昨日、「環境への貢献は、資本生産性を左右しないため、当然BSには記入されず、産業の変化を促す圧力に決してならない。こうして、資本主義経済の中で自浄作用が働かないまま、農耕地の環境破壊は、深刻さを増していった・・・」 と記載したが、企業の環境への配慮や貢献について、その活動を企業力とみなし投資価値として判断する投資信託があるという。
それは言わずと知れた「エコファンド」であるが、そのファンドを日本で初めて10年前に立ち上げた筑紫みずえさんは、「“命”とは・・・」「“命”はぐくまれる環境とは・・・」について子育てをしながら考えた末、『金融を通して社会を変えたい!!』と思ったという。
彼女は金融機関の出身だが、金融機関へ就職する際の面接で「シェークスピアの『ヴェニスの商人』の金貸しの印象が強くて、金融業はあまり好きになれない」と話されたという変り種だが、その時の面接官も風変わりな方だったらしく、世界銀行が債権を発行して、第三世界にお金を回す仕組みがあると教えてくれたという。金融が社会の不平等を正す側面をもつ事を知り入行されたそうだが、「エコファンド」も同様に『金融が社会の環境に対する認識を変え、行動に変革をもたらし、いづれ世界をも変える!!』と熱き想いを持っておられる。
エコとエコノミーの両立、企業活動と環境活動の共生、規制というネガティブな発想から持続性とバランス感を企業力とするポジティブな企業への変革が可能だということは、現代の農業の変革も決して不可能ではなさそうだ。
それは言わずと知れた「エコファンド」であるが、そのファンドを日本で初めて10年前に立ち上げた筑紫みずえさんは、「“命”とは・・・」「“命”はぐくまれる環境とは・・・」について子育てをしながら考えた末、『金融を通して社会を変えたい!!』と思ったという。
彼女は金融機関の出身だが、金融機関へ就職する際の面接で「シェークスピアの『ヴェニスの商人』の金貸しの印象が強くて、金融業はあまり好きになれない」と話されたという変り種だが、その時の面接官も風変わりな方だったらしく、世界銀行が債権を発行して、第三世界にお金を回す仕組みがあると教えてくれたという。金融が社会の不平等を正す側面をもつ事を知り入行されたそうだが、「エコファンド」も同様に『金融が社会の環境に対する認識を変え、行動に変革をもたらし、いづれ世界をも変える!!』と熱き想いを持っておられる。
エコとエコノミーの両立、企業活動と環境活動の共生、規制というネガティブな発想から持続性とバランス感を企業力とするポジティブな企業への変革が可能だということは、現代の農業の変革も決して不可能ではなさそうだ。