薬猟 2012-07-09 20:59:18 | Weblog 「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (額田王)」「紫のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆえに我恋ひめやも(大海人皇子)」は668年近江、蒲生野で行われた『薬猟』の時に読まれた歌だと言われている。 『薬猟』とは、男達は鹿の若角(鹿茸・ロクジョウという生薬)を求め、女達は野の薬草を摘む習わしのこと。