百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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「働く」ということを考える第五弾。

『紛争、貧困、環境破壊をなくすために
世界の子どもたちが語る20のヒント』
小野寺愛+高橋真樹 編著(合同出版)より
日本でよかったではなく、同情や哀れみでもない、
「わたしにも出来る」
「つながり、続く、みんなが住みたいと思える社会をつくる」
ことをそろそろ私達も一人ひとりが真剣に考え始めないといけない気がする。
ヒントとしては
・マカハ農園
・モンテッソーリ教育
・笑う権利! 等があげられ
今一度、考えたいのは
・共存の本意
・天井のない牢獄の平和
・「安易な回答」の根拠
・もっとも格差が激しい豊かな国?!の貧しさ 等々について。
「働く」ということについていろいろ角度を変えて再度整理してみたが、
人間が「働く」理由は様々であり、お金のため、社会のため、自己実現のため、・・・
確かにそうだが、どう『生きる』のかによるように思う。

『生きる』とは・・・、またまたの難題だが、「どう生きたいか!」をもう少し探ってみたい。

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「働く」ということを考える第四弾。
『儒教と負け犬』
酒井順子著(講談社)より
儒教は宗教ではなく、道徳であり「孔子を祖とする教学(儒学の教え)」であり、学問に即して人間はどうあるべきかを説いている。
生きることは苦しいこと(インド)
生きることは楽しいこと(中国)
日本はその両極の中で、生きることは苦であり楽でもあるとしている。
また「自然のままにのびのびと」とする老子や荘子の教えと
「自然は未開で野蛮、人工、人為的な世界が優れている」とする孔子の教えとは相反することも今一度認識しておく必要がある。
儒教は、中国⇒韓国⇒日本と伝播するが、それぞれの国で独自の進化をとげ、現代人の思考や文化、そして生活様式に影響を与えている。
上海、ソウル、東京のレポートを通してその共通点や相違点を把握するものの、常に変化し、それぞれの年代をとってみても差異のある現代社会において、未来はなかなか予測できないものの、どういう将来、未来観を持ち生きるか今我々に問われている。

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「働く」ということを考える第三弾。
働かない
「怠けもの」と呼ばれた人たち』
トム・ルッツ著(青土社)より
「働くこと」と「怠けること(働かないこと)」
・・・・・勤労主義と怠け者(スラッカー)主義
・・・・・労働観の対極をなすが、単純な二元論に陥ることなく、我々は両極の間を揺れ動く(スペクトラムと表現されているが)という。
どちらが正しい、間違っているではなく、寅さんやハマちゃん(釣りバカ日誌)、のび太くんや山下清は、いつの時代もユーモアとウィット、アイロニーに富み、我々に勇気と元気とエールを与えてくれる。
「無条件の生存の肯定」・・・否定しまくって生きてきた人・・・否定されまくって生きてきた人・・・何か肯定の回路を発見したという感じ・・。』
勝ち負けではない人間の生きざまを今一度確認し、新自由主義が如何に人を生きづらくしているかいま一度自らに問いかける良い契機になった。

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「働く」ということを考える第二弾。

『対談 雨宮処凛 香山リカ
生き抜くこと(七つ森書館)より

『「ただ生きること」を全肯定する・・・・・「無条件の生存の肯定」・・・否定しまくって生きてきた人・・・否定されまくって生きてきた人・・・何か肯定の回路を発見したという感じ・・。』

勝ち負けではない人間の生きざまを今一度確認し、新自由主義が如何に人を生きづらくしているか、いま一度自らに問いかける良い契機になった。

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「働く」ということをしばらく考えてみたい。

『ほぼ日の就職論
はたらきたい。
(ほぼ日刊イトイ新聞 2008年3月18日)』より
099
十年間、毎日ずうっとやって、
もしそれでもモノにならなかったら、俺の首やるよ。

吉本隆明(詩人・思想家)

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戦後の慣行農法は農産物の見た目やその収量をあげるために工夫されてきたが、その結果「農民たちはこの数十年間、人間のからだに総合ビタミン剤と抗生剤を処方するようなやり方を、農業に対してもとり続けてきた。」(「ミミズの話」飛鳥新社)
化学肥料の多投は「化学肥料は作物を養うのに対し、有機肥料は土を養う。」と言われるように、土中の微生物数を減らし、団粒構造を壊す。
有機農業は土をつくり、その土は永続性を持つ、有機農業は農産物を間接的に育てているのであり、どちらかというと土を創っている農業ということになる。

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農はもっと身近な存在であるべきなのだろう。
というのは産業とはまた違う(生産現場であるが単なる生産現場ではない)存在であり、日々の“食”と日常の生活環境(空間)と、はたまた風景とまで繋がり、それぞれの価値を創り上げる存在なのではないか。
資源がない国といわれながら、豊富な水と移り変わりのある四季、温暖な気候は何より大きな天然な資源といえるのではないか。
またそれぞれの土地に根ざしていることから、決して安易に移動することは出来ない、故にそれぞれの土地とそこに住む住民と共に生きる“農”の在り方を重視すべきなのだろう。

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◇「百菜劇場のお米2011」のご案内
無農薬・無化学肥料栽培のお米です!!
○農とは何か?
○何を農に求めるのか?
○地域とどう生きるか?
○正解はあるのか?
○近道はあるのか?
いろいろ悩みながら、互いに切磋琢磨してきた畑に、田んぼ!
水に草に風に雨に悩まされながら、太陽や土や水、そして多くの人達に支えられお米になりました!

【百菜劇場のお米】
品種・・・コシヒカリまたはミルキークイーン
     (玄米・白米で販売いたします)
2kg: 1,380円
5kg: 3,300円
10kg: 6,300円
30kg: 18,900円

*重さは玄米での重さとなります。(精米すると1割ほど軽くなります。)
*受け渡し方法は事務局までお問合せください。
*郵送を希望される方は別途送料がかかります。
【ご注文・お問合せ】
百菜劇場事務局(根津・広部)
info【アットマーク】100seeds.net
0748-32-2820 迄

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「農+」からみえてくるものは、都会と地方の交流であったり、地方の活性に繋がりをもことが望ましい。
「農+」の役割は
・地域の活性(コミュニティの形成)
・次世代農業の提案(技術+経営+多様)
・新規就農者の育成(“ゆうき塾”の基盤づくり)
になるだろう。
地域が元気で、地方が明るくなり、それぞれがそれぞれにあった新しい多様な社会の提案をおこなうことが肝要といえる。

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農と消を繋ぐ役割というか、農と消を繋ぐ仕組みをつくり、お互いがサポートするというのはどうか。
栽培する人、またその栽培を教える人、調理をする人や加工をする人、新しい調理法や加工技術を考える人やそれを伝授する人、インターネットを活用した販売やお客様との対面販売等々、様々な視点から「農+」をみつめてみたい。
農と消が交差する中に「農+」の方向性がみえてくる気がする。

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