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庭のブラックベリー



28日、29日と長野に行って深夜に帰宅し、
今朝起きて庭と畑のブラックベリーを摘んだら3200グラムもあった。
一回の収穫量としては過去最大。
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仙台パルコ・みやげ展

う~~~む、忙しくてブログアップが追い付かない・・・

29日から始まる仙台パルコでの「クリエイターが創る、新しい仙台みやげ展」に今年も納品させて頂きました。
詳細は後ほど~
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ヨンサタコレム2011・続き



ヨンサタコレムはコレムさんのご自宅リビングスペースを開放して行われるイベント。
コレムさんの店舗入り口の反対側から靴をぬいで上がって頂く。
前半のお客様の流れが落ち着き、お昼過ぎ位に誰もいない空白時間があったので、
じゃここらでお昼ごはんを食べましょうか~、と、
おにぎりを取り出してさぁ食べようと思った直後からお客様が絶えずいらして下さった。
混み過ぎず、かと言ってヒマ過ぎず、この位のペースだとゆったり会話も楽しめてうれしい。
と言っても生まれつき人見知り&口下手な私。「一見さん」に話かけるのはいまだにドヘタ。
それでも、お客様の方から笑顔をさし向けて下さって買い物を楽しまれているのを見ると気持ちが和む。
接客業や営業販売経験者のお客様も多いのか、「話しかける」のがとりわけ上手な方っているんだな~と、
イベントに出るといつも思う。



今回のヨンサタでご一緒したのは布物・編み物作家のアフェクションさん。
何度もうちに直接ジャムを買いにいらして頂いてるお得意様だし、同郷ということもあり気が楽。
ヨンサタは基本10時~14時までの開催なのだけど、アフェクションさんと話して
15時くらいまで居させてもらいましょうか~~と言いながらも、
結局コレムさん閉店16時まで居た。



片付け後にコレムさんがアイスコーヒーを淹れて下さったので、みんなでテーブルについて一服。
大なり小なりイベントが終わった後、達成感と解放感に浸るのは心地良いひととき。
そして話しだしたら時間の流れを忘れてしまった。うそーーもうこんな時間!?と。
わいわいがやがや弾丸女子トーク、という感じでは全くなく、本音で静かに核心にせまる話。
考えてみれば、コレムさんともお知り合いになって何年も経つのにこういう話をしたのは初かも。
ものすごく家が近所とか、昔なじみの友達とか、というわけでもない、
大人になってからお付き合いを始めた方は、お互いに自分の仕事をしていると
なかなか顔を合わせる機会もない。店舗オーナー対お客、という立場だとお互いに話のネタも限られる。
その点、みんなオーナーだしみんな作り手だし、
意外とみんな同じような悩みを抱いたり苦労したりしてるんだな~~と、話を聞いていてつくづく思った。
自分だけが不安なのではない。それを知るだけでも勇気づけられる。

それと話は別に。
コレムさんもアフェクションさんも楽器経験者であることが判明。
しかもコレムさんがサックス、アフェクションさんがフルートって、
背が高く凛々しくて活動的なコレムさんにカッコいいサックスはぴったり!
ふんわり優しい乙女なムードのアフェクションさんにフルートはぴったり!
「自分がどんな楽器を選択するか」って、理由はいろいろあるかもしれないけれど
何となく自分のムードにぴったり合うものを人は自然に選ぶのかも。
ちなみに私、小学生時にクラリネット経験者。何でクラリネットを選んだのかは思い出せないが
クラリネットと言えば「ぼくの大好きなクラリネット パパからもらったクラリネット」
でおなじみ「クラリネットをこわしちゃった」の曲のイメージが強い。
どーしよう どーしよう オーパキャマラドーパキャマラードパオパオパパパー
「ぱおぱおぱぱぱー」このちょっとおちゃらけた感じが、結構自分に似合っているのかも。
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ヨンサタコレム2011


↑ヨンサタ杜屋ブースの写真を撮影されてるアフェクションさんをなにげに撮影。

「真夏にお菓子を買いに来るお客さんは果たしているのだろうか」
なんて思っていたが、思いのほかたくさんのお客様が前半から後半までご来店下さった。
どっと混雑することもなくヒマでもなくちょうどいいペースで結局閉店16時まで滞在。
通常、夏の暑い季節はお菓子屋稼業はヒマである。
そもそも今年もヨンサタ出店させて頂くお誘いは半年も前にコレムさんからメール頂いた。
去年までは5月に出ていたのだけど、今年は「暮らしの菓音」第三回を6月にやるかもしれない、
なので5月末と6月末は菓音で手一杯で難しいかもしれません~~と7月参加をお願いした。
猛暑の真っ只中だが、先週の台風一過の後は涼しい日が続いていたので準備側としては救われた。



いつもはジャムより焼き菓子の方を主に用意するのだけど
今回は季節的に夏の旬ジャムが出揃ったこともあり、ジャムを多めに持参。
先月の菓音イベントの時はマーマレードが主でジャムは苺とキウイとルバーブくらいだったが
菓音を終えた後から、杏、梅、李、山桃、プラムと立て続けに夏の果実が旬を迎えた。
それに加えて今回のヨンサタ新発売ジャム、ベリー尽くしの4種。
自家栽培シリーズ・杜の畑のブラックベリー、ラズベリー、ストロベリー、プチルビーベリー。
ブラックベリーだけは鈴なりだが、他は何年経ってもわずかしか採れない。プチルビーは完売。



毎度おなじみの焼き菓子を~~と、定番中の定番を一番おすすめしたい気持ちとともに
新作をどんどん作らないといずれ飽きられるかも、という焦る気持ちも常にある。
とはいえど、新作ではない種類も微妙に配合やレシピを変えたりしてベストを探し続けている。
お菓子作りは「温度」がカギ。室温と材料の温度が仕上がりに大きく影響する。
真夏と真冬では卵などの水分量は全く異なる。
「温度によって加減する」ということが手加減ひとつで出来るようになれば私もホンモノかも。



今回はうちの天然酵母で作ったスコーンをお試し的に販売。
2年以上前から粉と水でかけつないできた酵母。
熟成したチーズのようなヨーグルトのような風味があり、ぬか床に対するような愛着がある。
オーブンで少し温めると、サクサクほろりとした食感に。
ハーブ入りは庭のローズマリーとタイムをほんの少し刻んで入れた。柑橘に似た爽やかな香りがふわり。



ブラックベリージャムと杏ジャムを作って、最後に鍋に残ったジャムは
一瓶を満たすには量が足りないので、これをご試食頂こうと思って持参した。
後半にお客様の流れが絶えて余裕が出来たら~と思ったけれど試食を出すタイミングってけっこう難しい。
一人で会計、補充、試食、商品説明をするとなると、やはり1対1、もしくは1対2程度が限度かも。
ジャム試食用のクラッカーは、「塩麹(しおこうじ)」と小麦粉となたね油と水を混ぜて焼いたもの。
噛みしめると塩の粒が歯にあたり意外とやみつきになる。
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ヨンサタ終了



ヨンサタ無事終了しました~
今回も返却頂いた空き瓶がたくさん!ありがとうございました!



ヨンサタに招いて下さったコレムさん。
明日24日はキコラ住まいるフェスタの雑貨マーケットへ、
来週は浜北の2つのイベントに参加されるそうで、そのバイタリティにあらためて圧倒。
明日も暑い日になりそうですのでどうぞお体大切に。

それにしても今日ヨンサタ終了後の打ち上げ茶話会(?)はすごくおもしろかった!
時計を見ずにひたすら話続けていたらいつの間にやら6時過ぎ。楽しい時間はあっという間。
でも普段他の人とゆっくりじっくり時間をかけていろんな話をすることってなかなか無い。
ご自分のオリジナル作品を制作販売されてるアフェクションさん、
店舗オーナーでありイベントプロデューサーであり布モノ作家でもあるコレムさん、
自分のなりわいについて悩んだり迷ったり不安になったりするのって、
自分だけじゃないんだな~~と、何かとっても勇気づけられました。
こういう時間、大切にしたい。
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明日はヨンサタ


↑うちの庭のラズベリーのジャムも明日から販売予定。これ以外にもヨンサタ新発売ジャムあります。お楽しみに。

台風一過。そしてこの涼しさ。室温が25度しかない。まるで秋のようだ~涼し~い。
明日はコレムさんのヨンサタ。
気温が35度越えるとケーキの劣化も早いので
ケーキ類は作らないつもりでいたけど、やっぱりさっき少しだけ焼いた。
冷ましてこれからカット個包装&ラベル貼り。

ヨンサタに出させて頂くのも3回目。
初回は猪突猛進状態で準備に取り組んでいたけれど
今回は気分的にも段取り的にもすごくラク~。
暮らしの菓音の準備を思い出すと、その半分以下どころか4分の1以下の労力で済んでいる感じ。
明日は私一人で販売するつもりなので、前半は多少混み合うかもしれないですが
後半ゆったりペースになったら、のんびりおしゃべりしながら楽しみたいな~と思ってます。
時間は10時から14時までの予定ですが、コレムさんは16時閉店なので14時過ぎてもまだいるかも。
ではでは明日、コレムさんでお会いしましょう。

掛川市の雑貨屋「コレム」さんのサイトはこちら。
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夏の宴

この期に及んで忙しい~~。バターも溶ける真夏だってのに。
お菓子を焼くと同時進行でジャムを炊くともう体がとろけそう。
今週末はコレムさんのヨンサタ、その後はご法事ギフトとウェディングプチギフトの大口ギフトとともに
また今年も仙台パルコのみやげ展に出品させて頂くことになった。
その納品日が全て来週早々に重なっている。うおーーー夏バテしてるヒマは無い。

先月末から今月頭にかけては梅、杏、李、山桃、プラムと、夏の果物収穫加工が立て続いていたので
わき目もふらず毎日鍋と格闘していたが、その後の1週間は2ヵ月ぶりくらいに間が空いた。
久しぶりにのんびりお酒を楽しむ宴を敢行。
先日お客様から頂いた日高見の震災復興酒「希望の光」を、
暮らしの菓音イベントにご協力下さった方と一緒に呑みましょうという家呑み宴。



第一弾は自宅で。
「一品でいいので何かおつまみ持ってきて下さい~」
とお願いしたら、それぞれ一品どころじゃないほど持ってきて下さった。
にんじんと青菜の白和え。彩り野菜と鶏のいしるドレッシングかけ。
素焼き油揚げおろしがけ。オクラの出汁浸し。黒はんぺんフライ。串揚げてんこ盛り。プチトマトともろこし。
酒は新潟の「鶴齢」純米吟醸と長野の「信濃鶴」純米吟醸生原酒。以上がお持ち込み頂いた品々。
というかお招きしたのにこんなに持ってきてもらっちゃっていいのかな。
私がちんまり用意したのは、山形風ダシ乗せ冷や奴。岩手の海宝漬け。小海老と豆のピクルス。
厚揚げえのき味噌田楽。畑のニラ餃子。うちの小さなちゃぶ台には全部並べきれないほど。



徒歩で行き来出来るご近所さんは何と言っても帰りを気にせず気楽に呑めるのがいい。
「希望の光」は、最初に裏面のラベル文章をしっかり朗読して、皆で大事に味わった。
いつもの日高見はスッキリきれいな辛口のイメージだったが、
これは全く違ってとても幅広く豊かでふくよかな味わいだった。
震災を生き延びた生命力。その事実もすごいことだけど、
電気で温度管理をしないでもこれだけの味わいになる、という事がしっかり舌と心に刻まれた。
「希望の光」は半分残しておいて、宴第二弾へ。

第二弾は数日後、菓音でスタッフをやってくれた隣町のT様宅にて。
お言葉に甘えて泊めて頂く気満々でおじゃまする。
その上、宴開始前に「ウコン」まで頂く。女性陣だけみんなウコンを服用。みんなどれだけ呑む気だっての。




この日もみんなでおつまみ用意。
シイラの刺身とタタキと塩焼き。卯の花。アスパラ卵サラダ。きゅうりぬか漬け。台湾土産のからすみ。
きくらげの酢味噌和え。オクラとめかぶ和え。豆腐と長いもステーキ。
私が持ち込みしたのはその前にまとめて作って冷凍しておいた畑のニラ餃子と
茄子と長ネギの揚げ浸し。オクラとプチトマトの生ハムマリネ。
酒は持ち込んだ希望の光に、久保田2種・千寿と紅寿、岩手の南部美人、
一品は茨城のお酒だっけ?これも抜群においしかった。

それにしてもこのメニューの充実ぶりは目を見張るものがある。
酒好きな気のおけない方々とのお気楽な家呑み宴。
いや~~おもしろかったな~時間がいくらあっても足りない。

宴第二弾の日はちょうど満月。
窓の外にぽっかり浮かんだ月は幻想的。
そしてウコン効果は絶大であった。
3時に寝たのに5時半にすっきり爽やかに目覚めた。

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なでしこ

いやーー素晴らしかったなでしこジャパン!
昨日朝起きたらオットが「日本優勝したよ」と言うので、
またウソついてる~~。と思ったがテレビを見て愕然。本当だーー!
ニュースで繰り返し見て、結局夜に再放送を見た。

サッカーの試合を見ておもしろいと思ったのはこれが初かも。
特に宮間あやのPK1本目のシュートに対しての「確実すぎる!」
というリポーターのコメントが印象に残ってる。
宮間あや、凛々しい。

サッカーには全く興味無かったし、ルールもいまだよく分からない。
しかしそういえばここ静岡県磐田市は「女子サッカーの聖地」であった。
ちょうど今週末、23日から高校女子サッカーの全国大会が始まる。
23日の「ヨンサタコレム」にお出かけ予定の方、
ついでに磐田に寄って高校女子サッカー見物というドライブコースはいかが?

試合日程等詳しくはこちら→全国高校女子サッカー選手権大会
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庭のブラックベリー、と来訪者



今年もうちの庭と畑のブラックベリーが鈴なり。
6月は忙しくて目もくれてやらなかったけれど、いつも通り花が咲いて散り、
緑の果実が少しずつ大きくなり赤く色づいて、そして猛暑とともに先端から真っ黒く熟す。



元をただせば小さな苗がたった6株。新しく伸びた芽が地面に突き刺さり、
そこから新たに発根してどんどん増えてきた。



最初は家の西側のフェンスからスタートしたけど、今や家の裏のフェンスにも着々と進出中。
裏庭に植えているつばきやグアバやムクゲの木とフェンスのすき間を
ぐぐぐぐと縫うようにブラックベリーの枝が伸びている。



ブラックベリー摘みをしていてふと目についた、ムクゲの木にたむろっているこれは。
カブトムシではないか!



カブトムシって山のクヌギやナラの木に集まるんじゃなかったっけ?
ガジガジにかじられたムクゲの幹。見た目には樹液が出てる感じもないのだけれど。
第一何だってこんなにたくさんいるのだ。
オスだけではなくメスも・・・1、2、3、4・・・13匹もいた!



毎年セミは手づかみ出来るほどわんさか庭にいるけれど、
こんなにたくさんのカブトムシを庭で目にしたのは初。



相撲さながらの縄張り争いも見もの。
ここで卵産んでまた来年も孵るかな。
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ヨンサタコレム



あっという間に今週末!
7月23日(土)10時~14時まで(コレムさん店内は16時まで)
掛川の雑貨屋コレムさんのイベント「ヨンサタコレム」に出店します。
とにかくアヅ~イこの頃、ケーキの作り置きが出来ないので
定番の小さな焼き菓子とジャム&マーマレードを主に持っていこうと思います。

例によって空き瓶ご持参の方は瓶代として20円キャッシュバック致します。
(杜屋のジャム瓶に限ります。洗って乾かしてお持ち下さい。)
ジャムはヨンサタで新発売のもいくつか持っていきますよ~種類は当日のお楽しみに。
今うちの庭で毎日収穫しているブラックベリーのジャムも昨日初めて作ったので持っていきます。

先週からぽちぽち採れ始めたブラックベリー、昨日から一気に熟してわんさか採れるようになった。
ぶどうのような深みある甘酸っぱさに赤ワインを思わす渋味がほんのり。
マーマレードもそうだけど、渋味や苦味のおいしさというのはやっぱり大人味かな~
と思ったら、小学生の男の子から「ブラックベリージャムが一番好き」というご意見も。

ちなみに今回のヨンサタでご一緒するのは布モノ作家さんのアフェクションさん。
同郷ということもあり何となく話がはずみ止まらなくなる。こちらも楽しみ~

☆コレムさんは現在、22日(金)までお休み中です。

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暮らしの菓音vol.3 「会場」



「そういう方は、人生を楽しめる人ね」
先日、お客様から頂いた菓音のご感想を話し合っていた時のこと。
毎回スタッフとしてお手伝い頂いているIさまがおっしゃった。
ちなみにIさまは親の世代くらい目上ながら、私を精神的にも実質的にも支えて下さる要のお方。

「ドルチェ倉庫を出てすぐ車。じゃなくて、
 駐車場までの歩いてる時間がまた余韻に浸ってる感じがしてわたしは好きです。
 前回もそうでしたが、暮らしの菓音から帰るときは感慨深いというか、
 いろいろなことを噛み締めるように考えながら帰ります」

菓音が終わった後にお客様から頂いたメール。
主催側としては、会場と離れた臨時駐車場まで歩かせるのが申し訳ないという気もないではないのだが、
そういえば前回も「駐車場まで歩いていたら沈丁花の香りがしてとても良かったです」
というご感想を頂いた。
「間」を、面倒臭いと思うか、満喫できるか。それも人それぞれ。余韻を楽しむことが出来るって素晴らしい。



一朝一夕で醸すことは絶対出来ない。それが場の空気や雰囲気というもの。
15年間も手入れをされ活用され続け、地域の人に愛されてきたドルチェ倉庫の雰囲気。
そもそも自宅を公に開放するって、簡単に出来ることではない。
ドルチェ倉庫オーナーさんご夫婦への感謝と敬服は言い尽くせません。



「大きな会場でないことがとても贅沢に感じました」
「とてもあたたかな雰囲気でよかったです」
「スタッフの皆さんが笑顔で接して下さり子供連れでも安心できました」


午前中の準備を終えて、お昼を食べる前にご紹介がてらミーティング。
今回も半分は初参加の方。私は全員顔見知りでも他の方はお互い他人同士。
三回目ともなるとスタッフの方々も多少顔見知りになるけれど
普段の職場や自分の家族と離れた場所で知らない人と協力し、ひとつのコトを成す。
まるで「お祭り」のようだ。

 



この写真はオーナーさんでないと撮れないアングル。
ドルチェ倉庫向かいのオーナーさんの本宅2階から撮影して下さった。



ここだけ時の流れが止まったようなレトロな空間。
この町にこの場があって本当に良かった。



「皆で歌えて良かったです」

「歌うこと、声を出すことが気持ち良かったです。顔を見て、手から手の販売はやっぱりいいですね」

「とてもいい時間を過ごすことが出来ました。 最後の歌が本当によかったです。
 ”上を向いて歩こう”が始まったとき、なんだか涙が出そうでした。
 というか必死にこらえてました。何の涙かは自分でもわからないし上手く言えないですが、
 ひとつの感情だけじゃなくて、いろいろな感情が入り混じったなんとも言い表せない気持ちになりました。
 楽しい時間をありがとうございました」

「またの開催を楽しみにしています」


アンケートやメールでご感想をお寄せ下さった皆様、
そして様々な形でご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。
特に上記の「いろいろな感情が入り混じったなんとも言い表せない気持ち
私も上を向いて歩こうを歌っている時同じ気持ちを抱きました。

チャリティセットお買い上げのお客様から頂いたご感想↓
 「お菓子に込めた愛情、思いが伝わってくる「いのち」を感じるような、
  やさしくておいしいお菓子でした。
  杜屋さんのお菓子を通して東北の方々の力に少しでもなれるのが大変嬉しいです」

ゆっくりと、でも確実に次へ向けて歩を進めたいと思います。
ご感想やご提案などはいつでもお気軽にお寄せ下さい。

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暮らしの菓音vol.3 「演奏」



「かーえーるーのーうーたーがーーきーこーえーてーくーるーよー」
雑談でかえるの歌の話をしてたら、「それもカノンなんですよ」とピアノ演奏者さんがおっしゃった。
「カノンって音楽用語だと知っていて名付けたんだと思ってました」とも。
フォルテシモやピアニシモ、アンダンテくらいは何となく意味を知っているが
輪唱のことをカノンというのだとは知らなかった。
そもそも「お菓子と音楽」で菓音→カノンという発想の命名である。
パッヘルベルのカノンも、そういえばあの曲名もカノンだな~と後から思ったくらい。



昨年9月に行った第一回目の暮らしの菓音で演奏して頂いたご夫婦に三回目でも演奏をお願いした。
奥様がピアノ、旦那様がチェロ。澄んだピアノの音色に深いチェロの音が重なると美しい。



県外から転勤でこの地に越して来られた演奏者さんに菓音での演奏をお引き受け頂いたのも
有り得ないほどありがたいご縁だが、昨年の菓音で初めてお知り合いになって以後、
ピアノ奏者さんの主宰されるドルチェ倉庫での「ミュージックヨガ教室」に私は生徒として通い始めた。
教え上手、話上手で気さくなお人柄にこちらの心地も打ち解ける。
ストレス発散と運動不足の体をほぐすこと目的だったミュージックヨガ教室参加も、
回を重ねるにつれて「ピアノ伴奏で歌う」ことがおもしろくなり、
2週間に一度のその日が来るのを待ち遠しく思うようになった。

体の力を上手に活かして演奏することの大切さ。
一人で40分以上演奏し続けるには、がむしゃらに弾くだけでは後半まで持たずに息切れしてしまう。
普段意識していない内臓の力も無駄なく無理なく活用するということ。
腹式呼吸の仕方ひとつとっても「肋骨を広げ、横隔膜を下げる」ということを
体の中の構造、仕組みの図解から説明して下さるので分かりやすい。
中学生の頃音楽の授業で先生に言われたことがあった。「もっとお腹から声を出しなさい」。
でもどうすればお腹から声を出せるようになるのかは分からなかった。

 

姿勢ひとつ、呼吸ひとつとっても音は変わる。
それを認識する時、音楽を奏でるってすごいなぁと心底思う。



余談だが私は大昔、小学校の吹奏楽団でクラリネットを経験して以降は
中高とも吹奏楽部に入らなかったので、音楽と接するのは中学校の音楽の授業だけだった。
高校にいたっては、入学した近所の公立高校が一年生時から芸術選択科目として
「音楽 or 美術 or 書道」のいずれかを選択する、という方針の高校だったので
迷う余地もなく私は音楽ではなく美術を三年連続して選択した。
ちなみに「音楽・美術・書道」の三科目のうち、生徒に一番人気はダントツ「音楽」であった。
でも名物教師は美術の先生であった。賛否両論あったが私にとってはおもしろい先生だった。
思えば「どんな先生にあたるか」というのはバクチ的だが結構大きい要素かもしれない。
学校生活においても、その後の人生においても。ミュージックヨガ教室でも、いい先生に巡り合った。



午前の準備中は窓を全部閉め切っていたのだが、
チェロ演奏の旦那様のご提案でエアコンを使わず窓を開けることにした。
明るい光が降り注ぎ、風が軽やかに吹きぬけて気持ちがいい。
梅雨の真っただ中であったが真夏の一歩手前だったので、予想していたほどの蒸し暑さではなかった。

やはり一番の心配の種は、小さなお子さんが大声を出したり走り回ってぶつかって怪我したり、
ということなのだが、無事終わってみればそんな心配もどこ吹く風。
保護者の方をはじめとした周りのお客様のご協力に加え、保母さんのご経験をお持ちの
ドルチェ倉庫オーナー奥様のさりげなく上手な気配りのおかげさまでした。
それにしても、小さいお子さん自身も結構「場の空気を読む」のかもと思った。
お子様連れでご来場のお客様からも「普段は困るほど腕白だから大丈夫かな、と思ってたのですが
ドルチェ倉庫に入ってからは意外なほどおとなしくしてました」と後日お話頂いた。

「音楽を楽しむ」時間の流れとともに音の調べを味わい、音は空間に消える。
残るのはひとりひとりの胸の内の記憶。演奏に込められた思いとともに。
ほんの数日前に電話で演奏者さんと話をしてある事実を知り、
より一層菓音で演奏して下さったことへの感謝の気持ちが増した。
魅了される素晴らしい演奏をして頂き、本当にありがとうございました。

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カノンチャリティ報告

先月6月19日の第三回暮らしの菓音でご協力頂きました震災チャリティ代金は
7月に入ってカノンチャリティセットの代引分も含め、全て振込入金終了しましたので、
集計してまとめて送金しました。

金額詳細は以下の通りです。

・チャリティドリンク+チャリティラスク代 13482円
・カノンチャリティセット 28000円
・チャリティセットお買い上げのお客様からのお心 6741円

・合計 48223円

これにポケットマネーをプラスして合計52500円
「仮設じゃない『復興住宅プロジェクト』」へ振込みました。

振込先について詳しくはこちら→ http://www.tennenbank.org/revive/

震災被災地の地元の木材を使って、地元の業者さんの手によって、
2年の使い捨てではなく長い年月もつ復興住宅を建てる、というプロジェクトです。

なお、このお金は「寄付」ではなく「出資」です。
ただし、この出資金は「利息や配当はなく、5年間は引き出すことは出来ず、元本保証されるものではない」というものです。

ここでお約束。

・もし、出資金が戻らない場合。
 → そのお金は寄付したものとして、そのまま震災被災地での復興住宅を建てるために活用されます。

・もし、5年後に出資金が戻った場合。
 → そのお金を経費にして「暮らしの菓音」イベントを行い、戻ったお金と同じ金額をチャリティにし
    その時点で送るべきと判断したところに送金します。
    → 東日本大震災支援の必要が続いていればそちらへ。
    → もし5年以内に東海地震が起きて、この地域が被害を受けていればそのために。
    → 地震の被害が無ければ、地震以外の自然災害で起きた支援のために。

 ・もし、出資金が戻っても、何らかの事情で暮らしの菓音イベントを行うことが出来ない場合。
 → 戻ってきたお金はそのまま上記のいずれかのために使います。


「寄付」ではなく、なぜ「出資」を選択したか?

出資したお金が戻ってきた時の使い道を「暮らしの菓音のために」使うことに意味がある。

「暮らしの菓音」とは、「他の人と喜びを分かち合う」不特定複数のお客様を招く公共なるイベント。

出資したお金が震災復興のために活用されれば、
 1・震災被災地の人が喜ぶ。
 2・暮らしの菓音をやれば、この地域の人が喜ぶ。
 3・暮らしの菓音の売上げの一部をチャリティにすることによって、また別の人が喜ぶ。

つまり、「寄付」して「1」だけで終わるのではなく、返金された場合「2」「3」とつながり
お金が廻ると同時に喜びの輪も廻る。倍どころか三倍に活用される。

まぁ復興住宅プロジェクト最低出資金の5万円だからそんなに大仰なこと言えるわけでもないのだが。
暮らしの菓音イベント一回行うのに5万円の経費じゃ全然足りないし。

ちなみに、最低出資金5万円のところ2500円上乗せしたのは、
復興住宅プロジェクトからの有料ニュースレター郵送を申し込んだためです。
なので、元金が戻ってくるとしたら最高で5万円となり
「元金保証されず、リスク分担」の通り、戻ってくるとしても5万円未満の場合も当然有り得ます。

なお、「暮らしの菓音の売上げの一部をチャリティに」というのは私の気持ちであり、マイルールです。
日ハムの田中賢介選手がアウトを取った数だけピンクリボン活動に支援する、
というのと同じで、アウトの数以上でもなく、それ以下でもない。

前回は、事前告知通りNHKを通じて赤十字に寄付したので、
今回はフライヤーやポップで公言通り、私の信じる震災支援先に送金しました。

そもそも、「赤十字ではなく、自分の信頼するNPO法人とか団体に送った方がいい」
と、私に直接面と向かって提言された方はおひとりではない。
言うまでもないが、最も公平性が高い赤十字の義援金は無くてはならない。
でも、赤十字以外にも公なるものに尽力している団体は無数に存在する。
「自分の信頼する先」を探せば探すほど、支援すべき先は星の数ほどあると知り途方にくれるが、
今回なぜ「復興住宅プロジェクト」を選択したのかには理由がある。

私は5月に気仙沼で田んぼのガレキ撤去ボランティアをしたのだが、その時にたまたま出会い
お世話になった方が、「復興住宅プロジェクト」のことを教えて下さったのだ。
その方=気仙沼市大谷中学校の先生は、一口では語り尽くせないが
「志」のある方であり、信頼に足る方であった。その流れで「復興住宅プロジェクト」を知り、共感し、
と同時に一般的な仮設住宅の様々な問題点も目についてきた。

赤十字の義援金の扱い方をとやかく言う気は全くない。
「公平」を最優先にするのに「スピード」が犠牲になるのもある程度はやむを得ない。
「赤十字に寄付すべきだ」「障害者団体に寄付すべきだ」と思う方は、是非そのお気持ちを
自分の信頼する先に自分の懐から直接寄付してほしいと思います。

そもそも暮らしの菓音とは「お菓子と音楽を楽しむ」というところから漢字をとって「菓音」で「カノン」。
「カノン」という名前のついたお店が世の中にたくさんあるので、ごろのいい「暮らしの」をとってつけた。
「暮らしを彩るお菓子と音楽を楽しむ」当たり前の豊かな暮らしが、
実は当たり前ではないのだと3.11の震災によってあらためて痛感させられた。
決して当たり前ではない日々の平穏な暮らしへの感謝。
とりわけお菓子など生活必需品でないものは暮らしにゆとりがあるからこそ楽しめる。
降ってわいたように何気なく名づけた「暮らしの菓音」だけど、
時が経つほどその名前が大きな意味を持ってくるのかもしれない。
「絶対来る」と長年言われ続けている東海地震が来たら、きっと一層その思いは募るだろう。

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暮らしの菓音vol.3 「合唱」



「歌が始まった途端にお客様がどん引きしたり帰ったりしたらどうしよう~」
そんなかそけき不安もないではなかったが、それも杞憂で終わった。
というか、こんなにうまくいくとは正直思っていなかった。
ダメならダメでハミング程度でも十分だろう。と。



ピアノ生演奏に合わせて歌うというのも今回初の試み。
曲はいきものがかりの「YELL(エール)」と「上を向いて歩こう」の2曲。
YELLは、私含めてミュージックヨガ教室の生徒でもあるスタッフさんの他
歌いたいとお申し出下さった方々もご一緒に。
はっきり言ってYELLは難しい。私も練習したけど難しい。
しかし、この場限りの即席合唱隊がうまくハーモニーを奏でることが出来たのは
みなさんいきものがかりのCDを聞きまくって曲をしっかり覚えて練習したのもさることながら
ご協力下さった方が飛び抜けて上手だったおかげだろう。
ひとりでも上手な「核」がいると合唱ってこんなにラクなんだ~と体感。ありがとうございました!

「上を向いて歩こう」に比べるとYELLはマイナーな曲だから、「お客様もご一緒に」というのは無理だろう。
と思っていたけれど、終わった後「子供はこの曲知ってたので、一緒に歌いましたよ~」と
帰り際にお声をかけて下さったお客様もいらした。



YELLを歌い終えて、「次は上を向いて歩こうを歌いますのでお客様も是非ご一緒に~」と申し伝え
快活に始まるピアノの前奏、そして歌が始まる。
うわ~~こんなに大勢のお客様が一緒に歌って下さっている~~



ドルチェ倉庫を満たすひとつにまとまったハーモニー。
歌でつながった静かで大きな一体感。これには感動してしまった。
「涙がこぼれないように」と歌うところで涙がこぼれて声を出せなかった。
基本的に私は涙もろいので「ぐっ」とくるといつでもどこでもすぐに泣けるのだが
それにつられて私の隣のスタッフRさんも声をつまらせている。
「感動して泣く」というと何やら気恥ずかしい気もするが、でもこれって恥ずかしいことじゃない。
つらくて悲しくて泣いてるわけではないのだ。



二部の歌を終えてちょうど4時ぴったりに終了。
外に出て出入り口のところで帰り際のお客様をお見送りしていたら
「楽しかったよ」「ありがとう」たくさんのお客様が笑顔でお声がけ下さってまた感動。
「かけがえのない」ってこういう瞬間かもしれない。

ひとつ裏話。
私は人前で話をしたり挨拶したりということが超苦手である。
しかし今回のように演奏だけでなく歌を盛り込むとなると司会進行せざるを得ない。
第一部で、「歌が始まる前って何て言えばいいのかな~」胸中どきどきしながら待機し
「それではこれから歌を歌います。曲は・・・」そそそとお客様の前に出て挨拶したら
えぇ!?という演奏者さんの驚き。実はまだピアノ演奏曲が三曲残ってた。ぎゃーー間違ったーーー
そんな話を、菓音が終わってしばらくした後に話上手な年下男子君と話していたら、
「そういう時は、”歌うのが楽しみで、つい気持ちが早まってしまいました”とか
 フォローのひとことを言えば場が和んだと思いますよ~」
と言われた。なるほどね~~。しかしテンパッてる私にその余裕はカケラもない。
今後は話得意な人に司会をまかせちゃおうかな~

裏話その2。
今回の「歌う」ことを一番楽しみにしてくれていた菓音ご協力者のIさん。
通勤途中の車中でいきものがかりのエールを毎日聞いて歌詞カードもコピーして練習してますよー。と。
そもそも「菓音で演奏を聴く楽しみだけではなく歌うという楽しみもあればいいですね」
という提案をして下さったのもこの方。「歌う」企画の発端はIさんだったのだ。
当日午前中に皆で合わせて練習しましょう~などとメールでやりとりしていた。
しかし、何と小さなお子さんが熱を出して菓音に行けなくなってしまいました。との連絡が当日早朝入った。
残念!またの機会に是非。
それにしても来れなくなったIさんのその後のフォローが素晴らしかった。
仕事出来る人ってすごい。おかげさまでとっても助かりました。

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暮らしの菓音vol.3 「福浜会」



初回から連続して参加して下さっている地元の障害者福祉施設「福浜会」さん。
福浜会は磐田市内に点在する複数の施設で構成されている。
「福浜会との交渉とかも、杜屋さんがひとりでやったんですか?」と聞かれたことがあるけれど
そもそも福浜会の施設のひとつ「松ぼっくり」は、うちと同じ自治会だし、
ドルチェ倉庫のすぐ近くにある「はまぼう」で私は今も毎週ボランティアをしているので、
職員さんも所長さんも理事長さんも顔見知りなのだ。



第一回目は、「はまぼう」単体で参加してくれたけれど
その後は福浜会として参加、ということで「はまぼう」だけではなく「松ぼっくり」「そるとぽっと」
の三カ所の施設で作られた自主製品をひとりの職員さんが代表して販売された。



今回は「そるとぽっと」の職員さんが担当して下さることになった。
私は「松ぼっくり」も「はまぼう」も行ったことあるけれど、「そるとぽっと」ってどこにあるのか知らないし
一度も行ったことないから、一度ご挨拶に行ってみようかな。
アポ無しでいきなり行ったりしてもいいのかな。
「ドルチェ倉庫での菓音イベント主催している杜屋です」って言えば分かるかな。
と、ボランティア時にはまぼうの職員さんに相談したら「じゃ私からそるとぽっとに電話しておきますからー」
ほんの一言でも「紹介」の有無で心構えは異なり、初対面でもお互いに緊張はほぐれる。



「あーそるとぽっとってこんなところにあったんだー」というくらい、自転車ですぐの距離だった。
しかし施設前の道路が一方通行になっており、プチ店舗も併設されているが正直これでは目立たない。
福祉施設の建物をセンスよくデザインする建築家は少ないのだろうか。
対応して下さった若い女性の職員さんが、自主製品の作り方や販売場所など丁寧に説明して下さった。
同じ福祉法人でも施設毎に作っている製品や行っている作業って全然違うのだ。
「福祉センターや福祉専門学校の文化祭などの福祉に関わる場以外の場所で、
 福祉に関わる人以外の人の目につくところで販売してみるというのも、
 民と公の関わりというと大げさだけど、ちょっと違った視点をつかめるかもしれませんよ~」
という話をしたら共感して下さった。
それにしても、ひと昔前は仕事がらみで関わる人は皆自分より年上の人ばっかりだったのに、
最近はずいぶん年下の人が増えてきた。
特に福祉関係の仕事をされている若い人の多いこと。
「若いのにしっかりしててエライですね~~」←おばば発言。



「1%の福祉」が私の根本=マイルール。
なので私が自腹で自主製品を全品買い取るという気も現金を寄付する気もない。
「1%の福祉」とは、自分のもっている能力、時間、労働、収入のいずれかの
1%を福祉のために使いましょう。という考え方。
1%の小さな力なら、福祉業界に全く無関係な私でも無理なく長く継続出来る。
小さな力を多くの人が使えばいつか大きな力になる。
職員さんに休日出勤してもらうのは気がひけるが、
菓音の場に彩りを添えてもらって、少しでも売り上げがあれば施設運営の足しにしてもらって
菓音を訪れた方に地元にこういう施設があるということを知ってもらって、
その上で少しずつでも「1%の福祉」への共感が広まって
福浜会に限らず、自分と縁のあった場所や地域へボランティアする気持ちが浸透していけばいいと思う。
ちなみに私が福浜会でボランティアを続けている理由はただひとつ。「家から近いから」。それがご縁というもの。

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