Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ニューカレドニア暴動に思う-1

2024年05月17日 | 海外ニュース・できごと

ニューカレドニアで暴動が起こっています。

【一体何が?】「天国に一番近い島」ニューカレドニアで暴動が深刻化 日本関連企業にも被害が…日本人観光客も足止め - YouTube

Deadly riots in New Caledonia trigger state of emergency | The Pacific (youtube.com)

 

1989年、たまたま濃霧でシドニー空港で足止め4時間となったとき、オーストラリアへ遊びに来ていたフランス系ニューカレドニア人一家と知り合いました。

シドニー空港で出合った姉弟 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

24年ぶりに再会したアンソニー君 / マイケル・プロンコ氏のコラム - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

姉弟は、大人になってニューカレドニアを離れていますが、ご両親は今もニューカレドニア。

追記:ご両親宛てメールは迷惑になると思い、息子さんに確認のメールをしたところ、ご両親は昨年11月に南仏に移住したとのことで無事だとわかりました!

 

今回の暴動も、「知っている人がいないから」ではなく、「知っている人がいる」からこそ、ニューカレドニアの問題の報道や解説は、そのまま受けとる気になりません。フランス系ニューカレドニア人も様々です。
「ロシアや中国、アゼルバイジャンがバックにいる」と流すニュースなどは、本当に現在危険な目に会っている人たちに必要なニュースでしょうか?

これで「暴力」がやみますか?

 

1988年にこんな事件がありました。

1988年ニューカレドニアで何があったか-映画『裏切りの戦場 葬られた誓い』 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

マクロン大統領が、「ニューカレドニアに10年以上暮らすフランス人に選挙権を与える」と言っていますが、カナック族の独立派のメリットとなることは何もないなら、不満はふくらむばかりです。

ニューカレドニアでの暴動勃発─「予見できた」とされる背景(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

抜粋:

パリの国民議会では、ニューカレドニアに10年以上暮らすフランス人に、現地での選挙権を与える憲法改正案が審議されている。この選挙権拡大の見通しについて、カナック族の独立派は「自分たちを少数派においやるもの」ととらえ、怒りの矛先を向けている。 5月15日、マクロン大統領はニューカレドニア全土に非常事態宣言を出し、「どのような暴力も容認できない。共和国の秩序を取り戻すため、容赦ない対応措置をとる」と大統領府は発表している。


おなじ独立派がいるコルシカでは「独立」は認めないものの、気を遣う。

90年代に南太平洋でフランスが水爆実験を行いましたが、「本当は最初、コルシカで実験をしようとして反発され、南太平洋での実験となった」と書いたものを詠んだことがあります。

 

参考:

「反ユダヤ主義が高まっているからコルシカにユダヤ人移住を」…!? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

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