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富山県皇国晴酒造の純米吟醸酒

先日富山県に行った際に現地の蔵元、皇国晴酒造で手に入れた純米吟醸酒2升。(すでに空。)

 

二本の値段の違いは原料米の違いのせいらしい。
(右の「厳瀬」は山田錦使用。こっちの方が500円高い。)

先月末、我が家にご近所の4世帯の方にお集まり頂き、
両方開けてみんなでわいわい飲んだ。
つまみはいのしし鍋、富山土産の魚の干物の炭火焼きをメインに。
あとは皆様が持ち寄って下さった豚肉の奄美粒味噌和え、自家製たくわん、自家飼育鶏肉の煮付け、マレーシアのかっぱえびせんなど。
このえびせんはちょっと辛口でなかなかおいしかった。


厳瀬の方が味が濃いと購入するときに言われたが、飲み比べてみるとやっぱりそう。
何となく厳瀬の方をお酌する手が進み(手酌を含め)おひらきの頃には厳瀬の残量は幻の瀧の半分以下となっていた。

その後日、残りを夫と晩酌に飲む。
皆で飲んだとき「私にはちょっと淡麗すぎかなー」と思った幻の瀧が意外においしく感じた。
厳瀬のように、どんとした太い感じではないが、
するりとのどを通って柔らかな後味を残す感じが、その蔵元の町で湧いている水そのものの印象だった。
黒部市生地は名立たる湧水の町。黒部山系のおいしい清水が町の至る所で湧いている。

でもって昨日のイメージバトンの「嫁を飲みものに例えると何?」の夫の答えはこの「幻の瀧純米吟醸酒」だったのだ。
「うわっつらだけ味わってもよく分からない。」



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ルッコラの芽とイメージバトン

去年の秋は忙しくて畑に手を入れる心身と時間の余裕がなく、
年が明けてからはご近所のひらく農園さんから野菜を買っていた。
そのおまかせ野菜セットの中にルッコラが入っており、それがとてもおいしかったので
先日ルッコラの種を買ってきて畑に蒔いた。



一週間目の今日。かわいい芽が出揃った。
芽が出るというのはやっぱりうれしいもんだなーと眺めながらつくづく思う。
おめでとうの意味の「めでたい」を漢字変換すると
「目出度い」のほかに「芽出度い」「愛でたい」と出る。
何となく納得。




ここから杜のおっとっと担当です。
yoriさんから受け継いだ
papa(じじ)から見たmama(よめ?)のイメージバトン行きますー

mamaを色に例えると?
水の色:色があるようで、具体的には分からない。
 染まるようでなかなか染まらない。染まらないようであっさり染まる。そんな性質も。
mamaを動物に例えると?
らくだ:のっそりのんびりそうに見えて、実は凶暴...
 過酷な環境の砂漠をの~んびりのほほんパッカパッカと歩みつつ(なかなか死なない)
 突然グワーっと歯をむいて怒りだす。
 そんなラクダを思い浮かべたら自分でも笑ってしまった。

mamaを好きなキャラに例えると?(マンガや映画何でも可)
うううううううう.....キャラが浮かびません....
 何かあるかなー?
mamaを食べ物に例えると?
お豆腐:うまいときはうまい。さっぱりさっぱり。
 淡白でも味はあり、色んな料理の素材として活用される。
mamaを飲み物に例えると?
日本酒:説明はいらない?
 この前飲んだ富山の「幻の瀧 純米吟醸」みたいな酒。上っ面だけ味わうとよく分からない。
 飲んだ後口は湧き水そのもの。

mamaを花に例えると
菜の花:逞しいくせに...
 花の形そのものは繊細だが、道端でも川原の土手でもどんな場所でもさりげなくしぶとく育ち開花する。

というところでご勘弁を。イマイチ面白いねた浮かびませんでした。



 ラクダが凶暴だとは知らなかったが言われてみれば確かに似てるかも。

 以上、この色の文字は私、杜が後から補足説明付け足しました。



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庭の杏は花盛り

庭の杏の花が満開。
二羽のメジロが飛んできて、花とたわむれている。




↑2階ベランダから撮影。やっぱりじたばた動く撮影体を撮るのは難しいな~

鳥さん達に受粉を託し、初夏の杏の実の収穫に思いを巡らす。



≪今日の手ぬぐいシリーズ・10≫

京都土産に頂いた。
私の好きな永楽屋の手ぬぐい。
Y様ありがとうございます!




はらり広げると現れるおかめの顔。
これは私のツボにどんぴしゃ!

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ホワイトーデー準備

来週14日はホワイトデー。
意外にうちは、バレンタインよりもホワイトデー用のご注文の方が多い。
私のお客様は女性の方が圧倒的に多いので、旦那様のバレンタインお返し用などにつかって下さる。



今週分だけでも驚異的な(っていうほどじゃないか)ポルボローネの数。
焼いている間に個包装用の紙を切って準備する。



≪今日の手ぬぐいシリーズ・9≫



東京の手ぬぐい専門店「かまわぬ」で購入。
こういう手ぬぐいらしい柄はやはり飽きがこない。

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白馬スキー場にて

魚の着ぐるみを着たボーダーさんと一緒に写真を撮ってもらう。
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苺の花

ほっぽらかしておいた畑の苺にいつの間にか花が咲いていた。



かがんで写真を撮っていると、背中に当たる日差しがぽかぽかと暖かい。
もうすっかり春だなーと思って靴下の2枚重ね履きをやめたとたんに風邪ひいた。

気温差の激しい季節の変わり目。
皆様どうぞご自愛のほど。



≪今日の手ぬぐいシリーズ・8≫


夫が昔ソーラーカーのレースに出ていた時代にお世話になった方の奥様から頂いたもの。
愛嬌のある猿柄がかわいい。

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マーマレードのラベル貼り

お菓子にしろマーマレードにしろ、私の作る量は普通の家庭よりは多いが、
一般的なケーキ屋よりは少ない。
ラベルなどは印刷屋さんに頼むほどの量でもないので今は全てパソコンで自作している。





ラベルシートにプリントしてカッターで切る作業は日常茶飯。
瓶詰め一つ一つにラベルを貼り付けていると、
まさに自分の娘に花嫁衣裳を着せて嫁に出すような気分になる。
愛情こめて貼り付けているつもりなんだけど、何故か微妙~に斜めになっちゃうんだよな~

マーマレードの名前を囲っているオレンジ色のラインを果実毎に全部違う色にするなどのデザイン性もさることながら、文字のサイズや紙とインクの耐水性など、販売する以前は気づかなかったことにも少しずつ対応して改善してきた。

試行錯誤の連続。
ゆっくりでも前進していければいいのだ。
と自分に言い聞かせる。
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長野・富山旅日記~4(完)

地ビール祭りでたまたま出会ったおじさんに聞いた黒部市生地の町にある酒蔵「皇国晴酒造」は車を停めておいた魚の駅のすぐ裏手にあった。
ぐるりと湧水巡りをして、最後のお楽しみに酒を買おう、と思ったが日曜日のせいかやっぱり皇国晴酒造の門は閉じていた。
他にも普通の酒屋さんは何軒かあったが、何故か軒並み休みだった。
「あ~あやっぱり魚の駅の売店で四合瓶買うしかないか~」とちょっと肩を落として皇国晴酒造の前を通り過ぎようとすると、私の傍らを小さな女の子二人がとととと駆け抜け、まさに目の前の酒蔵に入っていくではないか。
「ん?」ふと見ると、後ろにお母さんらしき若い女性が。
もしかしてこの酒蔵のご家族の方?
「あのーすみません。この辺にこの皇国晴酒造さんのお酒を買えるお店はありませんか~?」
と遠まわしに言うと「良かったら今うちのお店の方開けますから」と言ってすばやく酒蔵の中に入り、道に面した目立たない小売コーナーのシャッターを開けて下さった!

「お休みのところすみません。」と言いながらお店に入り、純米酒を所望すると、最初に出して下さったのが純米吟醸「幻の瀧」。これともう一つあるんですよ、と後から出してきて下さったのが同じく純米吟醸の「巌瀬」。味はどう違うか尋ねると「巌瀬の方が味が濃いとお客様に言われます。」
値段は巌瀬の方が500円高。基本的に濃い方が私好みだが、せっかくなので幻の瀧と巌瀬と一升を一本ずつ買い求める。

箱に入れてもらったお酒を夫と一本ずつ抱え持ち、良かったねー!やっぱり一声かけてみるもんだね!としゃべりながら20m程歩くと後ろから呼び止める声がする。
さっきお酒を売ってくれた酒蔵の奥様が手招いているので、お店に戻ると「これうちの吟醸酒を絞った酒かすなんですけど、良かったらお使いになりませんか?それとこちらはおつまみに・・・」と言って何と吟醸板粕2袋とにんにくスナックをプレゼントして下さったのだ!

思いもかけない親切に心浮き立ち、酒を抱えたままスキップする勢いで駐車場に戻り、いったん酒を車に積み込む。

  ↑本当にいい町だなーと一升瓶を抱えて名残惜しく振り向く私。

* * * * * * * * * * * * * * * * * *

北アルプスの山並みはいつも今日みたいにきれいに見えるわけじゃないんですよ、と地元の方は言っていた。
珍しい「旋回可動橋」(船の通行のために橋全体が回転する)の生地中橋を通って海岸へ。
北アルプスの大パノラマと夕焼けを眺めるこの富山湾の景色は、ほんとに見事。
こういう土地に住めば郷土への誇りというものはごく自然に育まれるだろう。

日が沈んだあと、魚の駅の「とれたて館」へ。
魚市場風の売店「できたて館」に隣接している「とれたて館」には地魚料理を味わえる食事処がある。
時すでに夕方6時。混雑していたお昼とは打って変わって店内には先客が4、5人しかおらず、ちょっと不安になったが構わず入店。

「半セルフ」のこのお店。
ご飯ものや味噌汁、飲み物は店員さんに注文し、生魚や魚の干物、刺身をはじめ、煮物、酢の物、揚げ物、サラダ、肴などの小鉢類はショーケースの中から自分で好きなものを選んでとり、最後にお皿の種類と数でお会計、というシステムだった。
各テーブルにはロースターが付いており、生魚と干物を自分で焼いて食べられる。

肴三品、バイ貝の煮付け、干物、イカをセレクトし、刺身大盛りと海鮮丼とかに汁とごはんを注文。
肴三品はたこわさび、いかの墨造り、いかの身の和え物。
バイ貝の煮付けをつまようじで肝が切れないようにほじくり出してかじる。
サザエの肝のような苦味は少なく、身も柔らかくてとてもおいしい。
「いいよー俺にかまわず酒頼めばいいじゃん。」と夫は言ってくれたが我慢する。
焼きたての干物、イカをぱくり。
「うわっこのイカおいしいっ!」
そこで運ばれてきた刺身盛り。私の好きな白身とアジのたたき付き。
・・・ここでやはりいてもたってもいられず、この後運転する夫に遠慮しつつ、幻の瀧の生酒を一本頼む。
「300mlの瓶入りの酒だから、残して持ち帰って今日の夜寝る前に車の中で一緒に飲もうよ。」
と言いながら、小さなおちょこについだ酒をちびりと口に含み、鮮度抜群の魚介類を食べていたら手酌する自分の手がとまらなくなってしまった。



ちょっと小ぶりの丼に入った海鮮丼は880円のお手ごろ価格で、乗っている刺身はもちろん、ごはんもとてもおいしい。(お米は黒部産コシヒカリ)
かに汁をちびちびとすすりながらもあっという間に生酒一本自分一人で飲みきりそうだったので、底から1cmだけ残して後は持ち帰った。

これは魚好きの飲兵衛にはたまらない店だ。
私が今住んでいる静岡も、海まで徒歩10分だし実は漁港もある町なのだが、何故か地元の魚を食べる機会があまり無い。(自分が料理しないだけ?)
こういうお店に出会うと、やっぱり地魚と地酒はその地元で食べるのが一番かなと思ってしまう。
とことん満喫した後、会計してくれた店長らしき方(くりいむしちゅーの有田に似てる)に、とてもおいしかったですー是非また来たいです!営業は何時までなんですか~?お休みの日はあるんですか~?と、レジを打っている最中に矢継ぎ早に話しかけたら、代金総額が非常に安い!
後でレシートを見てみたら、やっぱり私が飲んだ生酒代が入っていなかったのであった・・・。

この後、長野まで戻りスキー場の駐車場で車中泊。(残した酒は夫が一口で飲みきる)
地ビール祭りからスタートし、大変恵まれた一日を振り返りながら幸せな眠りについたのであった。
そして翌日は猛吹雪。リフトに乗っている間にウエアに雪が積もる過酷な状況・・・。
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