「大阪・舞洲のこと(前編)」のつづきは、大阪市環境局 舞洲工場からほど近い場所にある「大阪市建設局 舞洲スラッジセンター」です。
「スラッジセンター」とはどんな施設なのでしょうか? 1月25日の記事「大阪に来ています」では、「下水処理場」と書きましたが、かなり不正確でした。
大阪市の「舞洲スラッジセンター」のサイトによれば、
下水処理場には汚水を処理する『水処理施設』と、汚水を処理するときに発生する汚泥を処理する『汚泥処理施設』があります。
家庭や工場から出た汚水や雨水は下水道管を通り下水処理場へ集め、処理し、川に放流します。
で、
汚水を処理するときに発生する汚泥は、濃縮⇒消化⇒脱水⇒溶融又は焼却しています。
この汚泥を処理する施設が、このスラッジセンターなのだとか。
う~む、勉強になります。
それでは、「舞洲スラッジセンター」を一周してみましょう。
まず正面から。
公園の入口で見かける自転車侵入防止用の柵(何と呼ぶんだろ)も、ここではユニークでした。
このゲートなんて、汚泥処理場の入口とは思えませんナ。
施設の北東にあるこちらの建物は、チケット売場に見えてしまいます。
それにしても、ひとけがない… 皆無ってヤツ…
クルマもほとんど通らないし、それでいて目の前にはとんでもない建物が立っていて、
なんだか夢の中にいるようでした。
と、こんな看板を発見
セアカゴケグモぉ~
さらに、
チャドグガぁ~
幸い、私はこうした「害虫」に遭遇することはありませんでしたが、お出かけの際にはご注意くださいませ。
ちょっとびくびくしながらも、舞浜スラッジセンターの周回を続けます。
舞浜スラッジセンターの煙突も、「舞浜工場」のそれに負けず劣らず凄い
根元に巻き付いているベルト(?)は、通路になっているのでしょうか?
でも途中までしかないのは何故なんだろうか?
もしかすると、「煙突に上るための通路」ではなくて、スラッジセンター本体に付属している外階段なのかもしれません。
敷地の西側はポケットパークになっていました。
四阿(あずまや)があったり、
噴水があったり、、、
ただ、周りがあまりにも殺風景で、憩うにはちょっと…の感ありでした。
と、交通費だけの出費なのに、かなり楽しめた「舞洲でフンデルトヴァッサーを愛でる」でございました。
公共交通機関を利用した「大阪市環境局 舞洲工場」「大阪市建設局 舞洲スラッジセンター」へのアクセスは、以下のとおりです。
JR大阪環状線西九条駅⇒市バス81号乗車約20分⇒「アミティ舞洲」下車
JRゆめ咲線桜島駅⇒北港観光バス「舞洲アクティブバス」乗車約7分⇒「環境局前」下車
南港ポートタウン線コスモスクエア駅⇒北港観光バス「コスモドリームライン」乗車約10分⇒「環境局前」下車
どちらの施設も、一般市民の見学を受け入れているようですので、興味を持たれた方はぜひどうぞ