前回の記事
革命と戦争、コルシカとカルボナリ-6 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
で、紹介した日本語版wikipediaに、
「シャルル10世やメッテルニヒはボルゴがフランスの自由主義の背後にいると非難をした」という文言が出てきます。
「反ナポレオン」と言われているカルロ・アンドレア・ポッツィ・ディ・ボルゴは、実はナポレオンを成功に導いた「黒幕」だったと、私は思うようになっています。そもそも、ナポレオンの家より、ボルゴの家の方が格が上。
これまたと「敵対していた」と言われる、フィリッポ・ブォノローティの黒幕も、ボルゴだと思います。
カルボナリはメンバー同士が、「良い従兄弟」と呼んだらしいですが、ナポレオンの改名前の苗字Buonaparteは、Buona(良い)parte(一部→分家)ともとれます。
ボルゴ家はボナバルト家の遠縁であり、ついでに言うとブォナロッティの苗字Buonarrotiも前半がBuonaで、こちらもナポレオンと縁戚あり。
(参考:
革命と戦争、コルシカとカルボナリ-4 - Various Topics 2 (goo.ne.jp))
抜粋:
As a secret society that was often targeted for suppression by conservative governments, the Carbonari operated largely in secret. The name Carbonari identified the members as rural “charcoal-burners”; the place where they met was called a “Barack”, the members called themselves “good cousin” while people who did not belong to the Carbonari were “Pagani”. There were special ceremonies to initiate the members.[1]
仮置き:
フランス革命に関わったフリーメイソン達・フリーメイソンも「駒」では? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
マリー・アントワネットと女官長マリー・ルイーズの真実-美化されていたマリー・ルイーズ - Various Topics 2 (goo.ne.jp)