百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

NHK深夜番組

2006-04-04 20:39:35 | Weblog
先週の土曜日と日曜日の深夜に・矢沢永吉 THE LIVEHOUSE TOUR2005“ROOTS”~昨年開かれたライブハウス(小さな箱)中心のライブツアーのドキュメント番組と・スーパーライブ「ポルノグラフィティ in 因島」~ポルノグラフィティが故郷広島・因島市民会館で初めて開いたライブと彼等の廃校となった母校を訪ねるドキュメント番組。
僕は取り立てて、矢沢ファンじゃないけれど、1時間50分の番組に釘付けとなった。それは、彼の生きざま、彼の考え方、これからの彼の行く道が彼の鼓動と共に伝わってくる、まさしくドキュメント番組だったからだ。彼は常に動いていないと駄目だ、揺さぶりつづけるこの衝動をエネルギーに変え、これからもライブを続けると言い切る。会場には同年代から若い世代まで、男女を問わず大声で“エーチャン”と叫ぶ、30年間のキャリアは決して虚像ではなく、確かな実像だ。
ポルノグラフィティについても曲は知っている程度であまり興味なかったが、因島市がなくなるということで、故郷因島に住む子ども達(小・中・高)のために開いたライブの模様と廃校となった母校・旧因島高校を訪ね、当時を振り返るドキュメント仕立てのこの番組は、故郷への愛、故郷への想い、故郷への感謝、甘酸っぱい青春、将来の夢について、ライブを通して子ども達に語りかける中で、自らの考え方、生き方を再確認しつつ『夢の途中、まだまだ走り続けます!』という二人の宣言で終わる。
走り続けたエイチャンとこれから走り出すポルノグラフィティ、それぞれの志向やスタイル、キャリアには違いはあるものの共に“熱い”ものを感じさせてくれるドキュメント番組だった。
ありがとう“NHK”。
追伸 本日、野田さんの名刺入れを拾い、届けてくださった方、ありがとうございました。お名前や住所もお伺いせず、大変失礼いたしました。誌面をかりて、感謝いたします。


マルハナバチ

2006-04-04 01:16:38 | 農業
昨年、トマトの受粉には“マルハナバチ”さん達にお世話になったわけですが、“マルハナバチ”にも在来種と外来種があり、環境省は昨年12月7日、小グループ専門家会合を開き、授粉昆虫のセイヨウオオマルハナバチを特定外来生物被害防止法の『特定外来生物』にする方針を決めました(アライグマやマングースも『特定外来種』で、それらの輸入にともない国内の生態系が侵される怖れのある生物達のことを指し、輸入する場合も許可のある業者のみということになります。原則、飼育・輸入・保管・運搬等は出来なくなります)。私達は、逃亡防止策などの使用ルールを整備した上で、使用済み巣箱の適正処理(完全殺虫)に取り組むことを前提に、申請・許可の手順を踏むわけですが、受粉のためにホルモン剤を使用するか、“マルハナバチ”を今年も使用するべきか、まだ現在悩んでいます。トマトを栽培しているハウスは飛散防止シートを張っているので使用する上では問題はないのですが、決してハウスから外に出ないかというと、扉の開閉時等心配な瞬間がないことはなく、環境保全型農業の推進を志向しているにも関わらず、自ら生態系を壊すようなことはしたくないというのが本音で、かといってまた一昨年のようにホルモン剤の使用ということになると時代の逆行というか・・・なかなか現状まだ、どちらがいいか判断が出来ないでいるのです。