糖分などの焦げ付きや、食品に含まれる油分やタンパク質が電子レンジの庫内に飛び散る事でおきる電子レンジの汚れの大きな原因は「酸性」の汚れだそうです。
食品には水分が含まれているため、温めると水蒸気が出ますが、これが水垢になります。
水垢は蓄積すると落としにくくなってしまうため、こまめなお手入れが大切です。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤と、汚れの成分と真逆の性質を持った洗剤を使い、中和させてきれいにするのがポイントだという事です。
加熱後は扉を閉めたまま15分前後放置して水蒸気を庫内に充満させることで、硬くなった汚れが浮き上がるので、布巾などで汚れを拭き取ります。
可能であれば、ここ迄ならないうちに使って汚れたらその都度掃除をするのが一番ですね。
ところで食品電子レンジから嫌な臭いがする、臭い取りをしたいという時、レモンやオレンジを使うと良いという事、ご存じでしたか? 私は知りませんでした。
柑橘類に含まれている「リモネン」には消臭効果があり、電子レンジの嫌な臭いを消臭できるので、傷んだものや賞味期限切れで食べられないものを掃除に活用すると良いそうです。
消臭のみであれば、拭き取らずに終了でもOKという事です。