4月7日の記事「バイバイ~ん、交通科学博物館」で今年1月末に観てきた交通科学博物館のことを書いて、きのうの記事「徒然煙草かざぐるま6号」で、2010年7月31日に大阪・舞洲で開催された「MISIA星空のライヴVI ENCORE 2010 International Year of Biodiversity」に連れて行った「かざぐるま5号」のことを書いたという成り行きから、今年1月の舞洲見学のことを書くことにします。
まずおさらい。
2008年7-8月の大阪遠征のとき、こちらで書いたように、私はライヴの前に「舞洲スラッジセンター」と「食品サンプル博覧会」を観ようと思っていたのですが、国立国際美術館に行ったり(記事はこちらほか)、大阪城(記事はこちらほか)に出かけたりしているうちに時間がなくなってしまい、結局、コスモスクエア駅から乗ったシャトルバスの中から「舞洲スラッジセンター」を汚れた窓越しにケータイで写真を撮ることしかできませんでした。
しかも、「舞洲スラッジセンター」だと思っていた施設が、実は「大阪市環境局 舞洲工場」で、「舞洲スラッジセンター」とは別物だったという落ち付きでした
ということで、今年1月の大阪遠征の一つのメニュー、「舞洲でフンデルトヴァッサーを愛でる」です
私がフンデルトヴァッサーといういかにもドイツ的な名のアーティストを知ったのは、1999年末に埼玉県立近代美術館(MOMAS)で観た「フンデルトワッサー展 楽園を求めて - 絵画から建築へ」がきっかけでした。
こんな建築を造る人がいるという驚き以上に、こんな建築を造ってもらう施主がいることの方が驚きだった記憶があります。
このときの「舞洲でフンデルトヴァッサーを愛でる」のことは、当日の記事「大阪に来ています」の本編と追記でザザッと書きましたので、きょうは、ちぃと粘着気味に撮影してきた写真を紹介することにします。
まず「大阪市環境局 舞洲工場」から。
5年半前に、シャトルバスの車窓から見えた煙突のどアップです。
やはり、この世のモノとは思えない佇まいですなぁ。
とても「ゴミ焼却場の煙突」には見えません。
もしかして、この煙突の根元に誰かが住んでいるのではないかと思ってしまいます。
でも、敷地内にはゴミ収集車が停まっていたりして、やはりここはゴミ焼却場なんだと再認識した次第です。
でも、やはり、「ゴミ焼却場」の常識を遙かに遙かに超えている建物であることに違いはありません
全景だと、ほら
「何かの間違い」としか思えませんでした。
遠景だけでなく、近くから観ても凄まじい
裏側に回ってみますと、
う~む…
それでいて、ゴミ収集車が出入りしているし…
まったくもって、う~む…です。
こちらの出入口を見ると、魔女が住んでいるのではないかと思ったりして…
でも、しっかりと掲げられた「みおつくし」が、この建物の所有者が大阪市であることを示しています。
しかも、この「大阪市環境局 舞洲工場」だけで終わらないところが、舞洲なんですな…
ということで、「後編」につづきます。
つづき:2014/04/12 大阪・舞洲のこと(後編)