百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

紛争、貧困、環境破壊をなくす・・・・・

2011-10-21 20:03:10 | Weblog
「働く」ということを考える第五弾。

『紛争、貧困、環境破壊をなくすために
世界の子どもたちが語る20のヒント』
小野寺愛+高橋真樹 編著(合同出版)より
日本でよかったではなく、同情や哀れみでもない、
「わたしにも出来る」
「つながり、続く、みんなが住みたいと思える社会をつくる」
ことをそろそろ私達も一人ひとりが真剣に考え始めないといけない気がする。
ヒントとしては
・マカハ農園
・モンテッソーリ教育
・笑う権利! 等があげられ
今一度、考えたいのは
・共存の本意
・天井のない牢獄の平和
・「安易な回答」の根拠
・もっとも格差が激しい豊かな国?!の貧しさ 等々について。
「働く」ということについていろいろ角度を変えて再度整理してみたが、
人間が「働く」理由は様々であり、お金のため、社会のため、自己実現のため、・・・
確かにそうだが、どう『生きる』のかによるように思う。

『生きる』とは・・・、またまたの難題だが、「どう生きたいか!」をもう少し探ってみたい。

儒教と負け犬

2011-10-21 02:30:48 | Weblog
「働く」ということを考える第四弾。
『儒教と負け犬』
酒井順子著(講談社)より
儒教は宗教ではなく、道徳であり「孔子を祖とする教学(儒学の教え)」であり、学問に即して人間はどうあるべきかを説いている。
生きることは苦しいこと(インド)
生きることは楽しいこと(中国)
日本はその両極の中で、生きることは苦であり楽でもあるとしている。
また「自然のままにのびのびと」とする老子や荘子の教えと
「自然は未開で野蛮、人工、人為的な世界が優れている」とする孔子の教えとは相反することも今一度認識しておく必要がある。
儒教は、中国⇒韓国⇒日本と伝播するが、それぞれの国で独自の進化をとげ、現代人の思考や文化、そして生活様式に影響を与えている。
上海、ソウル、東京のレポートを通してその共通点や相違点を把握するものの、常に変化し、それぞれの年代をとってみても差異のある現代社会において、未来はなかなか予測できないものの、どういう将来、未来観を持ち生きるか今我々に問われている。