「民主主義 少数派に」ー26日、日経朝刊一面に言葉を失う。
抑制された紙面が特徴の同紙が世界をバッサリと。ハンガリー、
アルバニアなどかつて社会(共産!?)主義国落第生が、あいつぎ
民主主義の殻を自ら打ち破っている。(最近では、ベラルーシの
ザマが見本だ。)スウェーデンの調査機関によると、19年、民主
主義国87に対し、非民主主義国は92にのぼる。選挙を通じて
選ばれた政権が民主主義を壊すのは、90年前に見た。ドイツ。
第一次大戦の賠償、経済疲弊からナチス台頭を許した。
米中も、こうした事態にどう対処するか。EU内の揺れも収め
られるか。あまり報じられぬが、西アフリカでも大統領が多選
禁止を破っている。こうして見ると、例外はタイか。安定した
国情の見本だったが、若者たちが王政に「NO」を突き付けて
いる。われらに「王」は無用、と彼らが叫ぶのは健全なように
見える。(ハンガリーでは、新しいニュースサイトを若者たち
が作った。政権に近い実業家が従来のサイトに介入してきた、
ためだ。)
・・・ 民主主義とは。手近の名言辞典から。( )内アンキを。
Democracy used to be wonderful
but now( it has got into the wrong hands).
(1980、BBCラジオ)
心当たりがあるような。では、どうする。
People who want to understand democracy should (spend
less time in the library with Aristotle
and more time on the buses and in the subway).
(Strunsky1879~1948 NTのeditorialを長年、担当した)
誰か昔、言いました。書を捨てよ、町を出よう。
寺山修司だった。趣旨は上記そのものだ。
さすが !? 寺山