今日は少し薬のお話・・・
「薬(クスリ)」は反対から読むと「リスク」となるように、多すぎると危険だし、少な過ぎても身体には効かない。
薬といわれるものの中にも、生薬は、天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく用いる薬のことで、漢方薬とは、中国医学の一種で、処方される医薬品のことなので、生薬だけを直接摂取することは少なく、漢方薬として処方されたものを基本的に使用するのが一般的なのだそうだ。例えば漢方薬にあたる葛根湯は基本方剤である桂枝湯(桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草)に葛根・麻黄を加えたもののことをいい、生薬とは甘草や生姜のことをさす。なるほど。。
薬局(ドラッグストア等)から出される薬は、一般用医薬品といい、お医者さんから頂く薬は、医療用医薬品という。それぞれ特徴があり、それぞれにはその特徴を活かした使用方法があるようだ。というのは、医療用と一般のそれとを比較するとやはり医療用のほうが強い(濃い?!)という。またある先生によると「抗生物質はびしっと使い、漢方薬は丁寧に使うのが良い。年をとってくると漢方薬を上手に使いこなす方が、身体にも負担をかけることが少ない」ようだ。
なるほど、薬の世界も奥が深い。