ミネラルは、五大栄養素の一つとされ、人間の生命を維持するために重要な働きをしています。そのなかでも欠かせないのが必須ミネラル(マグネシウム、カルシウムなどの主要ミネラルと、亜鉛・銅などの微量ミネラル)といわれています。たとえば、成人が一日に必要なマグネシウム量は300mg、カルシウムは600mgといわれていますが、植物にとっても同じ比率のマグネシウムとカルシウムが必要なようです。人間の身体の約2/3をしめている水は、海水の成分バランスとほぼ同じといわれており(羊水は海水そのもの)、まさに体内に海そのものを持っていると言えます。更にいうと、地殻と海水、そして人体、さらに血液に至るまでそのミネラルのバランスはほぼ等しいといわれており、地球に生きるものはその母体の地球と同じバランスを保っており、不足したり、摂取しすぎは決して良くない、それは植物も人間も同じようです。