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欧州パイプラインのガス漏れ「欧州の国がやるとは思えない、米国もやるとは思えない」が記事になる不思議

2022年09月30日 | メディア・広告業界

欧州パイプラインのガス漏れ、深まる謎 破壊工作で得をするのは誰か(ロイター) - Yahoo!ニュース

ロシアと欧州を結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」で発生した謎のガス漏れを巡って、欧米とロシアは相手による破壊工作だとして互いを非難している。だが双方ともはっきりとした証拠は提示していない。また欧州とロシアが巨額費用を投じて建設したパイプラインを破壊して、誰にどんな得があるのか、それも不明だ。

スウェーデン沿岸警備隊は29日、ロシアと欧州を結ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」で、4カ所目となる原因不明のガス漏れを発見したと発表した。バルト海にまたがる「ノルドストリーム1」と「2」のガス漏れについて調査を進める欧州連合(EU)は、破壊工作の疑いがあると発表。だが誰がそれを行ったかは言及していない。 この問題を巡り北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルク事務総長も「同盟国の重要インフラに対するいかなる意図的な攻撃も、一致して断固とした対応で迎え撃つ」と警告した。

またEU当局者は、パイプラインに対する破壊工作は、「これまで見てきた紛争の性質を根本的に変えるもの」だとして、ガス漏れとロシアによるウクライナ侵攻には直接的な関係があるとの認識を示した。 ただ供給国側、消費国側双方にとって重要なエネルギーインフラの破壊にどんな利益があるのかは不明だ。

欧州のエネルギー問題に詳しいパリ政治学院 ティエリー・ブロス氏 「欧州の国がやるとはとても思えない。

なぜ彼らがそんなことをするのか。米国だとも思えない。 すると、論理的ではないとしても、もっともそれに近い考えはロシアだということだ。」 ブロス氏は、ロシアが数十億ドル規模の自国のインフラを破壊するとは確信できないと話す。それでも、最も犯人の可能性が高いのはプーチン大統領だろうと話す。欧州のエネルギー供給の脆弱性を強調するという点で、メリットがあるからだ。 「プーチン氏は事実上2つの戦争をしている。1つはウクライナに対する軍事戦争で、これは負けるかもしれない。もう1つはかなり以前に始めたEUに対する戦争で、EUの価値観に対する戦争だ。彼はそのために、偽情報や天然ガスの武器化など、さまざまな手段を用いている。」(ブロス氏)

ロシアと欧州のパートナーたちは、巨額資金を投じパイプラインを建設。それをロシアの国営企業ガスプロムが運営している。 ロシアは、ガス漏れは「国家が支援するテロ」によるものとして、独自に調査を行っている。ロシア外務省は29日、パイプラインの破壊で最も利益を得るのは、米国だと主張した。同時にロシアが破壊工作を行ったという主張は「ばかげている」と一蹴した。 ロシアは、欧米の制裁措置が運用を妨げているとし、ノルドストリーム1経由のガス供給を停止していた。ノルドストリーム2はまだ商業運転を開始していなかった。ガス漏れが発生した時点では、どちらも使用されていなかったが、管内に大量のガスが残っていた。

「欧州の国がやるとは思えない」

「米国がやるとも思えない」

なぜ?

こうなると、SNSや個人のブログ程度。

 

ノルドストリームの件ではありませんが、ロシア叩きのニューズウィークが、こういう分析記事を乗せるようになっています。

プロパガンダより、こういう記事が読みたいです。

「汚職大国」ウクライナに供与された支援金と武器、無駄遣いで「消失」する危険|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

 

参考:

ノルドストリームガス漏れは… - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

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