百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ビワマス

2012-07-20 22:16:50 | Weblog
「ビワマス」とは琵琶湖固有のサケ目サケ科の淡水魚。
成熟には2~4年必要で、大きいものは70cm以上になるという。
先日、雌の三倍体にも成功し(染色体を三対にする技術)、年間を通じて安定供給を可能にした。

プレミア近江牛

2012-07-20 00:16:29 | Weblog
現在の日本の畜産の特徴は、輸入飼料なしには成り立たないという。
そんな中、「プレミア近江牛」という飼料自給率100%、粗飼料66%で育てられたという現実とかけはなれた肥育がなされ牛がいる。
それは、お肉屋さんと肥育農家さんとレストランと消費者の四位が一体となり、みんなが想いをひとつにすることによって何とかカタチづくられてきたものだ。
30カ月の肥育期間(今回は24ヶ月)はなかなか百姓にとって長い期間だ。
この世の中、二年先に何が待っているかなんて保証はない。そんな中、十年後、百年後に遺したい牛のあるべき姿を追求する熱い想いの人達がいる。何とも頼もしい限りだ。

トマト

2012-07-18 23:41:24 | Weblog
今朝、昨日収穫されたトマト3ケの食べ較べをした。
ひとつは
・有機栽培
ひとつは
・ハイブリッド(有機+化学肥料)栽培
もうひとつは
・慣行(化学肥料)栽培
やはり有機栽培のトマトは美味しく少し重い感じがする。
ハイブリッドと慣行栽培の違いは明確ではなく、心なしか
慣行栽培の方が水っぽい気がする。
糖度や酸味だけではなく、葉の厚さや葉に含まれるクロロフィルの量等
どういう違いを追求するのか今後明確にしていく必要がある。

梅雨明け

2012-07-17 15:14:08 | Weblog
今朝午前中に「近畿地方も梅雨明け」と梅雨明けが宣言される。今年は昨年より9日遅く、例年より4日早いようだ。
祇園祭もまさにハイライトを迎え、いよいよ夏本番!
暑さに疲れるか、頑張るかは自分次第!
熱中症には気をつけながらも、頑張りたいものです。

2012-07-17 09:07:38 | Weblog
苺は通常、白い花を咲かせます。
しかしピンク色や、やや赤色の花を咲かせる苺もあるようで、四季なり等もあり基本は鑑賞用みたいです。
しかし中には鑑賞だけではなく食べても美味しい品種もあり“観光農園型の苺園”には喜ばれているそうです。

2012-07-15 22:52:34 | Weblog
鮎の養殖は、滋賀 岐阜、徳島、和歌山、愛知、静岡で盛んである。
鮎は日本独特な食文化を夏に伝えてくれる。
塩焼きは、まずはお腹からそして背を、じっくり約1時間かけて炭火で焼くと良いという。
鮎独特のキュウリのような香り(キュウリウオ目)は、岩に着く藻を食べることによるものだそうで、ハラワタまで美味しいのもその辺に理由があるようだ。

花火

2012-07-14 22:08:29 | Weblog
花火は、私達に夏の風情を伝えてくれる。
中国で発明された「狼煙(のろし)」が花火の元祖らしいが、鑑賞用の花火の歴史は14世紀後半イタリアのフィレンツェに始まるようだ。

2012-07-14 00:20:18 | Weblog
蓮は何とも美しい。
花はもちろん、不思議な葉、沼の下にはあのレンコンが。
蓮の果実は「蓮肉(れんにく)」とも呼ばれ生薬に重宝される。
レンコンも最近は花粉症に効く成分を有しているといわれている。
晴れても雨が降っていても自然は何とも美しい。
そんな美しさに感動しながら、そんなことに感動できる瞬間(いま)に感謝。

味蕾

2012-07-12 23:27:17 | Weblog
魚にも味や匂いがわかるらしい。
味は味蕾(みらい)という部位で感じるようだが、人間のように口の中の舌にあるのではなく、鯰などは全身にそういう部位を持っているという。
鮭や鮎は生まれた河川を遡上するという、それは生まれた川の匂いを憶えているからのようだ。目隠ししても川の記憶を辿り遡上出来るようだが、鼻を隠すとわからなくなるという。

2012-07-11 21:40:34 | Weblog
今日は少し薬のお話・・・
「薬(クスリ)」は反対から読むと「リスク」となるように、多すぎると危険だし、少な過ぎても身体には効かない。
薬といわれるものの中にも、生薬は、天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく用いる薬のことで、漢方薬とは、中国医学の一種で、処方される医薬品のことなので、生薬だけを直接摂取することは少なく、漢方薬として処方されたものを基本的に使用するのが一般的なのだそうだ。例えば漢方薬にあたる葛根湯は基本方剤である桂枝湯(桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草)に葛根・麻黄を加えたもののことをいい、生薬とは甘草や生姜のことをさす。なるほど。。
薬局(ドラッグストア等)から出される薬は、一般用医薬品といい、お医者さんから頂く薬は、医療用医薬品という。それぞれ特徴があり、それぞれにはその特徴を活かした使用方法があるようだ。というのは、医療用と一般のそれとを比較するとやはり医療用のほうが強い(濃い?!)という。またある先生によると「抗生物質はびしっと使い、漢方薬は丁寧に使うのが良い。年をとってくると漢方薬を上手に使いこなす方が、身体にも負担をかけることが少ない」ようだ。
なるほど、薬の世界も奥が深い。