ゴールデンウィークも後半戦、どこもかなり混雑したようですね。
息子たちも乗車率100%を超す新幹線で今日帰途に就きました。
時間は有限だという理由からか、休暇にはびっしり予定を入れてしまい、ゆっくりするのが苦手な日本人は多いです。
私もせっかちなので、毎日じっとしている事は少ないです。
何もしないでテレビを見続けるのも苦手なほうだし、洗濯物をたたみながらふっと、「メールきてたなあ、返信しなくちゃ」とか、「出かけるんだからあれとあれをついでにして」などと・・・。
しかし、現在欧米でトレンドになっているのがオランダ発のニクセン(niksen)。
リラックスの方法だそうです。
「niksen」は「何もしない」を意味する動詞で、「目的なしに何かをすること」で心身がリラックスできるようになるといいます。
窓の外をぼーっと眺めたり、ソファに寝そべって音楽を聴いたり、近所をぶらぶら散歩したり……。
次の予定や今抱えている問題をいったん離れて、心を浮遊させるんですね。
これは一人でできるし、余計な労力を伴わないし、日本人にも取り入れやすいかもしれません。
さらにニクセンは、ひらめきを生み、創造性を高める手法としても注目されています。
何もしていない時でも脳は情報を処理しているので、ぼーっとすることで脳の処理能力に余裕が生まれて、良い考えが生まれたりするらしいです。
だらっと目を開けて、だらっと目の前を見て、酸素をすって、二酸化炭素をはいてるそんな自分、どうですか?
安心感というか、満たされてる感を感じる「とっても贅沢な時間」になるようです。
はたして私はうまく切り替えていけるかどうか? ちょっと自信はありません。