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塩ウニもらった

昨日、仙台の実家の母から小包が届いた。
A4ノート大の小ささで送料はチルド代込み890円。
一体何だろう?と思ってガサガサ開けると、
切干大根とパック入りの塩ウニとスモーク牛タンハーフ一本。
以上三点のみ。
塩ウニはパックの隅に片寄っていて、いかにも"ちんまり"というたたずまい。



とりあえずお礼の電話をかける。
切干大根は祖母の手作り。他のはたまたま値引きして売っていたから買って送ってくれたとのこと。
祖母の手作り品はさておき、たったこれだけ送るために送料890円も払ってくれたのー?悪いねー。
・・・などとどうせ送料かけるならもっとたくさん送ってくれればいいのに。
という暗黙の風を吹かせて言ったらその思いを察したらしく、塩ウニと牛タンの元値価格を教えてくれた。

「分かった?890円かける価値あるでしょ。」
ハイッ!確かに。私が悪かった。
塩ウニって高いのね・・・。自分で買ったことないから知らなかった。
「瓶詰めのは無いかお店の人に聞いたんだけど、パックのしか無いって言われたの。」
しかしやはり片寄っているせいで高級感は少々失せている。

早速夕食時に開封して、箸の先ですくってひとなめ。
確かにこれはウニの味が凝縮していて下手な生ウニよりもよっぽどおいしいかも。
三陸産ムラサキウニと塩だけで作られたこの塩ウニのおかげで、一升瓶に3分の1残っていた日本酒を全て飲みきってしまった。
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マーマレード作り詰め

私は一回(一鍋)で大体15個から35個位のマーマレードを作る。
人気のあるマーマレードはそれだけだとすぐ無くなるので、間を置いて何度か繰り返し作って年間販売する。
レモンマーマレードは今年に入って3回作ったがもう残り少ない。
しかし作るのは2日がかりで(皮の処理をして一日水にさらして翌日炊き上げるため)作業スペースも取るので、お菓子の注文で忙しい時は手が出せない。

ホワイトデーも確定申告も終わった先週は何故か忙しかったが、一段落ついた今週は毎日マーマレード作りだ。
「瓶詰在庫状況」のカテゴリーも果実の写真を入れたり説明をもっと詳しくしたりと改善しなければ、と思いつつ、思いつつなかなか進まない。

その前に早く杜屋のHP作らねば。
あぁその前に昨年10月作ったきりになっているカタログも新しくせねば。

・・・と焦ってばかりでも進まないので、今の時期のマーマレード作りが終わったらまとめて新作などをご紹介しようと思います。



≪今日の手ぬぐいシリーズ・15≫



明治元年から平成10年までの米価年代暦手ぬぐい。
いつどこでなぜこれを買ったのか全く思い出せないが、
「昭和28年NHKテレビ放送開始」「44年アポロ11号月着陸」「52年王本塁打世界新」など歴史の史実も書いてあってけっこうおもしろい。
米一俵の価格は昭和20年から21年にかけての値上がりが最も著しい。原因は終戦か。
ちなみに明治元年の一俵価格は1円69銭。
平成10年は15,805円。
ピークは昭和60年の18,668円。

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庭のプルーンの花

白く小さなプルーンの花。
日当たりが悪い上カミキリムシにやられて以来樹勢が弱り、咲く花の量も少ない。
いつの間にかさりげなく花開いていた。
健気でたおやかなその花もまた愛しい。

 

しかし何年経っても全く実がつかないので、一昨年プルーンの苗木を新たに一本買ってきて庭に植えつけた。
ところがあろうことか庭の手入れをしていた夫に雑木(うちの庭は得体の知れない木がたくさん芽生えている。野鳥が種を運んでくるらしい。)と間違えられて先端をちょん切られてしまった。(写真右)
そのせいか、幼木には新芽の面影すら見当たらない。
このまま枯れゆくか・・・果たして蘇るか・・・。
一概に夫を責めることは出来ない。何故なら私も自分で植えたブルーベリーの苗を雑草と間違って自ら刈ってしまった経験があるので。その苗はかろうじて再生した。
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庭のぼけの花

その名に似つかわしくない可憐な花の咲く「ぼけ」。
庭には白と赤の花が咲く2本植わっている。
まず花開いたのは白い方。
花弁にうっすら入ったピンク色がきれい。



白のぼけは開花が早い代わりに数える程しか花が咲かない。
しかし赤いぼけの花はわんさか咲いた。



たくさんの赤い色がなんとも鮮やか。
赤いぼけの木の横を生ゴミ置き場にしているので、きっと肥やしの成果が現れたのだろう。
そういえば去年、この木にひとつだけ実がなった。
「あれーぼけって実がなるんだー」と思っていたらいつの間にか無くなっていた。
きっと生ゴミ置き場に転がり落ちてそのまま紛れ込んでしまったのだろう。

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畑が見えるビール

相変わらず私は弱い。
「限定」というひとことに。

サッポロの限定醸造ビール「畑が見えるビール」
売り子のお姉さんの「ここにあるだけで終わりですよー。今なら抽選も出来ますよー。」との声にふらふらふらと引き寄せられ、つい買ってしまった。



「生産者の顔が見える原料100%使用」
それで畑が見えるビールか。そういう時代だよな~。

売り場で麦の穂のイラストのついた残りわずかなくじを引くと、
なんと1等!
「おめでとうございますー!今日1等初めて出ました!」
えっそうなの?でもこれ1等と2等しかないのでは・・・?

1等景品は美濃焼のペアビアジョッキ。
大きめサイズが私向き(?)

 

このビールの味は軽くさっぱり飲みやすい感じかな。
でもこれ麦100%ビールにしてはお買い得な値段かも。



≪今日の手ぬぐいシリーズ・14≫ 



愛知県の有松染めの豆絞り手ぬぐい。「かまわぬ」で購入。
色のにじみ具合に味がある。
普通の豆絞り手ぬぐいの倍の値段だった。
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苺アイスin杏酒

先日苺シフォンに添える用に作った苺アイスがまだ1タッパー残っていた。
今日は杏シフォンの注文が入っていたので、取り分けて余った自家製杏酒に苺アイスを入れてかき混ぜて食べる。
 
うまーい!
アイスというよりシャリシャリしてシャーベットに近い果肉たっぷり苺アイス、
そのまま食べるよりも杏酒に入れて半解凍状態で食べた方が断然いけた。
調子にのって秘蔵(?)の自家製さくらんぼ酒も取り出してアイスにかける。
危うくまた全部食べきりそうになり、ぐっとこらえてわずかな残りを冷凍庫に戻す。
何かここ数日夜寒くて。。。夕食後、毛布にくるまりながらアイスを食べた。
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お菓子作りの合間のWBC観戦

私は通常、朝起きて朝食を食べて午前中にケーキを焼き、最低4時間冷ましてから宅急便の集荷が来る夕方5時半までに包装・梱包をして発送する。
包装梱包作業に最低2時間はかかるので(これが意外に時間がかかるのだ)お昼頃から3時頃までが私の自由時間だ。

昨日。
お昼ごはんを食べてふとテレビをつけたらちょうど野球中継をやっていた。
WBC決勝戦。4対1で日本がリードしているところだった。
見始めたら目が離せなくなり、それでも時間がもったいないので印刷した杜屋のリーフレットをカッターで切る作業をしながら9回裏、最後の一球まで見届けた。

私は野球が好きで中学でソフト部に入り、高校まで6年間続けてきたクチだ。
野球を見るのは好きだ。
しかしこんなにおもしろい試合はなかなか無い。
予想もしないミスを重ねる日本。
着実に追い上げるキューバのホームラン。
ここぞという場面でヒットを放つ日本選手の活躍ぶりには目を見張った。
エラーを重ねた川崎のホームへのクロスプレーは見た瞬間「アウトでは?」と思ったが、スロー再生映像を見たら確かにキャッチャーの足の間を通って片手がホームベースにタッチしていた。主審、よくぞ見きわめた!
小技大好き右投げ左打ちの私は、セカンド正面へのプッシュバントが決まった場面で思わず一人でテレビに向かって「オーッ!」と歓声をあげてしまった。
球の勢いを殺さないプッシュバントは、ファースト・セカンド・ピッチャーの守備位置のちょうど間に転がすとセーフ率が高い、ということを中学時代に読んだマンガ「第三野球部」で覚えた。


まさかとは思ったが日本チームが世界一。
「優勝」の味は他の何ものにも変えがたいものだろう。
個人競技に憧れた時期もあったが、やっぱりチームスポーツはおもしろい!

試合終了直後の興奮そのままのイチローのインタビュー。
クールでも熱くてもやっぱりイチローはかっこいい!

右の画像は、11年前高校の美術の授業で描いたイチローの絵。
芸能人でも誰でもいいから好きな人を白黒の絵の具のみで描くという課題で、迷わずに私は当時21歳だったイチローをセレクト。
しかし美術の先生に見せたら「サッカーのカズ(三浦知良)ですね。」と言われてちょっとショックだった。
結婚して静岡にきた今でも大事に持っている。

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夫の誕生日ケーキ’06年

夫の誕生日に去年は苺の2段ショートケーキを作ったが、今年は簡単に苺クリームシフォン。

 

シフォンケーキは無難にプレーン。
苺果肉を生地に焼きこむ"苺シフォン"は何度かトライしたことがあるのだが、一度も成功したためしがない。

まず苺農家で買ってきた苺1.5kgをフードプロセッサーでピューレにする。
(飾り用に少しとっとけば良かったのに全部つぶしてしまった~)
 ①苺ピューレ+粉砂糖を混ぜてソース
 ②苺ソースにホイップした生クリームに混ぜて苺クリーム
 ③苺クリームにヨーグルト少々を混ぜて凍らせて苺アイス

以上を作り、シフォンの周囲に苺クリームを塗ってとりあえずローソクを立てて火を灯す。

カットしてから苺アイスと苺ソースを好きなだけのっけて食べる。



夫と二人で17cm1ホール、全部一気に食べつくしてしまった。
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これでいいのか日本の食

「これでいいのか日本の食」
というテーマの講演会を聞きに行った。
講演者は発酵学の小泉武夫。

一説によると、地球というこの星の寿命はあと70年だという。
私の根拠の無い動物的勘によると、これはあながちウソではないと思う。
70年後。
私はもう死んでいる。
しかし私の子供世代に未来は無い。

ただ、この講演を聞いて思ったのは
地球の寿命が来る前に日本という国は壊滅し、日本民族は消滅するのではないか、ということ。

日本の食糧自給率は40%をきった。
魚食民族なのに、水産自給率も54%程度。
国家会計は借金だらけ。
農業もダメ、水産もダメ、お金もない。
こんな危険な国はない。と彼は言う。

日本では一日300万食が残飯として廃棄されているという。
今朝のテレビでは北海道の酪農家で買い取ってくれない大量の牛乳を生乳のまま廃棄処分し、仕方なく乳牛を殺しているというニュースをやっていた。

自給率は低いのに食べ物が余る国。

何かがおかしい。
どこかの仕組みが狂っている。
でもとりあえず今現在私は飢えることなく生きているので危機感は無い。
今生きている以上、当然私も狂った仕組みの恩恵を受けている。

「これでいいのか日本の食」という話を聞いて、いやこのままじゃ駄目だという思いを抱き、講演会場を出てスーパーに立ち寄って日本国産のひじきとワカメときのこ類を買い、帰宅して畑に野菜の種を蒔く単純な私・・・。

自分の身が危機にさらされて初めて危機感を抱いても時既に遅いということは分かるが、世の中は急に変わらない。

「自分が食べているそのモノは一体何なのか?どこから来たのか?誰が作ったのか?」と同時に、私自身が食物の製造加工を仕事とした以上、「自分が作って売っているそのモノは一体何なのか?」ということを常に考え葛藤しながら日々日常を送っていかなければならないのだろう。
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「作ること」以外の仕事

ホワイトデーも終わった。
確定申告も無事締め切り間際に提出できた。
ほっと一息つく間は無く、明日は車で配達予定のケーキの注文が10台入っているので(しかも全部別々の種類)今朝から焼き続けている。

14日、やっとの思いで仕上げた確定申告書を役場に提出しに行った。
すると会場入り口に「本日の受付は4時で終了しました。」の札が下がっていた。
時計を見ると4時5分。
あれ~5時までじゃなかったっけ?
と思って役場入り口まで戻ると「9時から5時まで(受付は4時まで)」と大きく書いてある。
1階市民課の窓口の方に「今日確定申告書の提出もう終わりなんですか?また明日来ないと駄目ですか?私5時までだと思ってたから今来たんですけど~。あそこの入り口にも5時までって書いてあるんですけど~」と訴えると、しばしの問答の末に受け取ってくれた。
私は全欄記載済みだったのでよかったらしい。
会場で記載する人は4時までに受付を済ませろということなんだろう。
でないと役人さんは5時までに仕事を終わらせることが出来ないというのだろう。

* * * * * *

私は公立高校の普通科を卒業してすぐに働き始めたので、簿記の知識は皆無に等しい。
私の実家は紳士服の小売業をやっている。
社長は父で、実は私は社長令嬢なのだった。
しかし家族だけの極小零細企業なので、経理は母の担当だ。
今思えば結婚前実家にいるときに母から会計、複式簿記の付け方を教わっときゃ良かった。
後悔先に立たず。
そんな私の強い味方は元会計事務所で働いていた叔母だ。
叔母の住む宮城県に長距離長電話をし、減価償却費の計算方法など確定申告書の書き方を延々質問する。

* * * * * *

今回私は白色申告での届出。
簡易簿記でもOKの青色申告だと、それだけで最低10万円の控除が受けられる。
(正規の複式簿記による青色申告だと控除額は65万円まではね上がる。)
「だったら白色より青色の方が断然お得だろう。」
と思ったら、青色申告する場合、その年の3月15日までに「青色申告承認届出書」を税務署に提出せねばならないという。
そして年の途中で開業した場合は、開業から2ヶ月以内に提出すればOKだと。
つまり平成17年分の申告を青色でしたかったら、平成17年3月15日まで承認届けを出すべきだった、とそういうことだ。
と同時に、事業を開始した場合2ヶ月以内に「個人事業の開業届出書」も提出せねばならないという。
今さらぼやいても致し方ないが、公なる天下の保健所の菓子製造業営業許可を取得した時点でそういうことも教えてくれればいいのに~。

* * * * * *

叔母の薦めで青色申告申請と同時に、「現金主義の届出書」も提出することにする。
売上300万円以下の事業のみ限定の現金主義は棚卸の必要がない。
役場に確定申告用紙をもらいに行ったついでに
「個人事業の開業届出書」と「青色申告承認届出書」と「現金主義の所得計算による旨の届出書」をもらえませんか、と訊ねると現金主義の用紙が見つからないという。
窓口の方が困った顔して「消費税の計算の仕組みも変わったし、確定申告も年に1回だけだからなかなか覚えきれなくて・・・」とおっしゃるので「じゃうち帰って自分で国税庁のホームページで用紙ダウンロード出来るかもう一度見てみます」とフォローにもならない言葉を告げて帰宅した。
(結局用紙は自宅で印刷した。)

* * * * * *

去年の売上、支出は記録していたが、かかった経費を材料費、減価償却費、消耗品費など科目分けするのがなかなか面倒くさい。
私は自宅の一角を改築して造った厨房を菓子工房にして仕事をしているので、水道光熱費、固定資産税は自家消費分と事業分とを按分せねばならない。パソコンで作ったエクセルの表に按分率を入れた計算式を入力して金額を算出する。
出た金額を確定申告用紙と一緒に提出せねばならない「収支内訳書」の経費一覧に手書きで記入するが、経費の合計金額がパソコン画面で出た金額と1円合わない。
どうしてだ~一体どこが間違っているんだ~この1円の正体は一体どこだ~
・・・その1円の誤差の究明に時間を費やすこと1時間。(思えばここで1時間もつぶすことがなかったら難なく4時前に提出できたのだ。)
ようやく原因をつきとめた。
エクセルに入力した数式の結果が小数点以下四捨五入になっていたせいだった。
中途半端なレベルのパソコン扱い者(=私のようなヤツ)が犯すよくある落とし穴である。

* * * * * *

去年1年間で一度だけ歯医者に支払った2170円は「福利厚生費」にならないの?
と元会計士の叔母に電話で質問すると「なるわけないでしょ。」と即答。
「でもこれは虫歯の治療費じゃなくて、歯の点検費だから。菓子屋は歯の健康に留意すべきでは」とのたまうと、
「そういう問題じゃない。福利厚生費は事業主が従業員に対して使ったお金のこと。あんたは事業主でしょ。」と言われてしまった。
そ、そうか私は事業主だったんだ。

叔母の絶大なる協力のおかげでひとまず確定申告書と収支内訳書全欄書き込むことができ、去年1年の私の収入、収入から経費をひいた金額=所得が算出できた。
もうけである所得金額を眺めて、思わずうなってしまった。
これは世間一般のサラリーマンの妻である人たちが、パート勤務するときにも突き当たる壁だろう。
「扶養控除」。
私はいつまで夫の被扶養者でいるつもりか?
私の一個人としての目標は、職業的、経済的に自立することではなかったか?
もし夫に先立たれた場合(夫は年上なのでその可能性大)一体いくらの所得があれば私は普通に豊かに生活していけるのか?
今現在の小型オーブン1台、ハンドミキサーだけの私一人の製造能力では、いくら頑張ったとしても実際に作ることが出来る量には限度がある。
もし目標売上金額を今の倍に設定するとしたら、オーブンを始め業務用の機材をそろえある程度の量産体制にする必要もある。それには今の工房ではスペースが足りない。
従業員を雇って給料を支払う必要もある。それに見合った注文量を増やす努力も必要となってくる。となると広告や宣伝の必要もわいてくる。
それは私のお菓子作りのコンセプトと反することではないか?
私は何のためにお菓子作りをしているのか?
私はどんなお菓子を作りたいのか?

自分の好きなことは「ものを作ること」。
それとは別の次元の会計事務という作業を通じて、色々な思いが頭をめぐった一件だった。

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ルッコラの芽サラダ

今日の夕飯は白米とそば米入り玄米ごはん。(いつも食べてる玄米が今日で底をついたので、残っていた白米とそば米を混ぜてみた。そば米を少し入れたら赤飯のような甘みが出てなかなかおいしかった。)牛肉とキャベツのトマト煮。わらび(缶詰)と糸こんの煮物。そして鶏ハムとゆで大豆の粒マスタードマヨネーズあえサラダ。


サラダの上にはルッコラの芽を間引きしたものを散らした。
種を適当に蒔いたのでかなり密集して発芽してしまったのだ。

「そうだルッコラの芽をサラダに散らそう!」そう思い立ったらそうしないと気がすまなくなり、畑に出てルッコラの芽を間引いた。雨しとしと降りしきる中。

「間引きするときは、残す芽の根を痛めないように」というが、プチプチと根こそぎ容赦なく引き抜く。
身長2cmのカイワレ大根のような形。
根っこに泥がついたまま台所に持ち込む。
そして悩む。
「これを簡単にきれいにするにはどうすればいいか?」

とりあえず水を張った器に入れてすすぐ。
泥もあまり落ちず、からみついた他の雑草もとれない。
しかしこんな細かいのを一本一本洗う気力は起きない。

ちょっと面倒くさくなってきて、夕飯までほっといた。

ひとつ口に入れてかじる。
こんな小さいのにぴりっとしたごまの味がちゃんとする。

思い直してザルに入れ、流水ですすぐ。
泥も雑草もある程度落ちた。
これでよしとして器に盛ったサラダの上に散らす。



手間をかけた甲斐はあったか?
うーん。マヨネーズ味が濃すぎたかも。
今後のルッコラの成長に期待。
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にんじんいもで干し芋作り

にんじんいもは中の身がほんのりオレンジ色のさつまいも。
先日ひらく農園さんから買った野菜セットに入っていたので干し芋を作った。


皮をむいて丸ごと蒸してから1cm厚さにスライスして干す。



雨続きだったせいもあって外には干さず、ラックに並べてオーブンの上においておいたらみるみるうちに干上がった。
昨日一昨日と耐えがたいほど寒く、片付けようと思っていたストーブを引っぱり出したので出来上がった干し芋を焼いて食べる。
甘く柔らかく香ばしく、やめられなくなる。
「にんじんいも」は特に干しいもに向く品種らしく、甘みが強い上口当たりがしっとりしている。
しかし私が作るのは売っているのみたく白い粉がふかない。
それでも甘さは存分だけど。
初めて干し芋を自分で作ったときは歯が立たないほど固かったが、最近はうまくいっている。
どうやら干し芋作りのポイントは「蒸し時間」らしい。
芯までしっかり柔らかくなるまで時間をかけて蒸している。




≪今日の手ぬぐいシリーズ・13≫

 

長野県松本市で購入した山男手ぬぐい。
ほっかむりしたこの愛嬌のある顔がたまらない。


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じゃがいも植えた

今日は風が強く、寒い。
外に出ると瞬く間に花粉の餌食。
しかし昨日じゃがいもの種芋を買ってきたので、畑に植え付ける。
今年はまた"きたあかり"を植えた。昨年同様ちょっとしわしわになったのを3割引きで購入。
芽吹きの季節。
この間鍋に使った下仁田ネギの根っこも畑に植えたら再生してきた。→

ちなみに畑は借り物。
去年、畑の脇の雑草ボウボウ状態を野放しにしておいたら、
持ち主の方がいつの間にか草刈機で刈って下さっていた。
しかし雑草にまぎれていたハーブ類までも刈られてしまい、
(誰が見たって雑草と見わけがつかない状態だったんだけど)
それを教訓に今年は畑と空き地の境目に花の苗を植えた。




≪今日の手ぬぐいシリーズ・12≫



赤地に白抜き小花模様。
手ぬぐいや風呂敷の典型柄。

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マーマレードの作り方(レモン編)

レモンは指で皮をむくのが難しいので、私は先に果汁を絞るやり方で作っている。

マーマレード作りのポイントは苦味の抜き加減と煮詰め加減。
苦味を抜きすぎるともの足りなくなり、煮詰めすぎると固くなる。


1 農薬の心配の無い、新鮮なレモンを入手する。
2 流水で果実をよく洗う。
3 果実の重量を計ってメモしておく。
4 横半分に切り、果汁を絞る。
5 残った皮を縦半分~4等分に切る。
6 皮にキズや斑点がある場合は、ナイフで取り除く。
7 皮の内側の薄皮と白い部分を薄くそぎ、全体の皮の厚みをそろえる。そぎとった部分はとっておく。種は別にとっておき、ダシパックに入れるかガーゼで包む。
8 皮の重量を計る。
9 皮を1ミリ~2ミリ厚さに千切りにし、切るそばから水を入れた大ボールに漬けていく。
10 水をかえながら、皮をもみ洗いする。
11 たっぷりの水に一晩漬けておく。
12 大きい銅鍋(もしくはステンレスかほうろう)の鍋に皮の量の20倍量の水を入れて火にかけ、皮を入れてゆでこぼす。(水の量が少ないと苦味が抜けない)
13 皮をかじってみて苦味加減をみる。苦味が強い場合ゆでこぼしをくりかえす。(レモンの皮は苦味が強いのでゆでこぼし回数は多め)皮を指ですんなりつぶせる位の柔らかさまで煮ておく。
14 7の残った薄皮を水で洗う。(酸味が残るとペクチン成分が流出するため)
15 この薄皮を20倍量の沸騰水でゆでこぼして苦味を抜く。
16 湯を切って新しい水をひたひたよりちょっと多めにはり、沸騰してから弱火で30分ほど煮る。(焦げないように注意。)指でつぶすとズルッととろけるまで。
17 これをザルでこす。こした液体をさらに半量近くになるまで煮詰める。これがペクチン液(ゼリー化させる成分)となる。ペクチン液の分量を計る。
18 皮・果肉・果汁・ペクチン液の総重量が元の果実全形の重量と同じくらいになるように加減する。その60~70%の重量のグラニュー糖を用意し、3等分しておく。(レモンは酸味が強いので、他の柑橘よりも砂糖を多めにする。)
19 前述の鍋に果汁・ペクチン液・皮・ガーゼで包んだ種を入れて強火にかける。
20 浮かんでくる泡(アク)は丁寧にすくう。
21 木べらでまぜながらグラニュー糖を3回に分け入れる。10分~15分、間をあけて入れる。(一度に入れると皮の内部まで砂糖がしみこまない)
22 3回目の砂糖を入れて一煮したらとろみチェックをする。
23 煮上がりにあわせて殺菌しておいたジャム瓶に手早くマーマレードを詰め、フタを軽くしめて蒸し器に入れて脱気・殺菌する。




レモンはペクチン力(ゼリー化する力)が非常に強いので、
苦味さえ上手く抜くことが出来れば、マーマレードを作りやすい。
ただし、ペクチン液は苦味も強いので、全量を入れると苦くなりすぎる場合もある。
私は5kgのレモンでマーマレードを作るのに、苦味抜きした皮、ペクチン液、果汁、砂糖を炊き込む時間は約50分。
「ゆるいかなー」と思っても、瓶詰めして冷ましてみるとしっかり固まっていることがレモンの場合は多かった。

レモンマーマレードはそのまま食べてもおいしいし、お菓子の材料にも使える。
ホットレモネードやレモンティーなど、活用範囲も広いので作る価値は大。

レモンマーマレード紹介記事は→こちら
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ホワイトデー用プチギフト

バレンタインのお返し用にビスコッティ1袋、ショートブレッド1カット、ポルボローネ4粒の焼き菓子3種セットが人気。



そしてまたラッピングにおおわらわ~



≪今日の手ぬぐいシリーズ・11≫



何年か前に現地で購入。
秋田県羽後町西馬音内。西馬音内は「にしもない」と読む。
小さな町の歴史ある盆踊り。
一昔前は本当に地元の人しか知らない盆踊りだったらしいが、
今や観光客がごったがえすほど有名。
この妖艶・幽玄な踊りに陶酔するファンは多い。

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