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8月終わり



暑い暑い暑い暑いとぼやいてる間に今日で8月も終わり。気づけば日が沈むのもだいぶ早くなった。夕暮れ涼しくなってから近所の川原まで散歩する。
例年だと町内の花火大会が毎年8月最終週の土曜日にこの川原で開催されていた。お隣袋井市の全国屈指の花火大会に比べたら規模は小さいけれど、ポーン、、、ポーン、、、と一輪ずつ開く花火を眺めると「今年の夏もこれで終わりか、、、」と感慨深くそれなりの風情があった。何せ会場が家から近いので、缶ビールとおつまみ片手に歩いて行って広い川原で呑みながら悠々と見られるのも良かった。特に打上げ地点の近くだと、開花直後に大音量が聴こえるのもいい。響きの振動が体感できるのもいい。ここで初めて見た手筒花火には見惚れた。
今年はコロナ禍でこの花火大会も無し。花火好きにとっては寂しい夏だった。打上げ花火の「色」と「音」がめっぽう好きなので「もし生まれ変わって別の職業を選ぶとしたら花火師になりたいなぁ」「もし男に生まれ変わったら豊橋の手筒花火を持つ人になりたいなぁ」と妄想したりする。
花火大会やお祭りをはじめ、大小様々なイベントや音楽コンサートが中止になった。過去比較的よく行ってたのは和太鼓のコンサートで、和太鼓という複数人数でのパーカッションや叩くパフォーマンスは目でも楽しめるけど、一番好きなのはやっぱり和太鼓の音の響きだった。そこが花火と通ずる点。音の響きを肌で感じると血沸き肉踊り元気出る。
夏の終わりを告げる風物詩だった地元の花火大会。来年は復活することを祈る。

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言葉



今、口に出して言っても意味ない言葉第一位は「暑い」だと分かっちゃいるけどつい言ってしまう。今日も暑い~。
室温31.4℃なので2週間前より10℃近くも低いのだけど暑い。風にひとすじ冷たさ感じるけどそれでも暑い。今日は何だかじんわり暑い。暑いというただそれだけの理由で全てのやる気削ぎ落とす。暑いせいで頭もまわらずぼんやりしているこういう時こそ、考えなくても出来る仕事を進めておく。そのひとつがジャムラベル作成添付。こういう単純作業を今やっておくといざ忙しくなってきた時自分で自分に感謝する。
こないだ柚月麻子のアッコちゃんシリーズを読んで「やらまし」=「やらないよりやった方がマシ」という言葉に魅かれた。やる気が無い時もダメダメな時もやらましやらましと呪文のように唱えながら手を動かしてるといつの間にか進んでる。そんな感じが今はちょうどいい。


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ハチ

長野畑でハチに刺された。
スズメバチではないので大したことではない。アシナガバチをもっと小さくして黒くした感じの長野畑によくいるハチ。ちびっこいくせに有刺鉄線が刺さったように痛い。手の甲を刺された直後に吸引器で毒を吸い出したけどやっぱり腫れた。ドラえもんの手のようにぷっくり丸くぷにぷに。猫の肉球の感触ってこんな感じかなぁとしばし現実逃避する。
ハチは芋虫を食べてくれたり果樹の受粉をしてくれたりと、有益な仕事を懸命にしてくれる有能な労働力なので、身動きとれないなど問題にならない程度のハチの巣はそのまま放置している。巣を見つけたら蛍光ピンクのリボンを近くに結んでおいて目印にし、なるべく近寄らないようにする。むやみに近接しなければむこうも攻撃してくることはない。
今回は枯れたエビガライチゴの枝を切り取ろうとむんずとつかんでシャキーンとハサミを出した直後、ハサミを持ってる右手の甲をぶっつり刺された。ハチからすればナイス命中。私からすれば巣があることに気づかないままおもむろに動作したのが運の尽き。「巣があるかもしれない」と思いながらゆっくり動けば、仮に巣があったとするとまず見張り役のハチが飛び立ってぶんぶん威嚇してくるので、そしたら静かに離れて見届ければ近くにある巣の存在に気付く。今回は朝から暑くて熱中症気味でぼんやりしてて迂闊だった。ハチの音がしたら静かにかわし、クマの匂いがしたら静かに離れる。それが鉄則。(と言いつつ去年は畑にクマが出てダッシュで逃げたけど→詳しくはこちら。)
今日ツイッターでハチに刺されたというニュースを見かけた↓  人が攻撃をしかけなければそこまで猛襲されないのでは?と思う。
いずれにしても、ハチの羽音や気配に気付く感度と、ハチの巣があるかもしれないという見えない場所への想像力とともに、ハチに刺されたらどんだけ痛い目にあうか、スズメバチは命に関わるので極力避けたいけれど、死なない程度の痛い目は体感した方が危機回避能力は磨かれるのではなかろうか。
と思いつつもハチに刺されるのはもう勘弁。



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自家製糀



こないだ自分のツイッターのプロフィール欄を「趣味は糀作り、ミステリー読書、ウクレレ、昨秋からラグビー、今春からメダカ」と書き換えた。糀は専ら甘酒と塩糀用に使っている。忙しい時期は糀を作るヒマすら惜しくなるけど、糀が無い→甘酒が無い→元気の素が無い→気力も萎える。という負のスパイラルに陥るし、糀を作ること自体が楽しいので気分転換のためにも糀作りはやめられない。今月中盤以降のように畑作業もジャム作りもお菓子作りも一段落したヒマな時期こそ糀を作るべき時なのだけど、1週間前まではあまりに暑すぎるので「お米を蒸す」という糀作り第一段階の加熱作業を疎んじていた。ようやく気温が下がってきたので久々に糀作りも再開。
糀作りは基本的に、洗って浸水させたお米を蒸して種麹をまぶして保温して発熱したら平らにしとけば3日後に勝手に糀になってるので、自分が手を下すのは洗って蒸して種麹まぶす作業くらいなんだけど、最初の頃は「保温」に手を焼いた。適度な温度、適度な湿度を保つのが難しいと思ってたけど、気温30度超えるこの時期は常温でも糀になるくらいなので、かえって冬の寒い時期に作るより失敗が少ないかも。
糀作りを始めたのは311震災以後、原発事故がらみで発酵食品に興味を持ち始めてから。解説本片手に恐る恐る作ってた最初の頃は、いくら待っても発熱しなかったり醗酵しすぎて緑になったり甘酒にしても甘くならなかったりとあれこれ失敗してたけど、めげずに繰り返すうちに糀作りの虜になった。
何がおもしろいかって、糀菌が繁茂してもふもふでふわふわなビロードのように毛が生えてくることがおもしろい。まるでカイワレ大根の栽培を100分の1のミニチュアスケールでやってるような、生き物が育っていく感満載。 特に漫画「もやしもん」をオトナ買いしてからは、ツンツンした毛が頭に生えた糀菌の顔イラストがイメージから離れず、糀を作るつど微小な菌と会話しているような心地になる。
そしてこの40度前後のごはんを放置しといたらお花畑のように赤黒青のカビだらけになってもおかしくないのに、真っ白な麹菌だけが繁茂するという眼に見えない世界の神秘。


出来上がった糀は軽い板状。これをバラバラにほぐして甘酒や塩糀に使う。
ちなみにうちでは、京都の老舗種麹屋「菱六」さんの菌を使っています。種麹屋さんが日本に数軒しか存在しないというのもある意味すごい。

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自家製酵母ピザ



ごはんを炊くのに炊飯器は使わないし(数年前に捨てた)電子レンジでおかずを作ることもない。うちの台所は今どき珍しい1口ガスコンロ。普段は土鍋でごはんを炊いた後に保温鍋2つを活用して煮物やカレー作ったりしてる。しかし先週までの連日猛暑の最中は極力火を使いたくなかった。ガスやオーブンで家の中に熱源を作りたくなかった。
体力気力的にもダレてたけど、秋の気配とともにようやく加熱作業も復活。久々に自家製酵母のパン生地でピザ作った。10年以上前からかけ継いでいる地粉酵母。お菓子にも使っている地元産の中力粉に塩と水、たまに甘酒や豆乳ヨーグルトの乳清も足してこねて冷蔵庫醗酵。生地を焼く時は全体の2割ほど取り分けてそのまま冷蔵しておく。次に作る時は残しておいたその生地に粉と水と塩足してこねて同じこと繰り返して早や10数年。パンは売り物じゃないし、毎日パン食べるわけでもないし、たまにはおいしいパン屋さんで買ってきたパン食べたいのでこれで十分。ピザにする時は発酵時間も短くてラク。
今日のお昼ごはんは昨夜こねて冷蔵庫に入れておいた生地をとりわけて薄く伸ばして発酵させて、オリーブオイルを塗り、昨日安売りしてたスモークサーモンとベビーホタテをばらまき、食べかけのカマンベールチーズをちぎってとろけるチーズを散らして焼いたピザ。先週までは加熱調理したくない&熱々のものは食べたいと思わなかったのでザルソバ、ザルうどん、ソーメンをリピートしてたけど、焼きたてあつあつのピザをぱくぱくほおばる夏の終わり。


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秋のスイッチ


↑うちの庭のヤマソービニオン

今週頭の気温40度超の後、昨日一昨日くらいから吹く風に秋のような涼しさ感じるようになり、うちの庭でもツクツクボウシが高らかに鳴いている。まだまだ猛暑だけど秋のスイッチ入った感じ。
今でこそ夏は長野畑の果樹収穫とジャム加工で、冬の柑橘マーマレード作りとバレンタインやホワイトデーのお菓子作り繁忙期に追随するくらい忙しくなったけど、畑をやらない杜屋旗揚げ当初は夏はやることなくてほんとヒマだった。あまりにヒマなのでグローブ2個買ってうちの前の空き地でオットとキャッチボールをしてたらご近所さんに「親戚の男の子かと思ったら奥さんだったんだー」と言われてしまった。暴投しても困らないほど広い空き地も今や一面ソーラーパネル。
畑の果樹が育ってきた近年は6月後半から8月頭までは収穫作業とジャム加工に追われて猫の手も借りたい日々で、お盆前後10日くらい長野畑経由で東北の実家帰省したりして、お盆明け以降は秋のイベントやカノン企画のこと考え始めるのだけど、例年と異なるコロナ禍2020年。去年はイベント出店よりワークショップに力を注いでいたけれど、今年はそれらも自粛気味。少人数短時間ならワークショップもアリかな~私はよくてもお客さまの方が気を遣うかな。
逆に去年まであまりやらず今年やってるのは、焼き菓子の委託販売と近隣のお客様ご自宅へのデリバリー。これもオットが定年退職して晴れて自由の身になってくれたおかげ。


↑うちの子メダカ。

こないだ配達したお客様のお宅では玄関前で飼ってるメダカを見せて頂いた。うちのと同じ頃に孵化したはずなのにうちのメダカより大きいし色もブルーがかっててきれい!藻だらけのうちのメダカ桶と違って水もきれい!このひらひらひら~と水面泳いでる貝って買ったんですか?いや水草にくっついてたみたいでどんどん増えてるんですよ~。貝って藻を食べて水をきれいにしてくれるんですよね?うちもメダカ買ったホームセンター行って貝買ってこようと思ってたんですよ~と、あわよくばちょっと分けて頂けないかな~とほのめかしたらどうぞどうぞと快くお分け下さった。わ~嬉しいな~るんるんしながら帰宅してうちのメダカ容器に分配したら、一昨日貝の卵とおぼしきブツを発見。
ちなみに、玄関前で4月から飼い始めたうちのメダカが5月に初めて卵を産んで以降、その卵を孵化させた子メダカ水槽がうちの中に現在5個ある。これ以上増やしたら増えすぎ、、と思いつつ、カズノコの卵のような透明な粒の中にふたつの目玉が出現して、わずか3ミリほどの針子(ハリコ=孵化したての子メダカ)が日ごとにすくすく育つのがおもしろくてやめられない。小さな生命。生き物の妙。このコロナ禍ひきこもり生活にどれだけ潤いと楽しみをもたらしてくれたか計り知れないけど、暑さのせいかあまり卵を産まなくなってきたのでそろそろ卵採取もやめようっと。メダカ欲しい方いたらお裾分けしますよ~。貝が孵化したらこれもセットで。


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予約



生まれが東北なので暑さに弱い。生まれが東北だけど寒さにも弱い。ついでに朝も弱い(低血圧)。昨日までの7日連続猛暑日は老人ではないけど若くない身体にこたえた。やれやれ。今日は風が涼しい~今室温32度あるけど。34度超えるとぷしゅ~~っとガスが抜けるように動く気力萎える。
焼き菓子のオーダーも頂いてるのでぼちぼちオーブン稼働。昨日までは暑すぎて生地がすぐベタベタになったりとろけたりするので氷水にあてたり冷蔵庫に出し入れしたりしながら何とかやってたけど、やっぱ猛暑日は焼き菓子の時期じゃないな~と自分のために市販のアイスを買ってくる。自分のために作る気力すら無い。
玄関ジャム棚作ってから、直接ジャム買いにうちに来て下さるお客様も増えてありがたい限りですが「今日は焼き菓子ないんですか?」「ゴメンナサイひとつも無いです。ご注文頂ければお作りしますよ~」という応答繰り返しています。タイミングによっては小さな焼き菓子ちょこちょこある時もあるけど、直接うちに来て下さるお客様が増えたとはいえ1週間におひとり来るかこないかという微小なレベルなので、ジャムは常備してますが焼き菓子は常にあるわけではないですゴメンナサイ。ショートブレッド、ビスコッティ、ポルボローネなど定番焼き菓子やホールケーキはご注文頂ければ作りします。定番商品は1個から、定番ではない板サブレは8袋単位、糀クラッカーは10袋単位など、定番以外のメニューはロット単位でご注文お受けしてます。が、委託販売して頂いてるお店の分や、内容おまかせ焼き菓子ギフトセットのご注文を作ったりしてる時は1、2袋など少量ハンパな数が出たりするので、タイミングによっては在庫ある時もあります。事前に注文したり予約の電話したりするのがめんどくさい!思い立ったその時に買いに行きたい!行って売り切れてたら残念!私自身そういうタイプなのでお気持ちもよーく分かりますが「なるべくロスを出さない、残ったものを廃棄しない」ための無店舗注文製造販売というスタイルです。減らそう食品廃棄!作りすぎない。買いすぎない。これが一般化したのは喜ばしい。あとは作り手と買い手の隙間を埋めること。
事前のご連絡無しでジャムだけ買いに来て下さるご近所さんもいらっしゃいますが、買い物や散歩に行ってて留守のこともあり、畑から帰宅直後だったりすると玄関に鎌やナタやノコギリなどの武器畑グッズがおもむろに置いてあったりして場所間違えた?ということもあり得ます。アポ無しの場合は私が在宅しててタイミングよければラッキー!留守ならまた今度~くらいにお気軽にご考慮頂ければありがたいです。アポ無しご来訪の何が問題かって、お昼寝を寸断されるのはまだいいとして、枕の跡がほっぺにしわについたままの寝起き満点の顔で接客せねばならないというのが自分的に後ろめたいです。考えてみればマスクで枕の跡は隠せるか。コロナマスクの裏効用。

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6度低下



「明日の浜松の予想気温は今日より6度低下」という天気予報だった本日。6度低下でも35度猛暑日。41.1度という昨日の浜松市最高気温のすさまじさを物語る。大体今まで夏に気温40度とか記録するのって埼玉の熊谷とか岐阜の多治見とか高知の四万十市とかだったのに、よりによってお隣浜松市が全国最高って何なの。。それでも比較というのは恐るべきもので今日は「やっと涼しくなってきたな~」と感じた。猛暑日だってのに。
私が子供の頃、猛暑日という気象用語は存在しなかった。35度超で猛暑日、いよいよ40度超を指す新しい用語がうまれるか?酷暑日?激暑日とか。そういえばこないだスーパーでレモン増量アルコール度数も高めの「鬼レモン」という名の缶レモンサワーを見つけて「鬼レモンの上は何だろう?激鬼レモンとか?」とどうでもいいことを考えた。
暑さもそうだけどとにかく雨降って欲しい。さっき近所の畑へ行ったらレモンミントがカラカラに萎れていた。せっかく今年わっさーと増えたのにこのままでは枯れてしまうー。でも同じエリアのレモンバーベナとハブ草はとりあえず元気。毎年こぼれ種から勝手に芽生えて勝手に育っているハブ草。この種を煮出したのが爽健美茶にも入ってるハブ茶。ふと思い立って去年採ったハブの種を煎じて飲んだら身体に染み入る美味しさ。このところ冷たいお茶や酵素ジュースやアイスコーヒーばっかり飲んでたので、逆にこういうホットの野草茶みたいなものを身体が欲していたのかも。
今週末は雨予報。先月は雨にゲンナリしていたのに今は雨乞いしたい。今週末と言わず今すぐザッと降って欲しい。10分でもいいから毎日ザっと。出来れば日暮れ後。そしたらクーラー付けなくても眠れる。

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酷暑

今日は浜松市の気温全国一位40.9度。記録的な猛暑日続きに身心とろけそうな日々です。浜松市のお隣ここ磐田市も容赦ないけど、傍らの温度計をこまめに見てたら午後3時台の室温35.8度が最高でそれ以後は低下。海に近いからかごくたまに吹く風が涼を運ぶ。それでも夜23時の今31.9度もある。この時間にして庭でセミ鳴いてるのは解せないけど、日の出直後の猛烈なセミの轟音は減ってきた気がする。
今年のお盆は県外の実家帰省はおろかほとんど外出もしなかった。13日から本日16日まで何やってたか振り返る。ごはん食べる。アイス食べる。洗濯する。お風呂掃除する。お風呂入る。その後ビールと日本酒とワイン飲む。寝る。日中は床でごろごろする。本読む。本片手にうたた寝する。メダカにエサやる。メダカの卵採る。ごはんの支度する。畑のニラで餃子作る。テレビ見る。SNS見る。髪切る。えーっと、あとは。畑のミントを刈って干す。干したミントをばらして瓶に乾燥剤と入れておく。あと何したっけ。さっきテレビで半沢直樹見ながらワイン飲んだ。日中は珈琲豆を挽いてアイスコーヒー淹れた。ガスコンロの火とオーブンの熱源から極力離れたい。電子レンジは普段ジャム瓶煮沸殺菌以外にめったに使わないけど、レンジでコーヒー用のお湯沸かした。
「暑い」ただそれだけで身体を動かす気力失せエネルギーエコモード。巷の夏休みは今日で終わり、明日から会社再開ってこの暑い中通勤する大変さが想像つかない。今年は小中学校の夏休みは25日までとのこと。例年より短いとはいえこの暑さ続くと学校再開も酷。13日はほんと熱中症になりかけ気味だったけど、だいぶ暑さに慣れてきた感もあるのでボチボチのんべんだらり床ごろり生活から脱していこうと、今日は自家製酵母のパン生地こねて、自家製糀で塩糀作って、えひめAI(ヨーグルトと納豆と砂糖と酵母菌で作る発酵液)仕込んだ。通常モードへのリハビリ。

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ジャム販売



雨続きだった7月は夏のわりに気温が上がらず、去年オリンピックの猛暑対策水撒き作戦とか言ってたのに皮肉なもんだな~このままお盆過ぎて秋になればいいな~と根拠のない希望を抱いていたのに、8月に入り立秋過ぎてからの容赦ない猛暑にくらくらしています。
先月まで上下毛布に挟まって寝ていたのが冗談のように夜も暑い。。。めったに付けないクーラーを付けて寝たらやっと熟睡できた。この時期は特に「いい睡眠」「ちゃんとした食事」を疎かにすると体調崩れる。あとは「適度な運動」だけど殺人的な紫外線のせいにして日課の散歩をさぼっている今週。いつもこの時期は10日ほど夏休みをとって県外の実家に帰省したり車中泊旅したりしてるのだけど、今年はコロナ禍で気がひけるので自粛。この時期の静岡ってこんなに暑いんだ!と今さら熱中症対策を講じ、甘酒鍋1つ分作った。



それはさておき、今夏も畑の自家栽培果実の収穫を大方終えてジャム加工して在庫種類だいぶ揃いました。長雨のせいもあるか去年までより収穫量は減ったけど、まぁまぁそれなりの量作ることが出来ました。大体今までは8月になるとジャム作り尽くしてジャムの置き場が無くなり途方に暮れていることが多いけど、今年は委託販売して頂いているお店のおかげさまもあり、また委託先のお店の方がうちのことを紹介して下さっているおかげさまもあり、自宅工房に直接お越し頂いてジャムお買い求め下さるお客様も増えてありがたいことこの上ないです。
3月からコロナ禍で巷のイベントが軒並み中止となり、インフルエンザのように夏落ち着いてきたらまた秋からイベント再開かなと思っていたのもつかの間。7月から第2波が始まり秋のイベントも予想つかなくなってきました。
コロナに対する専門家や行政の考え方もほんとそれぞれで、お盆帰省自粛かつGOTOキャンペーンって、もはやしっちゃかめっちゃかなのは誰の目にも明らかだけど、観光飲食業界や音楽ライブ界隈の方の奮闘を知ると本当に厳しい世の中なのだと思います。うちもイベント出店をはじめ、特に去年はお客様と直接対面してのワークショップに力を注いできたので、これらが出来ないとなると通販、直販、委託販売に限定される。とりわけ委託販売は商品の説明などを含め制約もあるので難しいところもあるけれど、今年コロナ禍が始まってからは直販だけに絞ってなくて良かったな~とありがたみヒシと感じています。



今のところ8月中も不定休で、お盆中も大体在宅しています。在庫のあるジャムマーマレードは玄関のジャム棚で直販可能です。近場の畑に行ってたりして留守のこともありますので、ご来訪の際はご面倒おかけしますが、事前にお電話 0538-55-3499 かメール⇒ Mail でお日にちと大体のお時間(15日土曜日午後2時~3時の間にジャム買いに行きたいです!という感じで)をご一報下さいませ。

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山の畑のエビガライチゴ

長野畑(=山の畑)で育てているエビガライチゴは木いちごの一種で、生食でも甘くておいしいです。
⇒こちらのサイトで紹介されているように、野生種で現代では希少な木いちごですが、私のお客様の中には「山に行った時に見つけた」「子供の頃実家で食べた」おっしゃっていた方もいます。ただ近場のホームセンターや園芸店などで苗を販売されているのはいまだ見たことがありません。



「ヘビガライチゴジャムありますか?」とお問い合わせ頂いたこともありますが、ヘビガライチゴではなくエビガライチゴです(^^)
漢字で書くと海老殻苺。結実する前のつぼみの状態(↑上の写真)が赤い細かなトゲトゲで覆われていて海老の殻に似てるからその名がついたと言われます。つぼみだけじゃなく枝や幹もトゲだらけで野趣満載な木いちごですが、果実は宝石のような透明感のある真紅でとてもきれいです。

長野畑のあるこの集落には昔からエビガライチゴが自生しているそうです。2007年に長野畑に着手してすぐ、畑から数10m離れた山肌にこのエビガライチゴが生えてるのを見つけて、2本だけ畑に移植したらわずか数年で畑の一角を覆うほどに増殖しました。そしてちょっと離れた山の斜面にも自生しているのを見つけて、その周りの雑木を伐採し続けていたら、そこのエビガライチゴもわわわ~~っと増殖。びよーんと長く伸びた新枝の先っちょが地面に着くと、そこから発根し新しい株が育ちます。新枝から発根するのはブラックベリーも同じだけど、エビガライチゴは圧倒的な増殖力。ものすごい勢いで辺り一面エビガライチゴだらけになりました。

上の写真はエビガライチゴに埋もれながら収穫しているオット。トゲだらけの中をくぐり抜けるようにして進みながら摘み採り作業。その途中でハチが来ると簡単には逃げられない恐怖と戦いながら今年も何とか収穫を終えてジャム加工しました。
甘酸っぱい木いちごのジャム、種の大きいブラックベリーは裏漉して煮詰めてるのでなめらかな舌触りですが、エビガライチゴはブラックベリーよりも種が小さいのでそのまま煮てジャムにしています。キウイの種のようなプチプチの食感に好みははっきり分かれますが、好きな方はやみつきになる味わいです。何よりまず市販されているものはめったにない希少なジャム。一度お試しを。
☆先週袋井の自然食品店「野草広場」さんに、そして本日8月11日ご近所の自家焙煎珈琲豆店「鈴家」さんに納品させて頂きました。

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畑と家と



今年のエビガライチゴ収穫もほぼ終わり。これで6月末から始まった長野畑収穫作業の山越えた。7月の長雨でエビガライチゴは熟す日が去年より遅くなると見込んでいたのに逆に早まり、そのせいで収穫量が去年よりがくっと減ったけどゼロじゃないのでまぁ良しとする。去年一昨年は頭がくらりとするほど膨大な量採れたので期待外れは否めないけど、自家栽培果樹の大方の収穫を無事終え、ジャム作りも大体終えてほっとひと心地。
毎週長野畑に行くとなると週7日のうち自宅にいるのが4日なので、普段のオカズ作りおきペースが乱れがち。先日長野から帰宅した翌日冷蔵庫空っぽの状態でスーパーに買い出しに出かけた。畑のニラで餃子作る用に豚ひき肉買いに行ったのに3軒周っても売り切れてて、ついその他の特売お肉をしこたま買い込んでしまった。お腹空いてる時に買い物に出たのがそもそもの間違いと後悔しつつオカズ作り大会。
牛すじ3パックは野菜と鍋1個分のカレーに。牛こま切れ肉はマイタケと厚揚げとすき煮。鶏皮はカリカリになるまで炒めて鶏油ごと保存。豚こまは刻んでニンニクゴマ風味の油味噌にして保存。鶏ももと鶏手羽は焼いて畑のミョウガとらっきょう漬け千切りと漬け汁入りのマリネに。
二人暮らしでこんなに作ってどうすんの?と思いつつ懲りずに昨日は長野畑から帰り際に買い物してきた食材でオカズ作り。小布施丸茄子を素揚げしてそばつゆポン酢漬け、薄切り茄子とベーコン重ねチーズ焼き、プチトマトと畑のミョウガの酢炒め、長野産パプリカ2色と白マイタケと牛肉タレ焼き。長野畑のお隣さんから頂いた小ジャガイモで肉じゃが。ビールとワインがぶ飲み。
長野にあるご当地スーパー「ツルヤ」がお気に入りでよく立ち寄る。一見新しい普通の大型スーパーだけど、化学調味料不使用のそばつゆや焼き肉のタレなどツルヤオリジナルブランドの無添加食材が揃ってる。長野産きのこの品ぞろえはハンパ無い。今の季節は生のルバーブも野菜コーナーで普通に並んでる。よく買うのは安くておいしい輸入缶ビールのヴァイツェン。リーズナブルなオーガニックワインも多種あるし長野のご当地ワインもずらり揃っている。チーズも多彩。外せないのは燻製ミックスナッツ。
浜松駅南のスーパー「ビオあつみ」も好きだけど、こういうご当地食品や無添加食材が並んでるスーパーは買い物するのが楽しい。また家呑み会、杜の宴やりたいな~と思いつつ、コロナ禍で知人をお誘いするのが憚られる昨今。いつまで続くのか。

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長野畑通勤



長野の畑への毎週通勤生活。前日から保冷剤やスポーツドリンク凍らせたりして準備して、翌日夕方16時頃出発して23時頃畑の近くの道の駅等で仮眠して、翌日朝5時に起きて畑に移動して車中で着替えて作業開始して、来る途中スーパーで買ったいなりずしやおにぎりを食べたり畑でラーメン作ったりして何度か休憩して、大体夕方18時頃までに作業終えて、近くの日帰り温泉に行って道の駅で車中泊して、翌朝また畑に行って7時頃から作業開始して15時頃に後片付けして16時頃に畑出発して家に帰り着くのが深夜24時前ならいい方。翌日は朝から晩まで収穫してきた果実のジャム加工。なかなかハードな生活だけどエビガライチゴの収穫を終えたら長野畑作業も一段落。あともうちょっと。

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自家栽培ブルーベリー

オットが会社定年退職して早や半年。朝昼晩常にオットが家にいる生活も早や半年。今年の夏は、会社休みの毎週土日に長野畑へ通う生活ともおさらばし、曜日や日数問わず長野畑で作業できる。あわよくば長野畑の果樹収穫ピークの6月末~8月頭の1月半くらいオットひとりで長野に滞在し、私は静岡の自宅で庭畑のブラックベリー収穫とジャム作りをするという別居生活も有りだなぁ。と思ってけど、結局去年までとほぼ同じで毎週静岡から長野畑へ通勤している。久々に私も同行したけど、平日夕方の通勤時間に重なると片道8時間もかかる。何度も思ったし思っても仕方ないけどどこでもドアが欲しい。
今年の記録的な長雨に果樹の生育不良や畑の土砂崩れを心配していたけど、せいぜい猪に畑を荒らされたくらいで大きな被害はなく(まぁかなりの面積荒らされたけど)、去年よりは全般的に収穫量は減ったもののそれなりに採れた。世はコロナ騒動の真っ只中、食べられる作物が実るってほんとにありがたいな~と植物の偉大さヒシと感じる。ウィルスひとつで世界中が大変化しているのに畑の植物は変わらないペースで成長している。
今年は去年にも増して一層長野畑のブルーベリーの樹が育ち、特に大実は味が充実していて抜群に美味しい。完熟果実を摘んでそのままポイっと口の中に入れるこの贅沢。いつもはお世話になっている静岡の松永農園さんのブルーベリー畑にお邪魔して、無農薬ブルーベリー摘み採りしてジャムを作っていたけど、今年のブルーベリージャムはうちの畑の自家栽培無農薬果実だけで作っています。山の湧水で育った清涼な甘酸っぱさのブルーベリー、お楽しみ下さい。

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