫌悪するだけなら容易いことだ。

そういう自分の傾向をそのまま認めて、そこから
一歩踏み出す勇気を奮い起こす。
それができる時もあればできない時もある。

常に全勝ということはないだろうが、せめて
勝ち越しだけはしたいものである。

時の流れを早く感じるのが、それだけ自身が
逃げているからではなく、挑戦を諦めない奮闘が、
そう感じさせるものでありたいと、また今年1年を
願ってやまない。