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年の瀬いっぷく

りんごの皮でいれたアップルティーとアップルパイで休息。

本日12月28日(水)~1月8日(日)まで冬休みとさせて頂きます。
その間頂いたメールのお返事は遅くなります。
また、年明けは9日からご注文受付再開する予定ですが、
お菓子のご注文量・種類によってご用意するのに多少お日にちを頂きます。
毎年勝手なお願いで恐縮ですが、ご了承のほどお願い致します。
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スイッチ

まるでパチッと電気のスイッチを切り替えたように、いきなり体調崩した。
吐き気と悪寒、食欲が全くなくて、食べ物の匂いをかぐだけでうぷ。って感じ。
オットが食べようとしているカツサンドの油のニオイ、肉のニオイなんてもってのほか。
毎日欠かさず飲んでたジンジャーティーのミルクのニオイもダメ。
大好きな柑橘と生姜の香りもダメ。
ってな状態で白湯と葛湯だけで過ごした丸二日。
丸々寝ているわけにもいかず、かろうじてやるべき作業だけこなして
あとはとにかく布団にくるまって寝てたらやっと回復してきた。



おいしいものを食べるの大好きな私から食べること抜いたら
あとは何の楽しみも残らないかもな・・・
と妄想しながら買い置きしている掛川の桂花園の葛湯をすすっていた。
桂花園の葛湯も、一番好きなのは柚子と生姜フレーバーで、
それ以外にもココア、お茶、お汁粉のフレーバー各種を常備しておいたのだが
結局かろうじて口に入れられたのは白いプレーンな葛湯。
イタイとか、キモチワルイとか、サムイとか、我慢できるレベルだったので耐えたが
何がツライかって、何も行動できないのがツライ。
体を動かして作業することが出来ないと、家の中にある全てのやるべきモノゴトが滞る。

めったにならない病気になってみると、自分の意のままに行動できること、
健康な体のありがたさをひしひしひしひし感じる。
悪寒ピークを過ぎじわじわ回復してきてから、
今まであまりに自分の体をぞんざいにし過ぎたかもな~と謙虚にふり返る。
パチッとスイッチを入れたように、クリスマスが終わった後に具合悪くなったが
思えば数日前から笑えないほど足の指がしもやけていた。
考えてみればここんとこ毎年12月の冬休み直前に体調を崩していた。
きっかけは、ストレスどうたらの前に「冷え」。
年齢を重ねる毎に「冷え」に対する体の対抗力が衰えてきていることを
自覚しているわりに防衛が甘かった。

あ~~でも回復すると分かるこの健康な体の有難さ。
医者を志す人は死なない程度の病気を経験する方が良いと言うけれど
私も年に一回くらい軽い病になった方が平穏な日常を意のままに暮らすことの出来る体の有難さ、
当たり前のことが当たり前ではないということを感じるかも。



そんなこんながあったものの無事回復し、たまった作業をせっせとこなす。
こないだジャム買いに来て下さったお客様、ジャムの空き瓶をわんさかお返し下さった。
「毎朝杜屋さんのジャムをパンに付けて食べるのを楽しみにしてるんですよ」
そのひとことを頭の中で反芻しながら地道にラベル剥がしと洗浄作業にいそしむ。
「毎度ご愛顧ありがとうございます」とは大阪の商売人だけが使う言葉というイメージだったが
「ご愛顧」頂いて初めて成り立っているのが杜屋の商いかも、と思ったりした。

そもそもひとりで作ってひとりで売って、という普段のなりわいはもちろん、
「暮らしの菓音」のイベントの時みたく、どーーーしても自分は体調を崩してはならない、
という日が1年365日の中で絶対的にある。
菓音イベントの時なんか、自分は無事でも例えば遠方に住む自分や夫の家族になにか起きたらどうする?
とか考えると毎度ひやひやものなのだ。
日にち指定のイベントってそれも覚悟の上でのことだからやむを得ないが、
第二回目から先月の四回目に至るまで、毎回スタッフなど菓音関係者の方が、
熱でたとか子供が熱でたとかお葬式が入ったとかで
予定していた人が全員欠かさず予定通りに揃ったことが無く、これも試練なのかと毎回冷や汗かいていたが
考えてみれば、自分が欠席というハメにならなかったことが一番の幸いなのだろう。
菓音の時に今回のように丸二日自分が体調崩したら、それでイベント中止となる可能性大。
自分が死ぬ日を自分で選ぶことが出来ないように、
基本的には自分が病気になる時を自分で選ぶことは出来ないものだと思うが
「気が張ってる時」「気がゆるんだ時」簡易な病はそんな自分の意志に左右されるのかも。
「どーーーしても今だけは寝込んでられない」意志が自律神経をあやつる。
しかし、ツケは来る。
そのツケが、取り返しのつかないほど巨大にならないように
日々の食事と生活で日々の疲れを日々癒してメンテナンスしていきたい。来年こそ。
来年は「薬膳」の食事にアンテナを。
肉料理大好き、牛コンソメとかバター大好きな私に玄米菜食基本の「マクロビ」はイマイチ性に合わないが、
今みたいに内臓の力が弱っている時にヘビーな焼き肉を食べたとしても体に毒なだけ。
でも力を付けたい時、血が足りない時などお肉をがっつり食べたい時もある。

私が作ってるお菓子もそうだけど、食べ物飲み物全てに言えること。
「食べすぎてはいけない」
ちょうどいい量、ちょうどいい種類、ちょうどいい組み合わせ、ちょうどいいバランス、
その度を超えると病気になる・肥満になる・滞る。=水滞、二日酔い。
それにしても先週久々に温泉行った時に体重計ったらちょっと痩せてる~♪
と思ったけど、この二日でまた少し痩せた。
でも、「食べ物を作る人は太ってはいけない」という言葉の重さを思い出す。
昔の私は太ってただけではなく気持ちもたるんでた。



県外に住む思いがけない方からの思いがけないお歳暮ギフトが届き驚嘆。
岐阜県白扇酒造の3年熟成本みりん!わっうれしい!
同封されてた製造工程のリーフレットに目を通す。ふむふむなるほど。
「昔ながらのみりんの作り方」がいかに今の現代に通用するものであると同時に
現代に欠くことの出来ない技術であるか。
そして手間を惜しまずこういうことをやり続けるメーカーに頭が下がる。
贈って下さったこの知人も、また別の人からこのみりんをプレゼントされて、
そしてご自分もいろんなギフトに遣うようになったとお手紙が添えられてあった。
ついでに私が以前この方に贈った、掛川の桂花園の葛湯もお気に召して下さり、
ご自分用にもギフト用にもお取り寄せするようになったと。
自分がもらってうれしかった贈り物があちらこちらに巡りゆく心地良さ。



日差しが差し込んで明るい玄関。
もうすぐ新しい年がやってくる。皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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冬休みのお知らせ



瞬く間に過ぎる12月。クリスマスも無事終了。
勝手ながら12月28日~1月8日まで冬休みとさせて頂きます。
年内の焼き菓子のご注文は受付終了します。



休み中には柚子や青島みかんのマーマレードを集中して作り、年明けから販売する予定です。
そして、次回第5回暮らしの菓音イベント開催にむけてぼちぼち企画思案中。
春になってあたたかくなる前にもう一度。お楽しみに。
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プレゼント

ジャムを買いに来られたお得意様ご家族。
「いつもおいしいジャムありがとう」とお子さんが花束を下さった。
可憐なスイートピーの花。超嬉しい~~~ありがとうございました!
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プレゼント

いつも応援して下さる遠方のお客様から宅急便着!
気になっていたお菓子屋さんのクッキー詰め合わせから
自家製バジルペーストまでおいしいもの盛りだくさん。
美しい~~これは食べるのもったいない。
クリスマスが終わったらゆっくり頂きます。ご馳走様です!
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12月22日(木)のつぶやき

09:27 from web
RT @kenichiromogi: おだ(3)役に立つもの、高価なものというよりは、相手のことをどれくらい考えたか、ふさわしいものを選んだかというその「準備」にこそ、贈り物の本質がある。つまりは、贈り手にとっては、贈る前の心と身体のエキササイズこそが、贈り物という文化の ...
09:28 from web
RT @kenichiromogi: おだ(4)だからこそ、プレゼントをすることは、贈り手を成長させる。子ども会で友だちにあげるプレゼント、生まれて初めて贈るバレンタインのチョコ、誕生会に呼ばれた時に持っていくもの。何を持って行こうと一生懸命考えることで、その贈り手の方が ...
09:28 from web
RT @kenichiromogi: おだ(5)贈り物によって豊かになるのは誰か。受け取り手の「富」が増大しているように見えて、交換時にすでに成長しているのは贈り手の方であろう。相手のことを考え、自分をそこに反映し、街を歩き、棚を探しているその時間の中にこそ、贈り手を成長 ...
09:31 from web
今週はクリスマスギフトウイーク。ビスコッティの大口、カード付きポルボローネプチギフト大口。小さな焼き菓子とジャムの詰め合わせセットからシフォンケーキまで様々なギフトご注文。
09:33 from web
いろいろな方の様々なギフトを作り続ける一方で、自分がお世話になった人に差し上げるギフトの方は放置気味(汗)
09:35 from web
今朝「ピンポーン。宅急便ですー」お歳暮ですよー。ん?誰だっけ。ああーー去年結婚した姪っ子の旦那さま!しまった出産祝贈るのもまだだった(汗
09:36 from web
そして毎年年賀状も後回し。年明け後に書くのが恒例。年末は不義理の連発。
09:37 from web
それにしても寒~~い。実家の仙台はすでに雪。こちらもホワイトクリスマスになったりして?
09:38 from web
晴れた寒い日は干し果物作りに最適。
09:39 from web
作業の合間合間にせっせとりんごの皮むきをして露天にさらして干しりんご作り。
by moriya415 on Twitter
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12月20日(火)のつぶやき

13:46 from web
せわしない日常に忙殺されてツイッターもブログも放置気味のこの頃・・・カノンの前はあれほどツイッターやってたのに。
13:48 from web
「あれほどツイッターやってた」と言ってもパソコン画面開けた時につぶやいていただけで、いまだに携帯からツイッター出来ない。フォローするされるやリストの仕組みもいまだ理解しきれず。アナログな私。
13:49 from web
その前にいよいよ携帯を買い換えねばならぬ。来年3月で使用不能となる私の携帯=ムーバ。
13:51 from web
カノンのジャズピアニカライブにいらして下さったお客様ご来訪。玄関で話すこと数十分。会話で息抜き。
13:53 from web
基本人見知りだし口下手なので「話しかける」というのが不得手。でも話上手な方は話を聞くのも話すのも楽しい。興味深いお話が次々と。
13:55 from web
今日から始まる仙台市の雑貨店「dia」さんでのクリスマスフィナーレ展。昨日発送したお菓子とジャム、順調に行けば今日夕方までに到着予定。もうすぐ届くかな。
14:00 from web
diaさんに納品したジンジャーケーキ。デザイナーの山田さんに「ツボ!」と太鼓判頂いた。袋井市産の生姜をシロップ煮して焼きこんだシンプルバターケーキ。ミルキーなバターと卵のしっとり軽やかな生地に生姜がピリリ。ストレートの紅茶とどうぞ~あたたまります。
14:03 from web
ジンジャーケーキともうひとつは影ながらリピーター多いくるみブラウニー。寒くなればなるほどチョコレートが恋しくなる。こちらはコーヒーやカフェオレのおともに。
by moriya415 on Twitter
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仙台diaさんへ納品

クリスマス展用に、焼きたてジンジャーケーキとブラウニー今日発送します~明日夕方着予定です。
http://merimeri.jp/
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暮らしの菓音・続き

第四回暮らしの菓音でも若干お菓子が余りましたが、
今回はチャリティ通販にはせず、そのまま分配しました。
菓音開催にあたってご協力下さった方々、
そして宮城県気仙沼市でボランティアした際にお世話になった中学校の先生へ、
ハンパないほど作って極端に余った板サブレとフラップジャックのみ仙台市のdiaさんへお送りしました。
通販期待されていたご遠方のお客様、申し訳ありませんでした。
余談だけどフラップジャックは今までで一番おいしく出来た。

このブログをつぶさにご覧下さっている方はすでにご存じかもしれない。
宮城県気仙沼市・本吉町にある大谷中学校。
私が今年のゴールデンウィークと夏休み中に足を運び、
「ふゆみずたんぼ」の復旧ボランティアをさせて頂いた場所。
 詳しくは過去の記事「旅」カテゴリーの5月の投稿をご覧下さい→こちら。
「ふゆみずたんぼ」とは、冬季も田んぼに水をはり、イトミミズや微生物の生育をうながし
農薬や化学肥料に頼らずに稲を育てる田んぼ。
「ハチドリのひとしずく」で知られる「ハチドリ計画」の一環として
大谷中学校3年生の総合学習で始まり、その後小学校と幼稚園も加わるようになった。

ハチドリのひとしずく いま、私にできること
クリエーター情報なし
光文社

3月11日。
海から800mほど離れた高台にある大谷中学校1階にまで津波は達した。
そして校舎の眼下にある生徒達の「ふゆみずたんぼ」は、押し寄せる津波にのみ込まれ
たんぼの上には破壊され流されてきた家屋や車、散乱するガレキが残された。
震災から一月半ほど経たゴールデンウィークの頃に足を踏み入れたあの光景は
テレビの映像で再三目にしていたイメージをあっさり覆すほどの、あまりにも有り得ない、
現実とは認めたくないすさまじい状況だった。

ようやく仮設住宅が建ち始めた頃、たまたま私はご縁があって
その中学校のふゆみずたんぼのガレキ撤去ボランティアを2日間させて頂いた。宿泊は中学校の教室。
無数の人の多大な手助けでふゆみずたんぼは復旧し、
担当の中学校の先生の地道で甚大なご努力で田植えにまでこぎつけられた。

その後、ふゆみずたんぼのボランティアに参加した人達でメーリングリストが結成され、
田植え後の生育や開花、そして収穫までの状況は逐一メールで拝読していた。
「大豊作」の一文を見た瞬間は感慨深かった。
ガレキだらけだった田んぼで大豊作・・・素晴らしい。

今こうして思い返してみてもまるで10年以上前の出来事のよう。
そして今さら言うまでもなく、先日の菓音で演奏して頂いたジャズピアニカバンドの方達とは
この気仙沼ボランティアの際に場を共にさせて頂いたのだ。
神戸から車1台に5人乗って食糧・テント、山程のピアニカを載せて駆け付けた彼らは、
被災して家を失った子供達にピアニカを配り周り、避難所となっている体育館や教室で演奏された。
お菓子をお送りした中学校の先生には、「暮らしの菓音」をやる前に
これこれこういう形で大谷でも演奏されたジャズピアニカバンドの方達をお招きして
地元でこういうイベントをやるのです。とお知らせしていた。

震災から9カ月。
時の経過とともに変わるものは変わり、変わらぬものは息をのむほど変わらない。

そんなこんながあって、先週のこと。
「大谷中学校」の名前で私宛に小包が届いた。あれ?!もしかして!?



やっぱり!!ふゆみずたんぼのお米を送って下さった!!



お米袋を手にし、重みを感じ、胸が熱くなる。
こんな貴重なものを頂戴していいのだろうか。



そして同封されていた文書の数々に目を通し、熱い思いが胸の内から目の外へこみ上げる。
ふゆみずたんぼ再生ボランティアに加わった方が作成されたレポート
「よみがえったふゆみずたんぼ」は、写真付きで日にちの経過が記されていて
とても分かりやすかった。



とてつもなく大きな「再生」という物語。
未曾有の災害が起きてしまった今年。
災害と面と向かって遭遇し、打ち勝ち、乗り越え、よみがえる。
人の生きる力、その尊さを忍び頭が下がる。

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12月9日(金)のつぶやき

16:04 from web
「暮らしの菓音」のレポ、「ライブ」「アート」「打ち上げ」「福祉」「杜屋」までようやく終了~もう少し。
16:05 from web
「杜屋」のレポ書いてたらお菓子が食べたくなってきて、ずっと前に作って余ってた板サブレのはじっこをぼりぼり食べた。
16:06 from web
レポはパソコン前に2時間位集中して座らないと進まないな~。その2時間はどこから来るか。
16:06 from web
さ、今からさっき焼いた玉ねぎのキッシュを包装。一台に5個の玉ねぎ使用。玉ねぎ凝縮。
16:07 from web
玉ねぎのキッシュはワインやビールだけではなく、意外と日本酒のつまみにも合うのです。
16:08 from web
クリームチーズ使ってるからかな。日本酒にクリームチーズ+わさび醤油かけたのとか合うし。
16:10 from web
「ミルキーな、チーズのような風味がする」と思った酒は松本の「笹の誉」
16:11 from web
こう冷え込んでくると、鍋とあったかいお酒できゅ~~~っとやりたいところですね~。家呑みが一番。コタツが欲しい。
16:11 from web
「コタツ出すとそのまま寝るからダメ」とオットに言われた。
21:56 from web (Re: @8madauca
@8madauca 「こたつむり」って何かかわいいですね~^^
by moriya415 on Twitter

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