昨年、トマトの受粉には“マルハナバチ”さん達にお世話になったわけですが、“マルハナバチ”にも在来種と外来種があり、環境省は昨年12月7日、小グループ専門家会合を開き、授粉昆虫のセイヨウオオマルハナバチを特定外来生物被害防止法の『特定外来生物』にする方針を決めました(アライグマやマングースも『特定外来種』で、それらの輸入にともない国内の生態系が侵される怖れのある生物達のことを指し、輸入する場合も許可のある業者のみということになります。原則、飼育・輸入・保管・運搬等は出来なくなります)。私達は、逃亡防止策などの使用ルールを整備した上で、使用済み巣箱の適正処理(完全殺虫)に取り組むことを前提に、申請・許可の手順を踏むわけですが、受粉のためにホルモン剤を使用するか、“マルハナバチ”を今年も使用するべきか、まだ現在悩んでいます。トマトを栽培しているハウスは飛散防止シートを張っているので使用する上では問題はないのですが、決してハウスから外に出ないかというと、扉の開閉時等心配な瞬間がないことはなく、環境保全型農業の推進を志向しているにも関わらず、自ら生態系を壊すようなことはしたくないというのが本音で、かといってまた一昨年のようにホルモン剤の使用ということになると時代の逆行というか・・・なかなか現状まだ、どちらがいいか判断が出来ないでいるのです。
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