Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

キッチンの形の向き不向きは人それぞれ

2023年11月25日 | 

「対面キッチンだけは譲れない」→マイホーム完成後に後悔…。あこがれの「おしゃれなキッチン」の“現実”(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) - Yahoo!ニュース

不覚…。おしゃれさにこだわった結果、キッチンが不便に ドラマや映画で見るキッチンはとてもおしゃれなことが多く、とくにアイランドキッチンには見とれてしまいます。「家を建てるときはこんなキッチンにしたい!」と思っている人は多いのではないでしょうか? そのようなあこがれだけでキッチンを選んでしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあるのです。

対面キッチンは動きにくくなる可能性も

図面で見ていたときには、広々とした使い勝手のよいLDKになると思っていたのに、完成してみたら「キッチンがこんなにせまいと思わなかった!」と後悔するご家庭もあります。 「対面キッチン」にこだわりつつ、リビングスペースをできる限り広くとろうとすると、キッチンの通路は最低限でいいだろうと考えてしまいます。とくに16帖程度のLDKでは気をつけてください。

図表1は、ご夫婦とお子さん2人の4人家族のご家庭で後悔することになった間取りの例です。寸法を入れるとよくわかります。

調理のための通路は、1人で立つことを想定すると、80~90cmでいいとされています。図表1のように対面キッチンを設置すると、背面に食器棚やカップボードを設置できないので、食器の出し入れをするたびにダイニングへ行くことになりますね。その途中に65cm×65cmの冷蔵庫があると、通路がとてもせまくなってしまうのです。

(後略)

 

先日書いた、

「小さい家」を建てるなら - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

では、リビングの収納について書きましたが、今回は、キッチンについて。

昭和の家の多くは、キッチンは独立型が定番であったと思います。

対面式キッチンがあるのを観たのは、70年代前半。私が小学校高学年で、叔父一家が友人に借りたという軽井沢の別荘に行くのに、誘ってもらったとき。

広いリビングに、対面式のシンク、調理台、ガスレンジ。おしゃれだとは思いながら、「アメリカのマネ?もし毎日このキッチンで調理をしたら、部屋に匂いが付きそう。別荘で、ごくたまに使うから、こうしたキッチンでもよいのか。」と思っていました。

あれから10年過ぎたころから対面式キッチンはまずはマンション、ついで戸建てで取り入れられてきました。

 

しかし、私は「対面式キッチン」を良いと思ったことはなく、最初に住んだ賃貸集合住宅のキッチンは8畳の独立型キッチン、2軒目賃貸集合住宅も6畳の独立型キッチン、25年前に建てた家は8畳の独立型キッチン、そして5年前に立て替えた家は4.5畳弱の半独立型キッチン(LDKがL字型のため、でっぱり部分をキッチン)にしました。

建て替えの家は、私のプランでは、キッチンとリビングの間は天井までオープン(一部杉柱数本をはめ込み)にする予定でしたが、防火地区の規定だか何かで、天井から50cmの垂れ壁をつけることになっていたこと大分後になって気づきました。

これは、設計者側の説明不足だったので、非常にがっかりしましたが、「垂れ壁があると、油もリビングに行きづらくなる」という利点を生かし、キッチンとリビングの間に壁をつくり、入り口は広く開けたうえ木枠をつけ、カーテンや暖簾なども付けられるようにしました。

結果は、面倒で結局カーテンも暖簾もつけていませんが、より好みのキッチンになったので、満足。

実際建った後考えれば、最初のプランどおりだたら、ごちゃ付きやすいキッチン部の方が目立ってしまうだろうと思えたし、キッチンとの境に、垂れ壁と若干の壁、木枠をつけたことで、視覚の錯覚でリビング部が広く見えるようになっていたと思うのです。まさに、怪我の功名。

と言っても、昔は8畳のキッチンだったところを、4.5畳弱に減らしたので、ダイニングテーブルは処分して可能だったキッチンです。

(システムキッチンのレンジと調理台、シンクの部分から後ろの作り付け食器棚等と冷蔵庫までの間は135、115㎝くらいありなので、少し広めの対面キッチンをリビングの横に独立させたようなもの。シンク部の前と突き当りには窓があります。)

 

上記の記事は、奥行がない対面キッチンの話ですが、コメント欄を観ると、「キッチンの使いやすさは人による」ということがわかります。

なお、私の友人たちや、youtubeで欧米の平均的過程のキッチンは、ほとんど独立型キッチン(独立型キッチンでなくとも、レンジ等が壁付け)のように思います。リビングに面した対面式キッチンやアイランドキッチンは、映画などでは、リゾート地の邸宅などでしか、私は観た記憶がありません。最近はどうなのかわかりませんが。

 

オマケ:

「小さい」と言っても、日本の住宅より広いものも多いですが、海外と日本の小さな家、フラットの紹介動画を。

NEVER TOO SMALL - YouTube

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