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松坂屋さん:ありがとうございました


27日土曜日は静岡市の松坂屋さん1階ごちそうマートさん企画エリアでジャム販売させて頂きました。お立ち寄り下さった皆様ありがとうございました!

松坂屋さんで販売なんてすごいね!
と前日知り合いに言われた。やっぱり県庁所在地静岡駅前老舗百貨店の出入口付近の場所をお借りできるってすごいな~ドキドキ。
いざ胸を高鳴らせて行ってみれば、ビルの間を颯爽と吹き抜ける風のように都会的なお洒落な感じのお客様がたくさん、目の前をスーッサーッと通り過ぎて行かれる。
ちらりと目線を下さっても足を止めてお立ち寄り下さる方は稀。ああやっぱり土臭い畑のジャムなんて場違いだったか~~磐田から1時間半かけて来た意味ないかも~~~と、毎度の如くず~んと落ち込みかけたけど、今回とてもラッキーだったのは、牧之原の小笠原製茶さんと蜜蝋ラップのビーズファクトリーさんとご一緒に出店させて頂いたこと。



お二方のいらっしゃいませー!おはようございますー!と呼び込みのお声がけがとても明るくて親切丁寧な雰囲気で、これは私ひとり俯いてる場合じゃない、と蚊の鳴くような声でいらっしゃいませ~~とお声がけしてみる。
DOLCE倉庫でのカノンイベントや鈴家さんでの販売会など、杜屋商品購入を主たる目的として足を運んで下さるお顔なじみのお客様に対してと、アウェイの場所で別の目的で足を運ばれるお客様に対してのお声がけは気分的に天と地ほど異なる。もともと人見知りな私的には声をかけて素通りされるつど無視された気分になりメンタル削られる。
ところが他のお二方とうちのオットには、足を止めずとも軽く会釈されたり笑顔を返されたりと、ささやかでもお客様のリアクションがある。声の大小ではなく、お客様の耳に「届く」と「届かない」があるんだな~~。と他人事のように感心しながら、オットにコツを聞いてみると、声をかけるタイミングとか方向のみならず、どんな感じのお客様なのかとか興味をもってくれそうかとか、相手によって微妙に声というか声がけを変えているのだという。スゲー!行き交うたくさんのお客様に対してそこまで考えて対応してるのかー!さすが商売繁盛の町大阪人(オットは大阪出身)。興味関心のない人をひきつける声がけ、これもある意味職人芸だなぁ。
とか何とかいいながらも、「途中で販売オットに任せて私は松坂屋さんデパ地下めぐりしよう~♪」と思ってたのに、お立ち寄り下さったお客様と畑のお話したり、長野のスキー場のお話したり、モンベルTシャツ果樹柄デザインのお話したり、他の出店者さんや松坂屋担当者さんと色々お話してたらいつの間にか15時終了時間。
ありがたいことにお馴染みさんやお世話になっている方もお寄り下さり、結果的には売上もそこそこありほっとしました。
今回特に印象に残ったのは、静岡手創り市で(買ったことないけど)見かけたことがある、とお立ち寄り下さったお客様。「静岡手創り市は2018年の秋を最後に今は出店してないのでもう4年前かそれ以上前ですね~よく覚えてて下さいましたね~!」「そんなに前なんですね~時の流れは早いですね~!」
また別のお客様で、長谷通りのごちそうマートさんで以前ジャムをお買い上げ下さったという方が「ごちそうマートさんに杜屋さんまた出店しないの?とリクエストしたら、今日松坂屋さんで出店って聞いたので」と、贈り物用にもたくさんジャムご購入下さり有難さ沁みました。



今はとにかく時期的に、夏に作った自家栽培果実のジャムが種類も量もたくさん在庫があるので、松坂屋さんで販売なんてありがたいお誘い!と思いましたが、端的に「売る」ことって「作る」ことより難しい。「納得してお金を払ってもらう」ことが目標なので、ただ珍しいだけとか無農薬で自家栽培でという話じゃない。特に、松坂屋さんでは原材料表示ラベルと商品説明プライスカードの基準が保健所よりも緻密で厳密で、今回松坂屋担当者さんには色々ご教示頂き勉強になりました。
それと他の出店者さんと松坂屋担当者さんが以前銀座で働いてたとかその時期とか、人生いろいろ~仕事もいろいろ~♪と歌いたくなるような諸々のお話が楽しかったです。私は飲食にまつわる以外の仕事は経験少ないので、世の中色々な仕事があるんだなぁと素朴に思います。今回のような不特定多数の人が行き交う場所での小スペース時間限定での販売って、中高生くらいの若い人が体験してみるといいかも。色んなオトナの人と会話出来るし。

さて懲りずにお次は、9月25日の最終日曜日に、おなじみご近所の自家焙煎珈琲豆店「鈴家」さんで販売会させて頂くお願いをしました。
だいぶ秋めいてきたのでジャムだけじゃなく焼き菓子もいろいろご用意するつもりです。
その後は10月23日のカノン!
松坂屋さんに来て下さった常連さんからも「10月のカノン行くつもりです」とお声がけ頂きテンション上がりました。やっぱり楽しみに待っていて下さる方がいると思うと嬉しいです。2か月先を目指してちょっとずつ準備進めていきます。


【 杜屋出張販売予定 】





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明日27日は松坂屋さんでジャム販売します



明日27日土曜日11時~15時まで、静岡駅前の松坂屋さんで杜屋ジャム販売させて頂きます。
場所は松坂屋さん1階のけやき口広場という北側の出入り口のところです。
以前お世話になりました「ごちそうマート」さんの企画エリアの一角にテーブル1個分で出店させて頂きます。
先週は大雨予報だったので心配してましたが、一転して晴れ予報になりほっとしました。
給料日後の土曜日どこへ行く?松坂屋さんへ行こう!
そうだ今春新たに松坂屋さんにオープンした水族館スマートアクアリウムへ行こう!
静岡市や近隣の皆様、夏休み最後の土曜日にどうぞお出かけ下さい。



ジャムの種類は、この夏にうちの畑で収穫してジャム加工した無農薬自家栽培ベリー系のジャムを中心に。自生種のエビガライチゴや希少なグースベリー、定番ブルーベリーやブラックベリーなど10種類ほどお持ちする予定です。
マーマレードをはじめ在庫少ない種類は持っていかないつもりなので、もしご希望の種類ありましたら、本日8月26日夜までにメールかインスタDMでご連絡頂けましたらご予約お取り置き承ります。ご希望の種類とサイズと数、お客様のお電話番号をお知らせ下さい。
(例:エビガライチゴジャムS2個と文旦マーマレードS1個、など)
現在庫・価格一覧はこちら⇒★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★
なお、杜屋販売は11時から15時までですが、同じエリアでは15時以降も別のお店が出店されます。


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宿題

夏休み  ジュースにアイスに かき氷
夏休み  ジュースにアイスに 正露丸
という、小学生にも失笑されそうな夏休みの宿題の句を作ったのは何を隠そう私が高校生の時である。
夏休み宿題の読書感想文も「これは感想じゃなくてあらすじだ」と担任にダメ出しされたことがある。
今でこそ月数冊長編小説を読む程になったけど、読書週間がついたのは高校生も終わりの頃で、その前まではマンガ以外の本を読むことはほとんど無かった。国語力がハンパなく低かった。いや国語以外も低かった。数学と物理と化学と歴史と政経も低かった。つまり好きな教科は体育と家庭科と美術だけだった。
夏休みがあと数日で終わるという今頃、青ざめながら宿題に取り組むことが常だった。
短歌の宿題については上記のアホ丸出しの以外全然思いつかず(そもそも短歌じゃない)、当時大学生だった姉に「何か作って~~」とぼやいたら、一晩で五句くらい作ってくれた。それらをあたかも私が作りました!という風で提出したら、その中の一句がまんまと学校の文集に掲載された。
「太陽に 汗をちりばめ 走る夏  いつか輝く 笑顔のために」
高校生当時は連日部活に明け暮れていたので(ソフトボール部)その私の様子を詠んでくれたとのこと。うまいな~。さすが文学部。頼りになる姉。
そういえば今思い出した。
夏休みの宿題だけじゃなかった。
高校3年生の時の国語の古文が赤点続きで、再テストの甲斐もなく「せっかく源氏物語を勉強したんだから、源氏物語をテーマにレポート書いて提出しなさい」と命じられた。
勉強してないのに書けるわけないじゃん~~とぼやいてたら、隣の席の友人が「じゃ私が書いてあげようか」と申し出てくれた。
古文ではない授業中にその子が書いてくれた原稿を、その次の古文ではない授業時間中に私が自分で原稿用紙に書き写して、古文の先生のところに持って行ったら、パラパラめくって「よく頑張ったな~」とねぎらいの言葉をかけてくれ「頑張りました!」と胸を張って答えた。
今だからこそ書ける若かりし頃の些細な悪事だけど、我ながら図々しいな~。
ちなみにそのレポート書いてくれた当人は某有名大学に推薦合格した。
あの時はほんと助かった。ありがとう。
お盆が終わり、高校野球も終わり、夏休みも終わる。
昨日は処暑。今年も夏が終わり季節は移り変わる。


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このところお電話でのご注文がちらほら続いた。
普段は電話よりメールやインスタDMでご注文のご連絡下さる方が圧倒的に多いけど、パソコン使わない方だったりスマホお持ちでも見る専門でメール使わない方だったり。
作業中は出られなかったりお待たせしてしまったりするのが心苦しいところですが、もちろんお電話でもOKです。
普通にメールでご注文下さる方も、季節の事柄やジャムのご感想など文章がお上手で表現の豊かな方だなぁと感じることが多々あるけれど、お電話でお話していても、お声のトーンやお気遣いのお言葉など、ああ気持ちのいい方だなぁいいお声だなぁと思ったりする。ハキハキしていてお元気そうなお声の方でも、今ワクチン打った後でだるくて、、と聞くと意外な感じがするけど、人と話をする機会が減ったので話をすること自体が楽しいです、と言われた。
私も普段自宅工房ひきこもりで作業してるし、畑作業もひとり黙々と手を動かしていることが多いので、日常においてオット以外の他の人と気軽に会話することが滅多にない。そんな私の日々のささやかな楽しみのひとつはラジオ。作業中もずっとラジオをつけっぱなしにしている。何故かうちはNHK第一しか入らないので、この頃は声だけでアナウンサーさんの判別がつくようになった。お盆期間中はいつもの担当さんじゃなかったりして、ああそうか今夏休み中なのかなぁと思ったり。
ラジオで聞いててこの人の声好きだなぁと思ったのは、お笑いの麒麟の川島さん、作詞家の高橋久美子さん。高橋久美子さんとは個人的にご縁を頂き、5月の長野での展覧会の時に直接お会いしてお話し、ラジオで聞いてた素敵なお声を目前でリアルで聞いて感激した。
近しい人でいい声だなあと思うのは、長野畑の地主さんと、以前カノンにご参加下さった新潟県の染色家星名さん。何気にお二人とも歌もお上手らしい。いつか聴きたい。

最近読んだ本で「声」をテーマにした高校放送部の小説、湊かなえ著「ブロードキャスト」と続編「ドキュメント」がわりと面白かった。黒いミステリー作家だと思ってたので爽やかな青春小説が意外だった。惚れるような魅力的な声のことをイケボというのだとこの本を読んで初めて知った。地主さんと星名さんイケボだわ~。
声によって伝わること、伝えること、伝えようとすること。人の顔のつくりが生まれつき色々あるように、持って生まれた声質は生まれつきだけど、どんなトーンで話すか、ゆっくり話すか、勢いよく話すか、言葉と言葉の間をどうとるかとか、お客様からのお電話やラジオインタビューなど、顔や表情が目に見えなくても耳で感じること、声や言葉、話し方次第でじんわり心にしみこんでくることに興味をそそられる今日この頃。


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8月15日



終戦記念日。
子供の頃は第二次世界大戦と応仁の乱が同じような歴史の史実だと感じていたのに、年をとればとるほどつい最近のことに感じる。たった77年前にこの国でそんなに凄惨な戦争が起きたのかと。
インパール作戦から帰還した人と八甲田山雪中行軍から帰還した人、その父子が遠い親戚だと知ってなおさら身近に。身近に感じても実態を言葉で書ききることは決して出来ない。
祖母の妹は従軍看護師として満州に赴き爆撃で行方不明になったということだけ祖母から直接聞いたことがあった。存命中にもっと詳しく戦争のこと聞いておけばよかったと今は思うけど、実際辛い思い出話は聞きにくい。
結婚当初、祖父母の家に挨拶に行ったら祖父が庭の木を手折ってくれて、うちの庭に挿し木したムクゲは今や2階の窓から手が届くほど育ち今年も花を咲かせている。小学生の頃は毎年夏休みに遊びに行ってた。夜に花火をやっている時に祖父が畑のネギを折って中にホタルを入れて燈明のようにして手渡してくれたことをふと思い出す。
命をかけて命を繋いでくれた先人に祈念を捧げる日。

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言い間違い




「ヘビガライチゴジャムありますか?」
「ヘビガライチゴジャムはいつ頃販売になりますか?」
など、エビガライチゴジャムをヘビガライチゴジャムと認識されてる方が10人に4人くらいの割合で存在する。わりとコンスタントに言い間違えられるヘビガライチゴ。
長野畑で育てているエビガライチゴのジャムは、つぼみや茎に細かな赤いトゲが生えておりつぼみが海老の殻に似ているから「エビガライチゴ」と名付けられたそう。漢字で書くと「海老殻苺」。
野生の野苺の「ヘビイチゴ」と混同されがちなのだろう。気持ちは分かる。
紅玉りんごを「べにたまりんご」とおっしゃった方もいたし、そういえば昔ケーキ屋で「マロンシャンテリー(モンブランみたいなケーキ)」を「ロマンシャンテリー2個ください」と言い間違えてたお客さんもいた。マロンシャンテリーをロマンシャンテリーと間違える気持ちも分からないではないし何だかセンスを感じる。
ついでに言えば、私が企画主催しているDOLCE倉庫でのイベント「暮らしの菓音」も、「暮しの菓音」「暮らしの果音」「暮らしの華音」と書かれていたり、「杜屋さんの”くらしのかおん”のイベント行きますね!」とお声がけ頂いたこともある。暮らしを彩るお菓子と音楽やアートを楽しむイベント、というコンセプトでお菓子の菓と音楽でカノンなんですよ~。とご説明するも、最近ジャムが主になってきてるので、お菓子の菓より果物の果の方がイメージに近いのかもしれない。菓音=カノンはあくまで私の造語なのでカオンと読む人も普通かも。
あ、別にヘビガライチゴジャムでも暮らしのカオンでも、大した違いではないし意図は伝わるので大丈夫ですーかえって間違ってますよと指摘するのも失礼かなと思って大抵スルーしてます。


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応援


コロナ禍で閉店した飲食店も多い。閉店したといっても、コロナが落ち着いたらまた再開するつもりのお店もあるだろうし、自分のお店を閉めても飲食の仕事自体は辞めず他に勤めるということもあるだろう。うちの場合はお店がないので閉店しようもないし、もしも辞めるとなったらネットで辞めますと宣言して保健所と税務署に廃業届を出すだけだけど、そもそもここまで庭畑の果樹が育ってきているのだから今さら辞められない。
うちの場合、畑から始まるジャム作りは手間と時間がかかるわりに高価な値段で売れるわけじゃないから時給換算するとよそでバイトした方がはるかに効率いいし、好きだからと趣味に毛が生えた程度で何でこんなこと17年も続けているんだろうなぁ。と、とりわけ手間のかかる果実の下拵えしたり真夏の炎天下果実収穫したり猛暑日に熱気ムンムンの中でジャム炊きしている時にふと思ったりすることもないではない。ちなみに上の画像は7月に畑で収穫したグースベリーの軸と花落ちを一粒ずつ手作業で除去しているところ。
ここまで継続して今さら辞めるなんて考えないけど、何で継続していられるのか。
昨日ブログに書いたことに答えがあった。
厳しい中で挑戦してる人や過酷な状況の中で堪え凌いで頑張っている人に声援を送りたいという気持ち。うちのジャムやお菓子をたまにでも長年買い続けて下さるお客様は、ただお金を払って商品を手に入れることのみならず、買い続けるというカタチで杜屋へ声援を送って下さってるのではないか、頑張ってる人に頑張って!と言いたい応援の気持ちで買い続けて下さっている方もいるのではないだろうか。
そんな想像すると、あだやおろそかには辞められない。
コロナで致し方なく閉店した飲食店も、それが自分のお気に入りや行きつけのお店だったりすると、とても残念に思うし心から再開を願う。自分ひとりが出資してお店を支えるパトロンという訳では全然ないけど、自分以外のファンもたくさんいるようなお店だと、みんなこのお店が好きで頑張って継続されることを願っているだろうなぁと思う。店舗はなくても自分もそんな存在になりたいし、だからこそ自分が好きなお店や精一杯頑張っている人は応援したい。


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継続



ショッピングカートに入れるボタンをポチ。お支払いはクレジットカードで。
というようなネットショップのサイトもない上、店舗もなく通信販売で営業しています。
というやってるんだかやってないんだか正体不明な感じながらも杜屋を続けて17年になりました。
先月ものすごーく久しぶりに県外の同級生から注文メールがきて、年賀状のやりとりすらご無沙汰してたのに、びっくり&嬉しくなって電話したら「ずっと続けてるんだ~すごいね~」と言われた。
そうなんだよ~いまだにお店もないけどここ数年は畑での果樹が育ってジャム作りが主になってきて~
などと自分のこと話しつつ、先方も新しいお仕事をスタートしたところで何だか眩しい気持ちになった。
思えば、決して数多くはないのだけど10年以上前から長年継続してご注文下さるお客様がいらっしゃる。1~2年ぶりとかのご注文はうちの場合ごく普通で、お久しぶり~なお客様からのご注文がこのところちょこちょこ続いていてほんとありがたいです。ちなみに昨日ご注文下さった方は3年前のジャムワークショップにご参加下さった方とのこと。何か風の流れというか気が向く時というか、よく思い出して下さったな~と感慨深いです。
それにしても、そういった常連様からたまに個人的なお話をメール頂いたりすることもあり、ご実家のことや親の介護やお仕事のことなど、決して他人事ではなく身につまされるお話もあり。今の時代この国で人として普通に働いて人並みに普通に生活していくのも大変な労力が必要だったりして、好きなことを仕事にして継続していくというのも、うちの場合は家賃がないし扶養すべき子供もいないので、暑い夏はお菓子売れないから収入なくても畑やってればまぁいいか~なんて気ままにのほほんと暮らしているけれど、生活に苦労している人の話を知ると、自分のひとまわり上くらい?のバブル世代は働けば働くほど残業手当が増え収入が安定しマイホームマイカー所有当たり前で海外旅行出張行き放題とか、それがこの国のちょっと前までのリアルだったと思うと隔世の感があります。
ワクチン4回目5回目とか子供にもワクチンとかいくら何でも無茶苦茶な今の時代、自分ひとり孤島で生きているわけではないから社会の中では忖度マスクするけどしょせん死ぬ時はひとり。
そんな厳しい時代に意志をもってチャレンジしてる人や何とか耐え凌いでいる人にエールを。過酷な中で頑張ってる人に「頑張って!」という言葉をかけると時にプレッシャーやストレスになるので迂闊に言えないけど頑張ってとエールを送りたい気持ちがあります。


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夏の自家栽培果実一段落



昨日8月7日は立秋。夏の土用過ぎて季節の変わり目。2年前は8月17日頃に浜松最高気温41度を記録したのでまだまだ油断出来ませんが、日が暮れると聴こえてくる秋の虫の音に確実に季節が移ろっていることを感じます。
忙しい夏でした。5月後半の桑の実から始まり、ルバーブ、杏、梅、山桃、スモモ、黄金桃、ラズベリー、ボイセンベリー、グースベリー、レッドカラント、カシス、ブルーベリー、ブラックベリー、そして先日のエビガライチゴ収穫で畑の自家栽培果実シリーズも一段落。9月に山ほおずきとナツハゼが採れるかもしれないのでまだまだ畑仕事は続きますが、ジャム作りもピークを越えてほっとしています。
自宅近隣と長野県の畑ももう15年以上になりますが、年ごとに収穫量や種類が増えている、ということは全くなく、全然採れない年もあり、逆に大量に採れすぎて困る年もあり、無農薬で自然のままに育てるというのも意のままに行かずなかなか難しいものです。
先日の長野畑でのエビガライチゴは、後半の実りがスズメバチの襲撃に遭遇し予想の半分以下の収穫となってしまいがっかり。ちょうど熟した採り頃果実を食べに俳諧するスズメバチは、今までもいないことは無かったけどこんなにたくさん一気にやられたのは今年初めて。気づいたら畑ゾーンのすぐ近くにスズメバチの巣を発見。これ大きくなる前に除去した方がいいのでは?でも地元の人は蜂の子を食べるために巣が大きくなるまで待ってたりする。いずれにしてもスズメバチ以外のハチに刺されても我慢出来る程度の痛みで2日で腫れはひくけど、スズメバチの場合は話が変わる。何とか戦いになる前に穏便に生息地を移動して頂きたい。うーむ。
毎年何かしらの困難やハードルはあり、年を経るごとに身体も年老いて、今夏はオットの足の怪我のダメージが大きく完治までの道のりはまだ遠そうですが、ひとまず今日も畑作業ジャム作り頑張った!夜のビールがおいしい!と感じられることがありがたいです。
夏の自家栽培果実のジャムもほぼ在庫揃いました。これから秋冬へむけてジャムを作る仕事から売る仕事にシフトしていきます。とりあえず10月23日日曜日はDOLCE倉庫でのカノンやりますのでどうぞお忘れなくー。企画書、配置図、ブログバナー、フライヤー作らなくちゃー。




『暮らしの菓音(カノン)vol.35』
杜屋販売会×染・織・革 作品展示会
10月23日(日)11時~17時
磐田市福田DOLCE倉庫にて

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