茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
仙台みやげ展
仙台駅前パルコ4階にて8月1日から開開催される「クリエイターが作る、新しい仙台みやげ展」
に久々にジャムいろいろ納品させて頂きました。
杜の都仙台にちなんで(?)、自家栽培の「杜の畑」シリーズを中心にお送りしました。
ブラックベリージャムは摘みたて&作りたて。
価格は杜屋定価より上乗せになりますが、
1個2個など少量買うなら送料払って通販でお取り寄せするよりもお買い得。
仙台在住のみなさま、そして旅先で電車待ちの間にお立ち寄りの方々など、
甘酸っぱい夏の果実のジャムを手みやげにおひとつどうぞ。
いつの間にかものすごーく膨大な数の作り手さんが参加される催しとなっていたみやげ展、
ここだけにしか無いオリジナルの仙台にちなんだ雑貨がもりだくさん。
毎日見に行っても飽きないほど豊富なラインナップ。
そしてもひとつ、作り手側にとってもおもしろいのは参加作家さんみんなで作る七夕飾り。
先端の「玉」はデザイナーさんなどが作成されるので
その他大勢の私は玉の下に取り付けるふきながしを作る。
決まっているのは8cm×1mというサイズだけ。素材やカタチは自由におまかせ。
と、いうわけで宅急便発送締切直前20分前にちゃっと作ったのはコチラ。
わざわざ材料を買うのではなく今うちにあるモノで作れるものを。
包装材のリボンの中から天の川を思わす色、青、白、ラメ入り緑をチョイスしてハサミで細切れに。
シルバーのビニタイもついでにちょきちょき。白いコピー用紙を型抜きパンチで切りぬく。
それを、お菓子を個包装するセロファン袋にテキトーに入れる。
セロファン袋サイズは8cm×12cm。おなじのを10袋作。
それをお菓子の袋の口を止める時に使う温熱シーラーで縦長にシールパックする。
これでちょうど幅8cm×1mのふきながし出来あがり~。
材料費はタダ同然。発想はスーパーで売ってる縦につながってるラムネ(笑)
ひっぱっても簡単にはとれない。ハズですがひっぱらないで下さいね~。
「クリエイターが作る、新しい仙台みやげ展」
新創刊『BARATEE』
今月から新しく創刊された雑誌「BARATEE(バラッティ)」に、
私、杜屋のシフォンケーキをご紹介頂きました。
今年4月に出店した静岡手創り市で、編集部スタッフの方がシフォンケーキをお買い求め下さり
その時の味が忘れられなくて、ということで取材のお話を頂きました。
同じページに私の好きなパン屋「プティタプティ」さんも掲載されていて
しかもシフォンケーキの隣は日本酒で、というレイアウトがまた嬉しい。
ぎっしり充実したオトナ向けの静岡情報誌。
ゆったりお酒でも呑みながらすみずみまで目を通したい一冊でした。
通販でも購入できるそうです。
詳しくはWEBをどうぞ→ http://baratee.jp
イベントスイーツ
一昨日の土曜日はご近所の福祉施設での年1回恒例地域交流会イベント。
いつもボランティアとしてお手伝いしているけれど
今年は喫茶コーナー用のスイーツ作りのご依頼も頂いた。
予算、材料、見た目、持ち運び形状、サイズと食べての満足度。
どんなお菓子にしようかギリギリまで迷ったあげく作った2種の冷たいお菓子。
ひとつはコーヒーゼリーの上にティラミスクリームを重ねたおやつ。
コーヒーシロップを含ませたスポンジを入れなければ、
マスカルポーネを使わなければ、ティラミスとは言えないのではないだろうか。
という厳密な掟はこの際まぁいいとして。
こってり重めのチーズクリームをつるりんコーヒーゼリーで喉越し良く仕上げた。
もうひとつはベリーのパンナコッタ。
5月にたくさん作りおきした紅ほっぺ苺ジャムに庭のブラックベリージャムを加えてソースに。
底はブラックベリージャムを水で薄めてゼラチン加えた木苺ゼリー。
パンナコッタ生地の甘味は砂糖を使わず香りのいいりんごのはちみつで。
今日もたくさん摘み取ったうちの庭のブラックベリーを活用したいなと思って作ったおやつ。
最初は苺ジャムだけを使おうと思ってたけど、
ブラックベリーのおかげできれいな赤い色と酸味が加わった。
さっぱり甘酸っぱい夏デザート。
トッピングは杜屋定番のプレーンビスコッティ。
ドライトマト作り
うちの畑は農薬はもちろん、市販の肥料もやらないので
ナスやししとうはへなちょこだけど、そんな中でもミニトマトは比較的元気に育つ。
挿し芽で倍に増やした苗にも実がついてきた。
ご近所さんから頂いたりして食べきれなくなってきたので、保存するためにドライトマト作り開始。
半分に切ってトレーに並べて干すだけ。干し場は例によって車の中。
刺すような直射日光のあたるフロントガラスの内側に並べて高温密室に数日おけば出来あがり。
以前、黒いオーブンの天板に並べて干したら温度が上がり過ぎて焦げたこともある。
長期保存を目的としないなら、ミディアムレアな半生干しくらいのも味がぎゅっと凝縮しておいしい。
みのり
2010年に自分で企画から手がける「暮らしの菓音」イベントを始めてから
無から有を生み出し形作るおもしろさと膨大な手間がかかる準備の大変さに埋没し、
さらに自宅近隣と長野で育ててるジャム用の果樹が圧倒的に育ってきてからというもの
ヒマなハズのお菓子屋の夏も忙殺されて、以前いっしょけんめやっていた
自分のオカズ用の野菜作りがおろそかになっていた。
でも元々私は土いじりが好きだし、逆に工房ひきこもりで土や植物に触れられないことがストレスなので
今年は4月から近隣の畑作業の方にこまごま時間を割いてきた。
ししとうは枯れたり茄子は一回転したり理想には遠いけど、やればやっただけ応えてくれる野菜達。
ミニトマトとオクラとみょうがは元気。丼一杯分の収穫があれば夕飯のオカズに十分。
畑にぼこぼこ開いてる穴。
次々とセミの幼虫が脱皮しに出てくる。
庭畑のブラックベリー
杜屋家の風物詩のひとつ。
今年も連日、庭畑でブラックベリー摘み。
毎日黒紫色に熟した果実を摘み取る。庭のフェンスぐるりと囲む色彩美。
過去最高の収穫量だった昨年に比べると今年はちょっと少ないかな?
と思ったけど、今朝だけでも1.5kgとれた。
日陰である家の裏側フェンスが一番よく繁茂している。
最初に植えた苗は西側だったけど、それが増えに増えて裏側一面を覆いつくした。
ピークを過ぎて収穫も終盤へ。
実り初めて一番最初の収穫が、最も果実の粒が大きい。そして甘い。
だんだん小粒な果実が多くなっていくとともに酸味が増してくる。
ブラックベリージャムは大体1シーズン8~10回位作っているのだけど
一番最初に作ったジャムは甘味が強く、終盤に作ったジャムは酸味が強いかも。
時とともに変化する果実の味。それが味わい。
お知らせ
NHKの連ドラ「まれ」を朝と昼の1日2回見てると言ったら「ヒマなの?」
と言われたけど、あんまりヒマじゃないです。
梅雨明けし、猛暑の連日。ここに来てわんさか実った畑の果実のジャム作りに追われてます。
暑ーい。忙しーい。やってもやってもやることが減らない。次々と材料が実るから。
コンロ前でジャム炊きしてると背中を汗がつたう。
直射日光さす中でブラックベリーの摘み取りしてたら熱中症気味で頭くらくら。
それでも果実は待ってくれない。わっせわっせと日々手仕事に明け暮れてます。
今さらですが、本日21日そして週末25日26日に開催される、磐田の庭の展示場「樹」さんの
2周年感謝祭イベントのフライヤー、うちにありますので欲しい方はお持ち下さい。
私、「杜屋」のジャムを委託販売して頂いているイベントです。
どなたがご紹介下さったのかな?と思ってたら、菊川のレストラン「ココペリ」さんに聞いたとのこと。
2年前の秋のコトコト市でお隣のブースだったココペリさん。ありがとうございます!
そしてうちのご近所のひらく農園さんも無農薬野菜委託販売されるそうです。
そして先ほどもうひとつ厚めの封書がポストにコトリ。
以前の菓音イベント絵本の会でお世話になった、浜松の絵本専門店「キルヤ」さんからでした。
手書きのお手紙が入ってるとやっぱり嬉しいな。
今月と来月の展示会イベントふたつのフライヤーをお送り頂きました。
25日から始まる駒形克己さんの作品展には時間を作ってでも行きたいな~。
いずれもうちにありますのでご希望の方には差し上げます。
時間によっては畑に出てて留守のことも多いので、事前にご来訪のご一報頂ければ確実です。
「樹」さん2周年感謝祭イベント
木陰で一日まったり過ごしたいような、とっても素敵な庭の展示場「樹」さんの
2周年感謝祭イベントで、杜屋のジャムを委託販売頂きます。
摘みたて作りたてのブラックベリージャムやレッドカラントジャムも含めて
数種類のジャムをわっせわっせとラベル貼りして納品。
さっそくブログでご紹介頂きました↓
http://ituki.hamazo.tv/e6242330.html
庭やさんだし、イベントで果樹苗も販売されるということをふまえて
今回はうちの庭で育った花柚子、杏、梅、桑の実、ただ今収穫真っ盛りのブラックベリー、
そして庭木向きのレモンやプラムのジャムに加えて
プレミアムな自家栽培レッドカラントのジャムもちょこっとお届けしました。
ご自分の庭で育てた果樹の実でジャムを作る楽しさ、味わう喜びをイメージして頂ければいいな~と思います。
庭のブラックベリーのジャムは今期の第一弾作品。樹さんのイベントで先行販売☆
ちょうど今がブラックベリーの収穫ピークですので、あと数回作ったら
長野畑のレッドカラントやカシスなどと同時に杜屋でも販売開始します。
イベントは21日、25日、26日の3日間開催されますが
日によって開催時間や内容が異なりますので、
詳しくは樹さんのブログやリンク先でご確認下さい。
【2周年感謝祭】
LOHAS STYLE GARDEN
~ 自然に優しい健康な暮らしを庭の展示場から ~
21日(火)10:30 ~ 16:00開催 …しっぺいがやってくる!!
25日(土)15:00 ~ 20:00開催 …光と音の饗宴 お庭のライトアップ ~キャンドルとフルートの調べ♪~
26日(日)10:00 ~ 16:00開催 …健康と食 ~お庭で楽しいひとときを~
晴耕雨醸
自家用パンや甘酒、糀作りは通年やっていることだけど
6月中に追われていた初夏の果実のジャム作りも一段落し
ようやく自分の好きなように時間がとれるようになる7月。
ここ数日は天気を見ながら畑を行き来する日々。
雨の日は家の中にひきこもって発酵食作り。晴耕雨読ならぬ晴耕雨醸。
最近のヒットは大豆を糀で発酵させた糀豆。
ゆでた大豆を60℃に冷ましたものにほぐした糀を混ぜて
甘酒作りと同様に55℃~60℃で半日保温して塩を入れて煮詰めたもの。
大豆が甘くおいしくなり、まるで肉味噌みたいな味わいになる。
うどんの具にしたり、パンにチーズと乗せてトーストしたり、
レタス巻きにしたり、シーチキン代わりにポテトサラダに入れたり、
油揚げの中に詰めて焼いたり、いろいろ使えるけど特にお気に入りはトマト煮。
にんにくと玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルで炒めて
糀豆とトマトピューレを入れて煮詰めて塩糀と胡椒で味付けしたのに
ゆでたペンネを入れてあえればまるでミートソースパスタ。
肉を使ってないので胃に重くないけどうまみがあって食べ応え抜群。これはおいしいわー
先日、長野畑に行ってきた時に例によって畑の地主さんから減農薬栽培のお米を分けて頂いた。
地主さんが同じ集落内で栽培されてるおいしいあきたこまち。
もみがら付きのまま定温倉庫で保管されているので無くなるつど分けてもらっている。
もみがら付きのお米を精米出来るコイン精米機がうちの静岡自宅近辺にはないので
長野の現地で精米している。
先日はこの米ぬかも一袋持ち帰ってきたので、これを使って米ぬか乳酸発酵液作りに初挑戦。
ペットボトルに米ぬかと粗糖と粗塩を少しずつ入れて水を少し入れてよく振って溶かし
水をボトルのフチギリギリまで入れてフタをして一週間放置するだけ。
初めて作る発酵食品作りはドキドキする。
パンパンに膨らむペットボトルのフタを開けるとプシュー!
ブクブク勢いよく発泡する様はもはやサイダーどころじゃない。
空ペットボトル代わりに空いた一升瓶で仕込んだものは、ポンっとフタを弾き飛ばしたこと3回。
あふれる中身。天井まで米ぬかがくっついてる。
あ~あ~やっぱキッチリフタ出来るペットボトルの方が良いわ~
発酵しきったこの液体を匂いを確かめてから豆乳に混ぜて40℃で3時間保温して放置。
翌日見たら固形分と乳清がしっかり分離してヨーグルト状になっていた。
これは発酵進み過ぎたか~~。くんくん鼻を近づけて香りを嗅ぐ。
スプーンでほんの少しすくって恐る恐る口の中に入れ舌全体に広げてゆっくり飲み込む。
強すぎない酸味、なめらかな舌触り、柔らかなカッテージチーズみたいでこれはオイシイ。
初めて作る豆乳ヨーグルト、食べたことのないものを口に入れるドキドキワクワク。
うーむおもしろい。おもしろすぎる発酵食作り。
米ぬか乳酸発酵液はお風呂に入れたり植物にかけたり洗剤代わりにしたり多種多様な使い道があるようだ。
とりあえずフタがふっとんだ一升瓶仕込みのは、庭の少々弱り気味のシークワーサーの木にふりかけた。
果たして如何に。
もうちょっと調べて作って繰り返していろいろ試してみたい。
庭の展示場
磐田市新貝にある庭の展示場「樹(いつき)」様にて
今月21日(火)と25日(土)26日(日)行われるイベントで杜屋ジャム委託販売頂けることになりました。
今日はその打ち合わせで現地へ。こんなすぐ地元にこんないい場所が!
石窯もあるしレンタルスペースもあるし苗は安いし。打ち合わせついでにハーブ苗いろいろ購入。
敷地内ご案内下さったのはヨーグルトにジャム入れて召し上がるのがお好きという方。
こんな場所で働けるなんていいな~ここのお庭でゆっくりお茶したい。とても気持ちのいい空間でした。
「庭の展示場2周年感謝祭」
7/21(火)10:30 ~ 16:00
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7/25(土)15:00 ~ 20:00
7/26(日)10:00 ~ 16:00
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