萩原はるなさんの『40代ワーママいきなり脳卒中闘病記』 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
の、脳卒中になって、現在も麻痺が残る萩原はるなさん。
杖利用、右手が不自由であるのに、障害者手帳の診断書を書いてもらえない、らしいです。
脳卒中で右手右脚が不自由なのに、障害者手帳がもらえない理由【48歳ワーママ闘病記】(webマガジン mi-mollet) - Yahoo!ニュース
抜粋:
診察室に呼ばれ、1ヵ月ぶりに担当ドクターと対峙。
退院後の生活について、困ったことや大変なことがないか、体調に変わりはないかなどと問診を受け、血圧や腕や手の状態も診てもらいます。
「理学療法士さんに大丈夫だと言われて、今日も装具はつけていないんです」。ドクターと理学療法士さんたちが何度も話し合いを重ねて、私にぴったりの装具を作ってくれたことを思い、おずおずと打ち明ける私。
「ああ、確かに。もうなくても大丈夫そうですね」
やった~、主治医のお墨付きがもらえました! これで、スニーカーやムートンブーツなど、これまではいていた靴がまたはける。階段も一段一段足を揃えずに下れるし、車を運転する際にわざわざ着脱する必要もなくなります。
「順調に回復しているようなので、もうこの病院は卒業です! ここまでよく、頑張りましたね」と、にこやかに微笑むドクター。
「ありがとうございます! 障害者手帳を申請する、診断書をいただけますか?」とお願いしたところ、「う~ん、ちょっと待ってね。……今の状態だと、ちょっと診断書は書けないですねえ」と衝撃の一言が!
(中略)
さっそく手帳の等級を調べてみると、該当する「肢体不自由(下肢)」の欄には「1級 両下肢の機能を全廃したもの」「2級 両下肢の機能の著しい障害」などと、かなり厳しい内容。手帳が支給される一番低い6級で「下肢の足関節の機能の著しい障害」とあります。 私の場合は、杖をつきながらなら歩けるので、やはり当てはまりそうもありません……。
手もだいたいこんな感じで、たとえば指が欠けていたり、まったく動かなかったりするわけではないので、難しそうです。 でも、箸で食事はできないし、字だって満足に書けないのになあ。何より、スーパーなどに買い物に行ったときに、身障者マークがついた「おもいやりスペース」に駐車できないのが痛手です。自由に動く左手で杖をついていては、右手で荷物をもつこともできません。
入口近くに停められたら、すごく助かるのになあ(悲)。 リハビリ病院のケアマネージャー、今通っている病院のリハビリの担当者、さらには急性期病院の担当ドクターにも聞いてみたところ、みなさん一様に「取れても一番低い、手帳は支給されない7級でしょう」との返事。 うう。こうなったら、優遇されなくても大丈夫なくらい、回復しなければ! 「そこまで回復して、よかったじゃないですか」と担当ドクターににっこり笑われ、なんとも複雑な気持ちになった私なのでした。
障害者手帳の申請は、発病後半年過ぎてから。それは、「脳卒中の回復は半年過ぎると回復がほとんど認められないから」ということです。追記:私のいる自治体は「脳卒中発症後半年以上で障害者手帳申請、認定でそれ以降更新なし」ですが、自治体によってさまざまみたいですね。
私は障害者手帳の診断書を書いてもらうときときは、装具と杖でやっと歩行ができて、麻痺手はあまり上がらず、指も辛うじて動くのは親指と人差し指、頑張って薬指が動き出したくらいでした。この時の麻痺手の握力は8.0㎏くらい。
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診断書は上肢4級、下肢3級で、障害者手帳2級。(2級ギリギリ)
私が今、手帳の申請をしたら、手帳がもらえないことはないと思いますが、等級は落ちると思います。ただし、今のところ私が家族や人の手助けなしで生活できない(1泊くらいなら一人でも可能かとは思う)ことは変わりませんし、「障害者手帳はよほどの変化がない限り返却しない」(その前に、等級が下がるのにも医師の診断書をもらって変更手続きが必要なので、わざわざそれをする人はいないと思う。)ということで、今のところこのままです。
(私は障害者年金は私は申請しません。専業主婦でももらえる場合があるようですが、これをもらうべき人は自身が扶養者であったり、未成年の子供を持つ人であるべき、と考えているから。)
身近の50代で障害者手帳1級を持っている人がいます。彼は一見すると何の病気(含む精神)もないように見えますが、心臓にペースメーカーを入れています。心臓にペースメーカーを入れていることで「障害者手帳1級」だそうです。追記:現在は一律1級ではないようです。
精神の病も障害者手帳のことを考えても、半身不自由者の障害者手帳の判定は厳しすぎないか!?と思います。
(脳卒中で半身まひになれどリハビリで克服。しかし麻痺は完全にひかないうえ、視覚に問題が出た人も、障害者手帳をもらえなかったというのを読んだことがあります。)
もっとも、手帳がもらえないということは、「後遺症が軽い」という意味で、喜ばしいことではありますが・・・でも、やはり、当人やご家族は納得しがたいのではないか、と思うのです。
追記:
私は肩の痛みは取れているのですが、肩甲骨から始まり、体幹にねじれを感じています。
でも、障害者手帳の申請の判断は上肢、下肢のみ。体幹は判定せず。
肩甲骨中心にリハビリしているおかげもあって、上肢も下肢もよくなっているのだと思います。
手帳が貰えるより、「後遺症」から解放したい人の方が多いはず。
リハビリの研究をもっとしてほしいです。
私は今は肩の痛みはなくなっていますが、最近脳出血後に方の痛みに悩まされている人に送った動画ですが、「体幹」について本当に勉強になります。
ここの所長さんのような人に厚生労働省は聞き取りをしてほしいです。