先週金曜日から天皇陛下の傘寿を記念した「春季皇居乾通り一般公開」が始まって、今週末に出かけてみようかと思っていました。めったにない機会ですからねぇ。
ところが、きのうの正午のNHKニュースを見て、一気に気分が萎えました
なんですか、この人の群れは
もう、こりゃダメだ… とすんなり断念して(なにせ「私は行列に並ぶのが嫌いです」ですから)、近所の桜祭りを見物に行きました。
最寄り駅から別所沼公園までの暗渠上にある「花と緑の遊歩道」を会場に、恒例の「西南さくら祭り」が開催されていまして、今年も手作り感に溢れるさくら祭りが展開されていました。
地元小学生の金管バンドの演奏あり、ミニSLの運行あり(煙の臭いが感慨深い…)、花まつりあり(私、仏教系の保育園でしたので、幼少のみぎりに甘茶かけをやりました)、野点(のだて)ありで、かなり賑わっておりました。
この際ですので、別所沼公園へ足を伸ばしました。
と、別所沼の様子が変
干上がっているようです
なんでもかいぼりを実施中だそうで、生息している魚は、こちらへ一時避難中でした。
さて、別所沼公園では、あちらこちらでレジャーシートが敷かれて、花見の宴会も花盛り
ソメイヨシノは盛りを過ぎた感じでしたが、八重桜は今が盛りでした
八重桜の花びらがかわいらしい
さて、もと来た道をたぁ~らたぁ~らと引き返し、以前から気になっていたスポットに行ってみました。
沼影観音堂(リンク先に載っている地図が間違っています)こと「鶴住山廣田寺」です。
今の場所に住み始めて十数年経ち、毎朝のように隣の道を通っているのに、未だ行ったことがないという穴場。
先日、ふと沼影観音堂のことを調べてみたら、創建は戦国時代にまで遡るのだそうで、こりゃ行ってみなければ と思った次第。
ちょうど桜も咲いていることですし…。
4月6日から「御開帳」ですって
う~む、一日違い…
こりゃ、出直すしかありません…
ということで、きょう、大宮に行ってブランチ&買い物して、久しぶりに(第1期改修工事のため半年間休館していた)埼玉県立近代美術館(MOMAS)で企画展「ピカソと陶芸」とMOMASコレクション(常設展)を観たのち、天候を気にしながら(傘は持っていました)、沼影観音堂を再訪しました。
きのうは閉じられていたお堂の扉は開かれていたのですが、お堂の中には超無愛想(こちらが挨拶しても知らんぷり)なオヤヂが2名ほどお茶を飲んでいて、超雰囲気悪し…
ご本尊の「木造観音立像」(鎌倉時代の作と推定されているらしい)を間近に拝観する状況ではなく、そそくさとお参りして、沼影観音堂を後にしました。
う~む、、、印象悪い…
それにしても、きょうは寒かった…
今年の桜、見所タイミングが週半ばで、かつ、短くて残念でございましたなぁ…