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ショパンはなぜ死んだか 残る心臓にDNA鑑定?/バザリア学芸賞に日本人ジャーナリスト

2008-06-30 10:58:04 | Weblog
 39歳の若さで1849年、亡くなったショパンは、心臓が故国ワルシャワの教会に保存されている。結核が原因というのが通説だが=AFP・時事(30日付DailyYomiuri)。

 医師のあいだで、死因は別という声が強くなった。cystic fibrosis嚢胞性線維症が病名(らしい!)。先天的な病気で、粘液が多すぎて肺を詰まらせる。

 ショパンは、身長1.7mあって体重たった40㌔。小さいころから虚弱で、肺感染症になりやすく、せき込みがちで、ぜいぜいしていた。これは、典型的な症状、という。

 心臓は水晶の壷にアルコール漬けになっている。科学的なチェックを求める声の一方で、そこは国の象徴のこと。わざわざ科学のメスを入れるなんて、という抵抗があることも確か。

 ▽大熊一夫さん(1937生)。死神、インサイダー‥なぞに思い当たる節のある人は、ぜひ参考に。この名が記憶にあるのは相当なお年か。朝日新聞記者時代の30歳台にアル中患者を装い、精神病院にもぐり込み、実態をルポで暴いた。その大熊氏が、イタリアの精神科医の名を冠した賞で第一回受賞に輝いた。ルポはじめ、長年の活動が評価され、米、豪のライバルに先んじた。現地の授賞式(賞金2万ユーロ)では、イタリア語でスピ-チをした。勤務先では定年まで勤め上げることなく、50歳台で退職し、研究者としてテーマに打ち込んだようだ。ルポの手法はじめ、批判はあっても、現実と大胆に取り組んだのはだれしも認めよう。今の世の中、ハケン現場はじめ、バクロする材料に事欠かない。ねぇ、後輩諸氏!=受賞については、ニュースサイトJANJANによる。JANJANさん、有難う。
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