< たまに本業を離れまして。
なつかしや。 最首さん、オジサン世代には学生運動のリーダー、
のちには「元全共闘の教授」=8日毎日読書欄。この頁は忘れ
られたような !?人物にも光を充てる。だから当方のお気に入り。
毎日らしい企画。第4子・星子(せいこ)さんはダウン症で今では
視力、言葉を失ない歩けない。書評するのは著書「能力で人を分け
なくなる日ー命と価値のあいだ」=創元社刊。 記事は言う。書には
生きることの悩みが飾らない言葉で語られている、と。>
記事に人物二人を思う。水俣病研究の宇井純(2006年、74歳で没。
公害講座では「お代は見てから」と後払いだった。)と、
経済学の宇沢弘文。後者は、経済学でノーベル賞をもらうはずの
初の日本人という文脈上に現れる。
他人様に言えたガラではありませんが、上記3人=非エリ
ート東大卒トリオ=に関しての書を少し読んで
みては、いかが。損はしません。宇沢さんの書のtitleには「人間」と
あるのは他の経済書に例を見ないのでは。水俣、成田闘争とも現地に
真っ先に駆けつけた東大staffは宇沢さんだとか。