宿命と運命はどちらも自分の意志に関わらずやってくる避けて通れないものです。
しかし、宿命は、変えようがなく「生まれつき宿っていること」つまり生まれた天分のようなもの。
一方、自分の意思や行動によって、いかようにも変えることができるのが運命。
“運命”は「“命”を“運ぶ”と書く。
これは薬師寺執事の大谷徹奘師の日めくりカレンダーにも書かれている言葉です。
自分が行きたいところへ自分の命を運んで行く。命は動いて止まらず変化し続ける。だからいい方向に変えねばならない。
ピンチの時こそ尻込みせず、自分の運命を作って行くと良い。
運命とは、定められて仕方なく辿るものではなく、生きてから自分で経験して、加えていく道のりのことだそうです。
自身の不運に勝ちたいと願ったときには運が動くそうですから・・・。
「自分はついているんだ」と常に前向きに考えて運を動かしていきたいものです。
宿命には素直に従い、運命をさらに生かしていきましょう。