新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

バイバイ~ん、交通科学博物館

2014-04-07 22:52:02 | ニュース

きょう、ネットで「大阪・交通科学博物館が閉館、1万人名残惜しむ」というニュースを見ました。

140407_1_01 そうか、昨日が最終日だったか…

ついに、こちらのリーフレット「お宝」化してしまいましたか…

140407_1_02 交通科学博物館が閉館することは、随分前から私の耳にも届いていまして、今年1月の大阪遠征の際、「最初で最後の交通科学博物館訪問」を旅程に組み込みました(この大阪遠征の旅程はこちら)。
JR弁天町駅から至近(っつうか真下)の交通科学博物館、この日(今年1月25日)閉館前に行ってみよかということなのか、家族連れで賑わっていました。

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ちょっと展示品を詰め込み過ぎ(敷地・建物が狭い)の感はありましたが、テーマパークっぽい鉄道博物館に比べていかにも「博物館」っぽくて、これまた良い雰囲気です。

例えば、架線に関する展示なんて、かなりマニアックで、私はホゲホゲでした。

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また、「展示用模型 蔵出し大公開展」コーナーは見所満載
天王寺駅のコンコースを飾っていたというつづれ織り「熊野詣」とか、

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二代目京都駅貴賓室にあったというシャンデリアとか、

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家畜運搬用「カ1500形貨車」の1/5スケール模型(大きい)とか、

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ときめきました

   

屋外の展示もナカナカで、復原された二代目京都駅駅舎の1番ホーム上家(うわや)は雰囲気満点です。

140407_1_08 さらに、プラットホーム上のこちらなんて、寝台列車がたくさん走っていた頃が甦ります。

140407_1_09の京都駅では、この洗面台がさぞや活躍したんでしょうなぁ…

また、こちらは、いかにも「交通科学博物館」らしい展示と言えるかもしれません。

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「給水栓」です。

蒸気機関車は、水蒸気の力で動くわけで、そのためには石炭と水が必要です。
そのを供給するための「水栓」です。

蒸気機関車が「企画もの」以外から姿を消した今、現役の「給水栓」を観ることはできないだろうな…

この「給水栓」を観ながら、大好き映画「ナチュラル」(蒸気機関車が給炭&給水するための停車中のできごとが大きな意味を持っています)を思い出した私でございました。

あと、こちらにはぐっと来ました

140407_1_11 寝台特急「日本海」のヘッドマーク

私にとって初めての関西旅行となったのは高校の修学旅行でして、帰りは大阪駅から寝台特急「日本海」に乗って秋田へ向かったのでしたっけ…
ちなみに往路昼間特急「白鳥」でした。
ひたすらトランプに興じていた気がするなぁ…

   

きのう閉館した交通科学博物館は、京都に移転して、「京都鉄道博物館」として再生するとのこと。

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あの「梅小蒸気機関車館」(訪問記こちら)と一体になったら、かなぁ~り 魅力的博物館になりそうデス

小さい頃から何度も「交通科学博物館」に出かけた方々にとって寂しいことかもしれませんけれど、2016年春を楽しみに待ちましょう

【追記】諸事情により、ちょいと追記します。

この「交通科学博物館」の展示は、その名のとおり、「鉄道」だけでなく、飛行機(下の写真はこちらの記事でも登場した「誉」エンジン)とか、

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(下の写真は、私も乗ったことのある青函連絡船・八甲田丸の模型)とか、

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クルマ(下の写真はダイハツ・ミゼット)も展示されていました。

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こうした展示物は、「京都鉄道博物館」に居場所を見つけられるのでしょうか?
これらの鉄道以外の展示物の多くが「鉄道博物館(旧・交通博物館)」の所有だっただけに気になるところです。 (2014/04/08 22:14)

コメント
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