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おまえさん

おまえさん(上)
クリエーター情報なし
講談社

取材の方からお電話を頂いた。
「6月6日のイベントに展示する本は、全て食に関する本ですか?」
まぁお菓子や料理などの本が主ですが、それ以外でもうちにある本を適当に並べて
自由に見られるようにしようと思ってます~。
「菓子職人モリヤヨウコさん」と明記してもよろしいでしょうか?」
まぁそうですね~菓子職人と記載して頂いて問題無いです。
と言いながら電話を切った後に、菓子職人と言ってもパティシェでもなくお店があるわけでもなく
わずかな種類の焼き菓子とジャム作ってるだけなんだけど、菓子職人と言っちゃっていいのかな。
まぁ専業主婦でもないし他に肩書きも無いんだから菓子職人でいっか。

というわけで、お菓子や料理など食にまつわる本以外の本も展示します。
私がハマっている宮部みゆきの小説もそのひとつ。
シリーズ3部作「ぼんくら」「日暮らし」そして「おまえさん」。
ぼんくらだけど味のある同心・井筒平四郎シリーズ3部作、
こないだNHKでドラマ化してて平四郎役をやっていた岸谷五郎がなかなか良かった。
ミステリー作家さんだけど、食べ物の緻密な描写にそそられる。
お徳さんの作る味の染みた煮もの、江戸時代の食文化が目に見えるようだ。
宮部みゆきにハマる前は、女性作家より男性作家の本ばかり読んでいた。
そもそも恋愛小説に興味が無いし、べたついた女性の文章より男性の文章の方が好きだった。
しかし宮部みゆき本を手にとってから一転、女性作家の本もあれこれ読むようになった。
そもそも宮部みゆきの本を読んでみよう、と思った一番最初のきっかけになったのが
ある時ツイッターで「宮部みゆきの”おまえさん”がおもしろい」という一文を目にしたから。
何を隠そう、そのツイッターは私が尊敬している浜松の料亭「弁いち」親方さんの。
誕生日や結婚記念日、県外の親が来た時など「ここぞ」という時に足を運んで
間違いなく胃も心も満たされる心づくしのお料理と珠玉のお酒を提供して下さる弁いちさんが
おもしろいと言うならこれは読んでみよう!と思った一冊。
そして宮部みゆき熱は高まる一方。昨日読み始めたのは「レベル7」。やめられないとまらない。

*6月6日のカノン16で展示します。

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バーの主人がこっそり教える甘いつまみ

バーの主人がこっそり教える甘いつまみ
クリエーター情報なし
柴田書店

「無添加だから子供にも安心してあげられるので嬉しい」とか
「子供がジャムをぱくぱく食べるのでもったいないから隠しておく」
という、杜屋商品お買い上げのお母様方からご感想を頂くととても嬉しいけど
ホントは「甘いモノ苦手なダンナさんが杜屋のお菓子は食べた」と言われるともっと嬉しい。
原材料には気をつけているけれど、あえて子供向けのお菓子やジャムを作る気はなく、
甘いモノに目がない若い女性の果てしない甘味欲を満たすスイーツを作る気もなく、
ホントは年輩の男の人が、自分が楽しむためにほんの少しだけ食べたい、と思われるモノを作りたい。
「酒のつまみになる甘味」そこにヒントがあるのでは?

日本にハイボールを普及させた銀座のバーの店主、間口一就さんは
市販の缶詰めを使ったおつまみレシピ「缶つま」シリーズでも有名だけど
この本「甘いつまみ」には度肝を抜かれる。
よくこんな突拍子もない組み合わせ思いつくな~
一見奇抜ながらも酒呑みの私的にこよなくそそられるスイーツおつまみ。
その奇想天外さもさることながら、この方のレシピは超簡単なだけでなく、盛り付けが秀逸。
酒を呑んでいるとよく思う。
だんだん酔っぱらってくると箸を使うのがめんどくさくなったり、ぽろっとつまみ落としたりするので
「つまみやすいつまみ」すなわち物理的形状というものが、食べ物にとっていかに重要かということ。
表紙はレバーペーストを添えたティラミス。
スプーンでひとすくい、ひとなめ、ウイスキーをひとくち、
ひとなめ、ひとくち、ひとなめ、ひとくち・・・
口の中で渾然一体となる甘味と酒と舌触りを想像しては
今日はもう仕事やめて一杯やろう~っと。と、現実逃避したくなる。

*6月6日のカノン16で展示します。

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あんどーなつ

あんどーなつ―江戸和菓子職人物語 (1) (ビッグコミックス)
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小学館

前述の林弘子さんの本のことを書いていて
作家さんが亡くなられた本をもうひとつ思い出した。
それがこのマンガ本「あんどーなつ」。
パティシェを目指して菓子専門学校洋菓子科を卒業した後
ひょんなことから老舗の和菓子屋さんに就職し、和菓子職人になる女の子「安藤奈津」の物語。
近くの温泉の大広間に置いてあったマンガ雑誌に連載されているのを見つけて
毎度楽しみにまとめ読みしていたけれど、原作者さんが急逝されて話途中ながら終わってしまった。
季節を写し取る繊細な和菓子の描写やそれにまつわる浅草下町人情話をはじめ
原材料の葛工場を見学したり、デパートの催事出店の主催者とのやりとりなど
自分ごとのように興味深く読んでいたので残念無念。

ちょうど今、NHKの朝ドラでやってる「まれ」もパティシェを目指して奮闘する女の子の物語。
将来の夢はパティシェ!という子も一昔前に比べると格段に増えた。
かくいう私も高校3年の前半まで、ケーキ職人目指して東京の菓子専門学校に進学する気満々で
そのために部活引退直後から地元のケーキ屋さんでバイトを始め
夏休みには東京の菓子専門学校での体験入学を2回した。
結局は学費と生活費が高く「職人になるのにこんなにお金かける意味あんのかな」と思ったことと
当時のバイト先のケーキ屋店長さんの「専門学校はお金払って遊びに行くようなもんだよ」
という言葉が決め手となって、いろいろ考え迷ったあげく菓子専門学校に進学するのはやめた。
専門学校に行くことが正解だったとも行かなかったことが間違いだったとも今は思わないが
専門学校に行ってたら今ごろどんな道を歩んでいたのだろうと時々夢想する。
卒業した後は東京の憧れのケーキ屋さんに就職して4年修行した後
フランスにお菓子留学して帰国後自分でお店を開いて自分のレシピ本も出す栄華の道。
逆に、専門学校時代の高額な学費の借金を卒業後に自分の給料で返済すべく
憧れの小さなケーキ屋ではなく給料のいい大手の菓子メーカーに就職して
お菓子の生地に手で触ることがない工場勤務で一日中同じ作業をした挙句に
嫌んなってケーキ職人をあきらめて全く畑違いの一般会社に就職する道。
後者はいかにも有り得そうだ。
あちこち廻り周って今こうして焼き菓子とジャム作りに勤しむ日々を送っているのだけど
もし菓子専門学校に行ってたら、もしかして私は洋菓子ではなく和菓子の進路を選択したかもな~と思う。
洋菓子科と和菓子科のある専門学校は、新入生の大半は洋菓子志望で入学して
最初から和菓子を選ぶのは和菓子屋の跡取り息子くらいだけど
1年目の基礎を終えるとその半分は洋菓子から和菓子に転向するという。
はなやかでカラフルなケーキに魅せられてパティシェを夢見るコドモが
日本文化の粋である和菓子の魅力や深みに気付くのにはある程度オトナとしての習熟が必要なのだろう。
この「あんどーなつ」を読むと、豆と砂糖で作られる形、色、食感、香り、
そして意趣に富んだ和菓子の銘という言葉の音色に、五感を楽しませる和菓子の魅力を垣間見る。

*6月6日のカノン16で展示します。

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秘伝発酵食づくり

秘伝 発酵食づくり
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晶文社

2年ほど前から自分で糀を作っている。
その前は味噌も塩糀も甘酒も、市販の糀を買ってきて作っていたけど今は全て自家製糀仕様。
長野畑の地主さんが育てた減農薬米で糀を作っているので
市販の糀を買うより半額以下で済む。かなりリーズナブル。
4月の手創り市にご来場のお客様には、糀が自家製であることに興味をもって下さる方が何人もいらして、
世の糀ブームをあらためて知った。今や日本の国菌と定められた糀菌。
そもそも私が糀を作ってみよう!と思いたったのは、前述の「うかたま」に掲載されていた
林弘子さんの糀の作り方を見たからだけど、初めて作った時も2回目も大失敗。
今思い返せば緑のコケと化してたあの頃が懐かしい。
道具や保温時間を変えて何度か繰り返していく度に失敗なく上手に出来るようになった。

林弘子さんの「秘伝発酵食づくり」には、糀の作り方を手はじめに様々な発酵食の作り方が紹介されている。
カラー写真付きのレシピ集ではなく文章びっしり半分エッセイなので、最初は面食らうかもしれないけれど
発酵食の魅力を知ってから読み返すととても奥が深くおもしろい。
うかたまに連載されていた林弘子さんの料理レシピやエッセイも毎度楽しみにしていたけれど
残念ながら数年前に急逝されてしまった。
天然酵母パンや発酵食作りを巷にひろめた先駆者だったと思う。
発酵食の魅力と文化に大きな功績を残された知る人ぞ知る偉大な方。

*6月6日のカノン16で展示します。

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うかたま

うかたま 2012年 07月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
農山漁村文化協会

こないだご紹介した辰巳芳子さんの本の玄米スープレシピを眺めながら「玄神」を思い出した。
「玄神」げんしんとは、玄米を真っ黒くなるまで炒ったものを水で煮出した煎じ汁。
「食べて体を調える」特集うかたま27号で知った。
体調が悪く食欲のカケラもなくて弱ってる時に自分で作って飲んでみた。おいしい~身体に沁みわたる。
レシピには「高熱、衰弱しているときはおいしく感じるが、回復に向かうとまずく感じる」
と書いてあったけど、回復してもけっこうおいしく感じた。玄米の炒り加減によるのかもしれない。

たまに本屋で手にとった雑誌を買うこともあるけれど、
創刊号から唯一、定期購読している雑誌がこの「うかたま」。
私の糀フィーバーもこの雑誌が発端。
同じ農文協が出版している「現代農業」よりもっとカラー写真付き料理レシピが主で
また「えひめAIの作り方」とか「月の暦と体の調子」とか、
私好みのマニアなネタがちりばめられているのが嬉しい。
毎月ではなく1年に4回発行の季刊誌なのでバックナンバーがたまりすぎず、
忘れた頃に次号が届くのも嬉しい。
6月6日のカノン16では手持ちのうかたま全バックナンバーを展示します。

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ジャム作り三昧~

6月6日、16回目の「暮らしの菓音」イベントまであと2週間!
今度は土曜日なので2週間弱!
この期に及んでまたまた忙しくなって参りましたー。
今月GW明けからわっせわっせと作り始めた杜屋定番紅ほっぺ苺ジャム。
あともう1回作って6月6日のイベントで販売開始します。
「6日のイベント行かないと苺ジャム買えないの?」
何はなくとも一番人気の紅ほっぺ苺ジャム、
たくさん作りましたので6月6日に1日で売り切れることは天地がひっくり返ってもありえません。多分。
通信販売はイベント終了後にご注文承ります。ご安心を~




そして一昨日長野畑に行って収穫してきた今期初ルバーブ、
昨日一日でぜーんぶジャムに加工しましたー。頑張った私ー。
定番のプレーンな「山の畑のルバーブジャム」の他、
白ワイン入りと夏みかん入りも作りましたのでルバーブジャムは全部で3種。
こちらも6月6日カノンイベントで販売開始です。



予想外にたくさん採れそうなのは、うちの自宅隣の畑に植わってる桑の実。
毎日黒く熟したのを少しずつ収穫して冷凍庫にためています。
杜の畑の桑の実ジャム、これも6日に間に合うかな~?
苺のように甘くてとてもおいしいです。
たわわに実った果実にハート型がひとつ。珍しい♡

4月に出店した静岡手創り市とコトコト市で、たくさんジャムをお買い求め頂いたおかげさまで
ジャムの在庫はふじりんごジャムとグアバジャムがほんのわずかだったのだけど
6月6日の菓音イベントでは、出来たて紅ほっぺ苺ジャムやルバーブジャムも販売します。
間に合えば桑の実ジャムも!?もちろん在庫のあるマーマレードも各種。
マーマレードもRサイズはだいぶ品薄になってきましたのでご希望のある方はお早目にどうぞ☆

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今期初ルバーブ収穫

この金土で長野畑へ行ってきましたー今朝2時半にヘロヘロで帰宅(;´д`)
今期初のルバーブ収穫!こないだGW中に行った時はまだ雪溶け芽生え直後だったのに一気に大株に育ってた。
6月6日のカノンでルバーブジャム販売に間に合わせるべく今からルバーブジャム仕込み大会です。がんばれ私ー
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いのちを支えるスープ

あなたのために―いのちを支えるスープ
クリエーター情報なし
文化出版局

日々の仕事が忙しくなればなるほど自分のごはんを作ったりゆっくりお風呂に入ってぐっすり眠ったりという
身体を養い労わる時間が惜しくなり、果てに食卓は「エサ」のような粗末なモノと化す。
忙しいからといってちゃんとしたごはんを食べないと、
結果的には疲れがとれず体力と集中力が欠けいい仕事が出来なくなる。
毎日いきいき元気で暮らしていい仕事をするために必要不可欠な食。
辰巳芳子さんの本を読むと、あまりの自分のぞんざいさに身が縮まる。

私のただひとつの自慢は小中高校12年間無欠席、
無謀なわりに入院や手術など大病大怪我をしたことがない頑健な身体である。
しかし齢を重ねるにつれて衰え、ごくたま~にばったり寝込んだりするようになった。過労&不養生。
食欲がなくて食べ物が喉を通らなくて身を起こす体力もない時に
きちんと真っ当に手をかけて作られたスープはどれだけありがたいことだろう。
自分が病んだ時にこういうスープを作ってくれる人がいると幸せだ。
「いのちを全うするまで、特に終りを安らかにゆかしめる一助となる」
命の源、スープ。

*6月6日のカノン16で展示します。

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庭の時間

庭の時間
クリエーター情報なし
文化出版局

「ジャムの実を採るために、畑をやってるの?」
結果として果樹の実を収穫してジャムを作ってそれを販売することが出来ればありがたいし
ジャムなどに商品化出来なくても畑の野菜を食卓のおかずに出来ればおいしいし嬉しい。経済的にも。
でも私の場合、畑やってて一番楽しいのは花を見ること。
野菜の花も果樹の花も雑草の花もみんなそれなりにきれいだけど
本音を言うと、食卓を彩る野菜の種を播くよりも、ジャムにするための果樹の苗を植えるよりも、
好きな花の種をまいたりきれいな色の花の苗を植えることが一番楽しい。
どうしたら野菜や果実がたくさん採れるようになるかとか、
ハーブや薬草の葉を乾燥させて商品化出来ないかとか、
功利や効率を考えながら土いじりとしているとだんだん嫌んなってくる。
そんな時には側らの花を眺めて気持ちを整える。

「庭」をテーマにした2冊の蔵書のうちのもう1冊。
料理家として尊敬する辰巳芳子さんの「庭の時間」は
1年12カ月毎四季折々の庭の植物が織りなす風景、旬の素材を使った料理のレシピ、
そして背筋がシャンと伸びるような語り口のエッセイが並んだ一冊。
香る5月のレシピは柚子の花を浮かべた野菜のコンソメスープ。
匂い立つような美しい風景と料理の写真を眺めながら
日本に生まれ育って良かったと思う一番の理由は「四季があること」だな~としみじみ思う。
柚子の花をコンソメに浮かべ、眺めて楽しみ香りをふくみスープを味わう。
柚子の木が庭に生えているからこそ出来る贅沢な味わい方を妄想してうっとり。
でも今年はうちの柚子、花が少なかったからやりたくてもやれません~

*6月6日のカノン16で展示します。

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庭の旅

庭の旅
クリエーター情報なし

TOTO出版

カノン16のフライヤーに「お菓子や料理、庭の本~」と明記しておきながら
「庭」自体をテーマにした本は考えてみれば2冊しか持ってなかった(汗)
そのうちの一冊がこれ。
日本各地から海外まで、様々な庭の写真とそれにまつわるエッセイ。
古本屋でたまたまオットが見つけたのだが、とっても良い本。
これを読むと庭に出たくてたまらなくなるので、忙しい時期はあえて手にとらないようにしている。
野菜を育てる畑やお墓に供える花、身体を癒す薬草、家を風から守る樹木、
家とともにある美しい風景にそこに暮らす人の息づかいを感じる。
郷里、仙台の「居久根(いぐね)」はいつか見た風景、懐かしい。

*6月6日のカノン16で展示します。

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うち女子会

うちで軽~く女子ごはん会しましょう~と言いつつしっかり吞み会と化す。
心から敬愛する方々と食卓を囲むのはやっぱり楽しいな~。
それにしても持ち寄り頂いた盛りだくさんのオカズでありえないほど豪勢な食卓。
具沢山春巻き、にんじんシリシリ、アロエサラダ、ふきの煮付、ハチクのきんぴら、
そら豆のゆでびたし、つくね芋の塩こんぶチーズおやき、餅入り鶏手羽、
そしてうちの畑のニラ餃子、蒸し野菜の甘酒みそバーニャカウダ、長芋カレーピクルス、トマト糀豆レタス、
シメに自家製苺アイスとレモンバーベナティー。
おなか一杯心も満ちる。
去年レモンバーベナの苗を少しだけ畑に植えた。
どんな味なのか試してみたくて市販のドライレモンバーベナリーフを買ってみたら
爽やかなレモン香ですっきりオイシイ。
レモンバーベナ苗追加購入決定ー。

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生BGM

前回3月のカノン15ゴスペルライブにご来場下さったお客様が
その後うちまで何度かマーマレードを買いに来て下さり
玄関先で何気なく話してたら、その方、ジャズボーカルをされてるという。
「いつかドルチェ倉庫で歌ってみたいですー」
というお話からとととんと進み、
なんと次回6月6日のカノン16で生演奏して下さることに、昨夜決まりました。

すでにブックカフェというテーマのDMも作ったからブログでしか告知出来ないし
ゆっくり本を見たいという方が主で、ライブ目的に来られるお客様ではないので
ライブ、コンサート、演奏会という感じではなくて
BGMというかサプライズでその場で生演奏も有りみたいな
ずーっと通して演奏するのではなくその場にいらしたお客様の雰囲気見ながら
演奏したり休憩したり、という感じでもいいですか???

という訳で、実は同じ町内にお住まいのジャズボーカリスト森下タエコさんが
生ピアノ伴奏で歌って下さいます。わー楽しみー♪
6月6日(土)12時~15時半開催時間中、13時頃から15時頃まで随時生演奏有り。
入場無料・出入り自由です。


それにしても今まで、音楽をやってそうな方を見つけて
「カノンのイベントで演奏してみませんか?」と声をかけてみては
「人前で演奏出来るレベルじゃないから」とか
「仕事が忙しくて練習してる時間ないから」とか
ある日ぱったり音信不通になったりとか(苦笑)
15回カノンイベントを開催してきた裏にはカタチにならなかった企画ネタが山ほどあるんだけど
前回のゴスペルライブといい「演奏させてほしい」という依頼が来るというのが私にとっては画期的。
「人前で演奏を披露すること」を聴く人も奏でる人も気軽に楽しめるような
ストリートライブの屋内版みたいな音楽の楽しみ方、
ライブがあるとは知らないでたまたま来たけど好みの演奏だから立ち止まって耳を傾けてみる、
という雰囲気になればいいなと思います。

演奏は、お菓子の販売がある程度落ち着いた13時頃から予定しています。
お時間余裕のある方はぜひ本も音楽もゆっくりお楽しみ下さい。
今回は入場無料・出入り自由のイベントです。お子様お連れのお客様ももちろん歓迎ですが、
不特定複数のお客様が出入りする館内でのイベントですので、
周りの方にほんの少しお気遣いをお願い致します。
皆様で楽しいひとときを過ごすことが出来ますように。

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庭の柚子の花

毎年着々と増えていた庭の花柚子、今年は花がほんの少ししか付いてない。プチショック。
昨年末は幹がしなる位たくさん実がついて、柚子マーマレード作りはもういいうんざり~という程だったのに。
実が少ないとなると、それは贅沢な悩みだった。
今現在の花柚子マーマレード在庫なくなったら次作るのは再来年以降かも。
何はさておき美しく芳しい香りの花にうっとり。柑橘の花を愛でる、今だけの楽しみ。
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本とおやつのある風景

今回のカノンチラシ用の写真もたーくさん撮った。
宣伝重視せず気軽にやるって言っときながら、やるとなるとやっぱりできるだけちゃんとやりたい。
却下した写真にもわりといいのがあった。
これぞ!という一枚が無い状況から選択するには、カンが頼り?
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カノンDM配布行脚

何が楽しいかって、カノンのイベント広報活動と称して近隣のお店を好きなように巡ることが出来るのが楽しい。
普段は誰に責められていると言う訳でもないのに、お気に入りのカフェに行ってお茶してる時
こんなとこでお茶してる余裕なんかあるの?油売ってるヒマあったらやるべきことを片付けてからにしたら??
という自分の中のココロの声が聴こえてくることがあって
本当はカフェでお茶したり好きな雑貨を眺めたりすることが自分の数少ない娯楽のひとつなのに
自分の楽しみに時間を費やすことに、後ろめたさを感じることがある。
この後ろめたさって何だろう。
仕事も生活も日々の暮らしもうまく行ってるからこそ「こんなに恵まれてスイマセン」という感じだろうか。
カノンのチラシをお届けするという公然たる理由があらばこそお店巡りも楽しめる。と言いつつ
でもホントはやっぱもっとフツーに広報活動とか私利私欲を考えず
気が向いた時にふっと好きなお店に足を運びたい。
まーそうあーだこーだ言うならまずは自分の思いのままに運転出来るようにしなければ。
もっと車庫入れ簡単な小さい車が欲しい・・・駐車難を言うならバイクに乗りたい・・・だったら自転車で充分・・・
足りないのは後ろめたさを克服する力でも何でもなく「自転車で行きたいお店に行ける体力」かもな~

というわけで、金土と近隣のお世話になってるお店様を巡り歩いて参りました。
ついでに毎度おなじみ磐田のロミパンさんと掛川のアンジュールさんにはジャム納品。
磐田のワンメニさんでカフェランチするのは初!ガラスの向こうに見える巣に飛来するツバメににんまり。
移転オープンされたラクトフラムさんに行くのも初!駐車場から店舗入り口への細い路地にそそられる。
金曜夜のシメはこないだ電車で行った金谷の中屋酒店さん。
この上なく雰囲気のいい昭和レトロなお店でお目当ての「かなや日和」生原酒をゲットし、
ついでに隣接の居酒屋さんで名物ビワミンサワーで一杯。
このお店、いつ来ても満席に近いお客さんがみーんな楽しそうなのがすんごくいい。自分も楽しく嬉しくなる。
お店のご夫妻さまも私のことを覚えてくれてたのでそのつもりは無かったけどカノン16のDMをお渡ししたら
その場にいるお客様に即配布して下さった。ありがたし。
それにしてもいずれもいいお店ばっかり。個性豊かで方針しっかり。
それぞれの店主さんやそこに居られたお客さまとの会話もおもしろかった。
「いいお店」って店主さんの伝えたい思いややりたいことが明確に分かりやすく現れているお店かも。
何をお客様に伝えたいかを明確にするって大事だなーと、
10店舗のお店巡りであらためて思った次第でありました。

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