パリオリンピックのオープニングセレモニー-4(「ディオニュソス(バッカス)信仰」) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
パリオリンピックのオープニングセレモニー-6(「サモトラケのニケ」・「WHOのマークの蛇」) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
を書きましたが、ギリシャ神話の神などを紹介してくださっている方(いとはるさん)のyoutubeチャンネルを見つけました。その中から。
絵画鑑賞しながらギリシャ神話を学ぼう (youtube.com)
3分でわかる全能の神ゼウス〜クラシックを聴きながら絵画鑑賞〜 (youtube.com)
オリンポス12神をざっくり紹介〜絵画鑑賞のためのギリシャ神話〜 (youtube.com)
参考:
『ギリシア・ローマ神話』神名対照表 (fc2web.com)
それにしても、まるで、今回のパリオリンピック(オープニングセレモニー、主催者)は、21世紀の「理性の祭典」のよう。
抜粋:
1793年11月10日、ノートルダム大聖堂の内陣中央に人工の山が設けられ、その頂上にギリシャ風の神殿が建てられ、その四隅にはヴォルテール、ジャン=ジャック・ルソー、シャルル・ド・モンテスキューといった啓蒙思想家たちの胸像が設置されて神殿のなかから「自由と理性の女神」に扮したオペラ座の女優が現れるといった趣向で「理性の祭典」が始まった[1][3][4]。
キリスト教の祭壇が取り壊されて「自由への祭壇」が設けられ、大聖堂の扉の上方には「哲学へ(et de la philosophie)」の碑文が石に刻まれた[5] 。祝祭の少女たちは白いローマ風のドレスとトリコロール(3色)の帯を身にまとい、「自由に扮した」理性の女神のまわりを動き回った[6]。真実を象徴する祭壇の上では、炎が燃えあがった[7]。
女神像は、偶像崇拝を避けるため彫像ではなく、実際に生きている女性たちによって描かれた[注釈 1]。赤いボンネットをかぶった女神は、白いドレスに青いマントを身につけて、手には黒檀の槍を持ちつつグリーンに彩色された玉座におもむく[4]。そこに「狂信はいまや正義と真理に決定的に席を譲った。今後司祭は存在せず、自然が人類に教えた神以外に神は存在しないであろう」というアナウンスが入ると、革命賛歌の歌声が聖堂全体に響きわたった[4]。
やがて、群衆が狂喜乱舞する祝宴が繰り広げられた[4]。そして、パリではその役割は「挑発的に」服を着たといわれているモモロ自身の妻ソフィーによって演じられた[8]。これについてイギリスの歴史家トーマス・カーライルはこう述べている、「(彼女は)『理性の女神』のなかでも最高の女神となった。けれども、彼女は歯が少し欠けていたけれど」と[9]。こうした「理性の祭典」はパリの各教会はじめ地方の主要都市でも、あたかも即興演劇の様相を呈しながら、以後数か月にわたって開かれつづけた[4]。
(中略)
「理性の祭典」は、記録によれば、民衆が反宗教劇を酒肴におおいに飲み、熱狂的に歌い踊るカーニヴァルのような連日のお祭り騒ぎであったという[4]。「理性」への寺院や教会堂の献納、銀器の奉納、聖職者の棄教、「自由の殉教者」に対する崇拝、反キリスト教的な行進や行列など雑多な要素を含んでいたが、すべてにわたって規則の欠如とその誇示とを特徴としていた[2]。すなわち、偶像破壊と仮装舞踏会を体系化したような内実に伝統的・民俗的な祝祭が融合し、無神論的で無政府主義的な性格を有していたのである[4]。
フランス革命期における非キリスト教化運動 - Wikipedia
ナポレオンが大物になった背景-9(「理性の祭典」~皇帝) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
映画『メトロポリス』が作られてから約100年-11(ナポレオンと新古典主義の建築家たち) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
仮置き:
【ギリシャ神話】男と女、両方の体を持つヘルマプロディトスと森の精サルマキス〜クラシック音楽を聴きながら美術鑑賞しよう〜 (youtube.com)