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りんご品種



だいぶ前の話ですが、九州にお住まいのお客様からお電話でジャム通販のご注文を頂いた時に「べにたまりんごジャムを2個と、、、」と言われ、その瞬間私の頭の中はべにたま????とハテナマーク。べにたまりんご?・・・あ、紅玉りんごジャムのことか!!そうか紅玉をこうぎょくと知らずべにたまと読んでしまう方もいらっしゃるんだ~。と思って、それ以降ジャムのラベル前面に「こうぎょく」とフリガナを付けた。
以前テレビの秘密のケンミンショーで、青森県人はりんごの品種名を見た目だけで判別することが出来る、というのをやっていた。私が見た目で判別できるのは、よく使う紅玉とふじ、そして黄色いシナノゴールドと薄緑の王林くらいで、他にもつがる、ジョナゴールド、スターキング、北斗、千秋、むつ、陽光、世界一、長野で近年人気のシナノスイート、秋映、群馬特産ぐんま名月などなど、多数のりんご品種を見た目だけで見極めるのはとても出来ない。りんごの主産地、青森県人だからこそ出来るワザだと思う。
私が宮城からこちら静岡に引っ越してきた当初、柑橘類の品種の豊富さに驚いた。はるみやスルガエレガントなど初めて目にしたものもあった。青森や長野など寒冷地が主産地のりんごと違って、柑橘類は静岡以西の温暖な西日本が産地。普通にスーパーに行けば郷里の宮城でも柑橘類は売ってるし、九州でもりんごは売ってると思うけど、それらの果物に対する馴染み深さというものは、やはり産地に生まれ暮らす人には叶わないところがある。
こと紅玉りんごに至っては、スイーツ好きな人にとってはアップルパイやりんごタルトなど加熱するお菓子に酸味のある紅玉が向く、くらいの知識はあると思うけど、紅玉りんごは年々栽培量が減少しているし、メジャーなふじなどと違ってあまり日持ちしないので、10月の旬の以外の時期にスーパーに並ぶことはめったにない。りんごの栽培地ではない九州の人にとっては紅玉をこうぎょくと読むと知らない方が一般的かもしれない。
余談だけど、以前岩手の産直市場でりんごジュースの飲み比べ企画をやっていた。ふじ、紅玉、ジョナゴールドの3種だったかな?ふじは甘め、紅玉は酸味、ジョナはその中間とか、味わいの特徴を知ってればりんごを見た目で判別するより分かりやすいかもしれない。オットが参加して3種当てた。
そういえば、若かりし頃京都を一人旅した時に、京都駅ビルの中でビールの飲み比べ企画をやっていて、電車の時間まで余裕あったので恥も外聞もかなぐり捨てて飛び込み参加した。メーカー別で4種のビールの味わいが文章で書いてあって、その紙を見ながら順不同のビールを味わう。多数の観客の前で飲むのは緊張した。2種はすぐ分かったけど残り2種がどっちがどっちか分からず、適当に答えたらマグレ当たりして、当選者プレゼント京都駅食堂街でのお食事券3000円分もらった。
今度いつ京都来るか分からないし~ということで、パッと目についたレストランに入ってタンシチューと赤ワイングラス1杯頼んでさっさと食べて、電車に飛び乗って帰ってきた。ほろ酔い気分でよき思い出。



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★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★


暮らしの菓音vol.32 杜屋販売会×演奏体験会
11月29日(日) 12:00~15:30  DOLCE倉庫にて開催 *入場free

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言葉



今、口に出して言っても意味ない言葉第一位は「暑い」だと分かっちゃいるけどつい言ってしまう。今日も暑い~。
室温31.4℃なので2週間前より10℃近くも低いのだけど暑い。風にひとすじ冷たさ感じるけどそれでも暑い。今日は何だかじんわり暑い。暑いというただそれだけの理由で全てのやる気削ぎ落とす。暑いせいで頭もまわらずぼんやりしているこういう時こそ、考えなくても出来る仕事を進めておく。そのひとつがジャムラベル作成添付。こういう単純作業を今やっておくといざ忙しくなってきた時自分で自分に感謝する。
こないだ柚月麻子のアッコちゃんシリーズを読んで「やらまし」=「やらないよりやった方がマシ」という言葉に魅かれた。やる気が無い時もダメダメな時もやらましやらましと呪文のように唱えながら手を動かしてるといつの間にか進んでる。そんな感じが今はちょうどいい。


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★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★

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桑の実&ラム酒ジャム



6月7日今度の日曜日のカノンまで残りあと4日となりました。
先週は膨大な準備リストを見て頭がくらりとしてたけど、昨日で何となく先が見えてきた感じでちょっと心落ち着いた。思えば4月以降は糀を作ったり自家製酵母パンのピザを作ったり花の苗を買って植えたり庭でメダカを飼い始めたり毎日1時間散歩したりと時間的にも余裕あったけど、先週はほんと切羽詰まって泣きそうだった(苦笑)
1週間前はオットが長野畑の草刈り手入れに行って、ほんとはもっと早く行きたかったんだけど、コロナ禍で県越境移動自粛が叫ばれ、頼みの綱の道の駅も休業し、他県ナンバーの車だからと自粛警察の網にかかったらヤダ、、、と気後れしていた。が、さすがにもう行かないと雑草が大変なことになる、とオットひとりで長野畑へ。私が留守番してるちょうどその間にうちの畑の桑の実が収穫ピークを迎え、カノンのお菓子作りの仕込みをしたいのに、朝夕桑の実摘んで洗ってヘタを取ってジャムを作って、、それだけで1日が終わり途方にくれる中、オットが思ったより長野畑から早めに帰宅してくれて助かったー!これで桑の実はオットに任せられる!という矢先に義親の不調で急遽奈良の実家へオットひとりで帰省。ヤバイもう私ひとりじゃ無理かも、、、今年は桑の実残りはあきらめるか、、、と思ったけど奈良からトンボ帰りしてくれた。
結局私がカノンの前の今一番やりたい「お菓子作りだけに集中する」という状況は、オットあってのことなのだと痛感。
そんな最中に知人が掘りたてのタケノコをお裾分けして下さり、新鮮なタケノコ食べたい!けどゆでて調理するそのひと手間が惜しいい!と思ったけど、奈良から帰宅直後オットがタケノコ下ゆでして塩糀漬けにしておいた豚スペアリブと一緒に煮物にしてくれた。おいしかった~~。
1週間で1000km運転して帰宅後は毎日桑の実摘みして料理して洗濯してゴミ出しして、オットもよくやるな~。

話がずれましたが、おかげさまで今年も無農薬自家栽培の桑の実ジャムたくさん作ることが出来ました。昨年同様にラム酒ミックスバージョン「桑の実&ラム酒ジャム」も作りました!鹿児島県徳之島産ルリカケスラム酒のサトウキビを思わすコクのある甘い香りが、ぶどうのような甘酸っぱさの桑の実ジャムの味わいを引き立てます。食べ比べてみると、プレーンな桑の実ジャムは酸味を、ラム酒入りは甘味をより強く感じます。お好みでどうぞ。



6月7日カノンでも販売しますが、当日持っていく量には限りがありますので確実に欲しい!という方はお取り置き承ります。お電話 0538-55-3499 かメールで前日までにご一報下さいませ。
先週長野畑で収穫してきたルバーブもちょっとだけジャムにしました。その他紅ほっぺ苺ジャムや人気のレモンマーマレードをはじめ在庫のあるジャム・マーマレードはお取り置きOKです!

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★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★


暮らしの菓音vol.31 杜屋と絵本店キルヤさんの展示販売会
6月7日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催 *入場free

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桑の実ジャム販売中です



先週末からものすごい勢いで畑の桑の実が熟し始め、早朝と夕方の1日2回収穫しても取り切れないくらいだった。2時間かけて3kg収穫し、さらに2時間かけて収穫した実を洗って軸を取る下処理作業をして、2時間かけてジャム炊き、1時間かけて瓶詰め煮沸殺菌と後片付け。という流れで1日過ごしてたらお菓子作りなどそれ以外の作業をする時間と体力の余裕ゼロ。
6月7日のカノンまで2週間切って早く準備進めなくちゃ~と焦りが募る一方で、ありがたいことにお得意様から内祝いギフトセットの大口注文を頂き、その上こないだ焼き菓子納品したばかりの自家焙煎珈琲豆店「鈴家」さんと、浜松の老舗乾物店「丸喜屋商店」さんから、お菓子完売したからと追加のご注文をほぼ同時に頂く。シンクロ?
コロナ禍で今後のイベント販売の見通しも立たないし、お菓子屋家業は基本夏がヒマなので、今需要があるなら今たくさん作ってたくさん買って頂きたい!という欲望をぐっとこらえて、鈴家さんと丸喜屋さんへの委託販売分のお菓子作りは恐縮ですがカノン終了後までお待ち頂くお願いをしました。あれもこれもとやって自分の首を絞めるよりも自分のペースを保ちたいと思います。ヒマな時から見れば贅沢な悩み。
それにしても桑の実大豊作な今この瞬間に自分と夫以外にも頼れる人手があと2人分くらいあればどんなにラクかと妄想する。1人が桑の実摘み、1人が摘んだ桑の実の洗浄と軸取り作業、1人がジャム作り、1人がラベル作成添付、1人が炊事洗濯掃除、1人が他のお店へ配達納品、そして私はお菓子作りに集中する。あと2人分じゃ足りないな。

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暮らしの菓音vol.31 杜屋と絵本店キルヤさんの展示販売会
6月7日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催 *入場free

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自家栽培桑の実ジャム

 
 
 
 
 
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畑の桑の実収穫中。今年もざらざら実っています。 #杜屋 #無農薬自然栽培 #自家栽培果実のジャム #桑の実ジャム ←もうすぐ作ります

杜屋(@moriya415)がシェアした投稿 - <time style="font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px;" datetime="2020-05-19T05:29:13+00:00">2020年 5月月18日午後10時29分PDT</time>





上の動画は3日前に、畑で桑の実摘み取り作業をするオットの姿を私が撮影してみたもの。
農薬や化学肥料をやらずに畑で自家栽培した桑の実、今年も豊作です。
まるで仙台七夕飾りのように、鈴なりに実りざらざらぶらさがっている果実。赤い色が黒紫色になると熟した証です。
桑の実ジャムの収穫ピークはまだまだこれから。収穫するつどジャムを作りますが、その第一弾を一昨日磐田の天然工房パン店ワンモニさんへ納品させて頂きました。
瓶詰め煮沸殺菌終えた後の熱が冷めきらず、文字通り出来たてほやほやほのぬくいうちに納品。
桑の実ジャムはぶどうのような甘酸っぱさで、アントシアニンや鉄分などミネラル豊富な元気の素です。
ワンモニさんもインスタでご紹介下さいました↓

 
 
 
 
 
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おはようございます! 今朝は登校日(分散登校)でした。 休み中、うちの子どもたちは朝はわりとゆっくりだったので果たして起きられるのか、と心配していたのですが、学校がある日はきちんと起きられるのでひと安心。来週からは毎日学校が始まります。この辺りでは日常が少しずつ戻ってきている感じですね。お店もテレビ放映の効果がだんだんと落ち着いてきて、平日はのんびり営業に戻りつつあります。混雑を心配してご来店を避けていたお客様いらっしゃったらそろそろ大丈夫ですので😌お待ちしております。 杜屋 @moriya415 さんから出来立ての桑の実ジャムが入荷しました。 好評の焼き菓子も同時に入荷しましたが、こちらだいぶ数が少なくなっておりますので欲しい方はお早めにどうぞ。 それでは本日も10時より、オープンいたします。ソーシャルディスタンシング、マスク着用、手指消毒、非接触型決済推奨で本日もよろしくお願いいたします。 #onetoomanymornigs #ワンモニ #天然酵母パン #磐田 #テイクアウト #桑の実ジャム

onetoomanymornings(@onetoomanymornings_iwata)がシェアした投稿 - <time style="font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px;" datetime="2020-05-21T22:58:43+00:00">2020年 5月月21日午後3時58分PDT</time>


↑早速にお買い上げ頂き、ワンモニさんのパンと合わせてお召し上がり頂き、嬉しいです!

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★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★


暮らしの菓音vol.31 杜屋と絵本店キルヤさんの展示販売会
6月7日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催 *入場free

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紅ほっぺ苺ジャム



今年も掛川市産のとれたて紅ほっぺ苺でジャム作りました。
いつもジャム用紅ほっぺ苺を購入させて頂いている農園さんも
コロナの影響で苺摘み体験を休止中とのこと。
この農園さんの苺を使っている、大人気の静岡ご当地
ハンバーグレストラン「さわやか」も先日から休業になったし
あらゆる農産物のダメージを想像すると頭がくらりとする。
「この2週間が感染拡大防止に重要な時期」
と、同じセリフを2月末からずっと耳にしているけど
ゴールデンウイーク明けに急に収束することは無いだろう。
それでもなるべく毎年やり続けていることは変わらずやり続けたい。
坦々と粛々と、季節の手仕事に勤しむ。



苺ジャムを炊いてる時にぶわーっと出る白っぽいアクは
見た目を損なうので取り除いているけど
このアクは苺のエッセンスが詰まっていておいしいので
別に取り分けてホイップした生クリームを混ぜて冷凍庫で凍らせれば
簡単苺アイスの出来上がり。



出来たては鮮やかなルビー色。
日にちが経つにつれて色あいも変化していきます。
来月まであと何度か作りますので
ご注文のタイミングによっては在庫切れのこともありますが
お取り置きも承ります。

ジャム&マーマレード在庫状況は⇒こちら

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紅ほっぺ苺ジャム




先月コトコト市直前に作った紅ほっぺ苺ジャムはコトコト市とご予約分でほぼ無くなり、
昨日紅ほっぺ苺ジャム第二弾作りました。
夕方5時にヘタ取りから始め、全ての瓶詰め加熱が終わったのが夜中の12時半。
14kgの苺を4回に分けてジャム炊き。頑張った私ー!とオット。
私が炊きあがったジャムを瓶詰め処理してる間に
次のジャムをオットがかき混ぜながら加熱する、
という二人がかりの同時進行によって80分作業時間短縮できた。
人手が複数あるって大きいな。
日中
はひとりで工房ひきこもりで作業してるけど
会社帰宅後のオットの手がなければここまでの量を一気に作れない。
素材が新鮮なうちに全て加工できて気持ちいい。

紅ほっぺ苺ジャムは19日カノンで販売します。
お取り置きも承りますのでご希望の方はご連絡下さいませ。
なお、大変申し訳ありませんが
価格をR(レギュラーサイズ)190g入り750円、
S(スモールサイズ)90g入り500円に改定させて頂きます。
その代わり、昨年まで行っていた個数制限販売は無しです。
酸味のある静岡生まれの紅ほっぺ苺、お楽しみ下さい。
今月中にもう1回くらい作りたいな。


暮らしの菓音vol.28 音楽と朗読のひととき
5月19日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催*入場free

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木いちごソーダ


↑上記画像はkonohiさんのサイトからお借りしました。器がきれいだとやっぱりおいしそう!

今日で7月も終わり。今月の猛暑はさすがにこたえた。
我が家は海に近いし道路から奥まってるし庭も木々が生い茂ってるので
比較的マシなのだけど先週は耐えきれずエアコンのお世話に。
二十四節気の大暑を過ぎて1週間、心なしか夜の風に秋の気配含んできたような気がするけど
日中はまだまだ猛暑が続く。
さてさて、今年も昨年に続き掛川のステーショナリーカフェ「konohi」さんで
杜屋のブラックベリージャムソースをベースに使った「木いちごソーダ」を
季節限定でメニューに載せて頂いております。⇒こちら
きれいなワインレッド色の甘酸っぱいドリンクです。
アントシアニン豊富ブラックベリー。
今年も我が家の庭畑で無農薬で育てているブラックベリーが豊作でした。
さらに今年は気温が高いせいか、例年よりも2週間ほど収穫が早まったので
今月に入って早々に第1弾のブラックベリージャムソースを作成。
翌日早速konohiさんへ納品させて頂いたところ
この暑さのせいかあっと言う間に在庫がわずかになったとご連絡頂き追加でお届け。
さらに、昨年に続いて浜松の割烹「弁いち」さんへもお届けしました。
全国各地の垂涎ものの銘酒が揃う弁いちさんですが
ノンアルコールドリンクのひとつとして木いちごソーダをご活用頂いています。
うちのブラックベリー、元気に育ったはいいけど
こんなにたくさん採れちゃってどうする~?と困るほど実ったので
お店でお客様にドリンクとしてお届け頂き、本当にありがたいです。
土日休日返上での長野畑通勤収穫&連日工房引きこもりジャム加工という
先月から続いていた自家栽培果実フィーバーもようやく落ち着いてきたので
またゆっくりkonohiさんでお茶したいです。

*ブラックベリージャムソースは、定番のブラックベリージャムの煮詰め加減を浅めにして

 とろりとゆるめのソース状に仕上げたもので、ジャムとともに販売中です。
 ご注文の際はジャムとお間違えのないよう「ブラックベリーソース」の明記をお願い致します。
 その他瓶詰め在庫状況は⇒こちらをご参照下さい。

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できたてジャム

今年も昨年に続き、畑の桑の実とルバーブのジャムを作ることが出来ました。
昨年はうちの庭の花柚子の収穫ほぼゼロだったりと
果物専業農家では全くない我が家の自家栽培果物は
年によって収穫にバラつきがあるので、昨年同様に収穫できただけでもキセキ☆
ちなみに去年とは一転して、今年は花柚子の実がわんさか付いてます。

出来立てほやほやのジャムを先週金曜日磐田の天然酵母パン&カフェ
onetoomanymorningsさん通称ワンメニさんへお届けしました。
ワンメニさんへは、プレーンな「桑の実ジャム」とミックスタイプの
「ルバーブ&白ワインジャム」「ルバーブ&夏ミカンジャム」の3種納品。
先月納品したのがもう在庫1個と聞いて
私の見えないところでお買い求め下さるお客様の存在のありがたさを感じます。
直接メールでご注文頂いて宅急便で発送する通販のお客様は今は9割方リピーターのお客様。
1年に1、2回くらいのペースで10年近くご注文下さる県内外のお客様が複数名様いらっしゃる。
「ショッピングカートに入れる」をポチッとクリックするとかではなく
いちいち商品名をメールでしたためて頂いているので、ご面倒おかけしてますが
常連さんから変わらぬ文章体のメールをたまに頂くと何となくほっとする。
買い続けて頂くことの何がありがたいかって
作り続けていると一気に在庫量が増えるので
自宅の一室を占拠する在庫が増える一方ではなく
作って増えて売って出てと流動することが精神的に安らぐ。
ただ作り続けても売れないと在庫が増して部屋の空間が減るばかり。
飽きずに買い続けて下さる方がいるからこそ、作り続けることが出来る。
「ご愛顧頂く」って本当にありがたく、
作る仕事を続ける上で必要不可欠なことだとヒシと思います。

ちなみに、桑の実ジャムの名前を「マルベリージャム」に改名しようかな~
ベリーって名前が付いた方が何となくおいしそうだし。
と思ったのですが、同じ自家栽培杜の畑シリーズの「ブラックベリージャム」
と、ジャムの色もリボンの色も同じでマルベリーとブラックベリーの違いが
明確にあった方がやっぱりいいかな、と思い直して「桑の実ジャム」のままにしました。
名前ひとつとっても背景に秘めた思惑いろいろ。


【暮らしの菓音(カノン)vol.25 本と、おやつと、はなうたカフェ】
6月10日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催*入場free

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ラム酒入り桑の実ジャム



連日続々と収穫している自家栽培桑の実。摘み取りと軸取り作業にオットはかかりきり。
その後のジャム加工は私の仕事。
プレーンなタイプに続き、昨年好評だったラム酒入りバージョンを今年も作りました。
純国産、奄美諸島産のルリカケスラム酒使用。香りが良くてコクがあります。
アルコール度数40度のラム酒、去年よりちょこっとだけ増量しました。
ラム酒漬けレーズンみたいなドライフルーツ感覚でそのまま食べてもおいしいです。
加熱してますのである程度アルコールは飛んでますが
アルコールに弱い方はご注意下さい。

これでだいぶジャム在庫も増えて、次の杏と梅の収穫まで一段落。
先週長野畑から帰宅以後は連日工房でジャム作り作業が続いてちょっとへろへろ。
昔はこれ位平気で作業してたのにな~
やっぱり若い頃に比べて体力落ちたな~
なんて老いを嘆きつつもふと我にかえる。
昔と言っても私が一番体力漲ってたハタチ前後の頃は
2日連続徹夜で仕事したりとか、午前3時まで居酒屋ハシゴして翌朝普通に出勤したりとか
ケーキバイキングで生ケーキ15個一気食いしたりとか
身体への負担を顧みず無茶で自暴自棄なことをよくもやっていたもんだ。
あの頃のとりえと言えば体力だけしかなくて経験も知識も周囲への配慮もなく
若さにかまけて傍若無人な行動で周りの人へ随分迷惑かけた。
「あと10歳若ければやりたいこと何でも出来るのに」
というセリフを年輩になるとよく耳にするけど、若かりし頃に戻りたいとは思わない今日この頃のお年頃。
昔は理想と現実のギャップに憤るだけで何も成さずに終わってたけど
今はやりたいことを実現するにはどうすればいいかが分かってきた。
年を経ても変わらぬ大事は地道に手を動かすこと。


【暮らしの菓音(カノン)vol.25 本と、おやつと、はなうたカフェ】
6月10日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催*入場free

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紅ほっぺ苺ジャム



桑の実やブラックベリーをはじめうちの庭だけでも
かなりの量の自家栽培果物を収穫出来るようになってきたので
他の農家さんの仕入れ果物を使ったジャムは当初に比べてだいぶ種類を減らしてきた。
が、「今年は苺ジャム出来た?」と常連さんにお声がけ頂くと
やっぱり恒例の紅ほっぺ苺ジャムは外せないかなと思う。
酸味がしっかりある静岡生まれの品種、紅ほっぺ苺を使ったジャム。
夕方5時に苺農家さんへ行って6時に帰宅して
ヘタ取りして洗って砂糖をまぶして炊き上げて瓶詰めして加熱殺菌してという
10kgの苺の一連の加工作業を終わらせるのに夜12時過ぎた。
昔は1時2時頃までNHKラジオ深夜便を聞きながら平然と作業してたのに
最近は夜10時過ぎまでやると次の日に疲れが残る。
若さにかまけてがむしゃらにやっていた頃と違って
限りある体力、気力、時間。どれだけ無駄を削ぐかが重要なお年頃。

★紅ほっぺ苺ジャム、6月10日カノンでも販売しますが数に限りがありますので
 当日確実にご来場頂ける方はお取り置き承ります!事前にご一報下さい。
 (お一人様5個まで・苺ジャム以外のジャム・マーマレードのお取り置きも可能です)


【暮らしの菓音(カノン)vol.25 本と、おやつと、はなうたカフェ】
6月10日(日)12:00―15:30 DOLCE倉庫にて開催*入場free

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りんご加工

週末は長野畑への帰路途中、いつもの農家さんに直接立ち寄って
フレッシュなりんごをたんまり仕入れてきました。
今回はふじ、王林、シナノゴールド、グラニースミスの4種。
ジャムと干しりんごに加工します。上記写真はシナノゴールド。うっとりする香り。
減農薬無化学肥料栽培のりんご達、みっちり濃厚な味が詰まっていて
しゃきっとかじると口の中いっぱいにジューシーな果汁がほとばしり本当においしいです。 

日曜深夜に仕込み、月曜午後はオットが会社半休してくれたので皮むきヘルプ。
やっぱり2人でやると早くて作業がぐんぐん片付くのでありがたいな~。
12月10日のカノンでは、このりんごジャム達と干しりんごに加えて、
同じ農家さんのりんごジュースと生のりんごも販売する予定です。
生りんごおいしいですよーお楽しみに☆ 

カノンの前に、今週末土日は静岡のくらしのこと市出店です。
りんご作業に目途をつけて、くらこと準備準備ー。

◆くらしのこと市2017◆
11月25日(土)26日(日)10時~16時 静岡市足久保「木藝舎SATO」さんにて開催
詳しくは⇒こちら。


★12/10カノンご予約受付中!「菓音おやつセットについて」 「佐々木洋子さんカレンダーについて」

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ジャムラベル作り

6月もあと2日で終わり。今年も半年終わり。
今月は10日までは連日11日カノン用のお菓子作りをしていた。
12日以降は、ジャムを炊くか、ジャムの仕込みをするか、
畑でジャム用果実の収穫をするかのいずれかをやっていた。
5月後半から8月頭までの2ヵ月強は日々熟す畑の果実に追われる季節。
苺、桑の実、杏、梅、ラズベリー、ボイセンベリー。お隣さんちの山桃。
毎日ひーひー言いながら収穫して軸取り作業していたうちの畑の桑の実は今年も大豊作。
5月頭まではマーマレードに比べてジャムの在庫がほとんど無かったけど
この2週間頑張ったおかげでだいぶ貯まってきた。
ルバーブジャムも先月作ったのが在庫1個になってたけど一昨日また作った。
そしてひと息つく暇無く庭のブラックベリーもちょっとずつ取れ始めた。
ジャム作り作業一段落した今のうちにラベル作製添付作業を進めておくと後々ラク。

ザ・ゴール コミック版
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

今、「ザ・ゴール」という経営コンサルマネジメントのマンガを読んでいる。
大企業の工場経営を立て直す話だけど、子供のハイキング列から
工場生産ラインの効率化の知恵を思いついたりしてこれが結構おもしろい。
自分の仕事に置き替えて考えてみると、
ジャムのラベル作成添付作業の手間がバカに出来ない。=ボトルネック?
パソコンで印刷してカッターで切ってパンチで穴開けてリボンで結ぶ、
プリンターには常にインクがあるように度々補充する(オットが)。
たまにプリンターが壊れる。予備を買う。予備を置く場所が邪魔になる。
電化製品捨てるのが面倒くさい(いつの間にかオットが捨ててくれてた)。
ラベル関連作業を他に委託することが出来れば
私はもっと製造作業に集中出来るのだろうか。製造量を増やすことは目的なのだろうか。
大事なのは答えを教えてもらうことではなく自分で考えて答えを見つけるその過程。
制約箇所を見つけて対策を考え全体がうまく流れるように見直すこと。
2ヵ月前に改善した箇所も再度見直し、継続生産出来る仕組みを常に工夫し続ける。
持続可能な社会への道を探る。コンサルタントっておもしろいなー

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ジャム2個セットギフト



先週の暮らしの菓音イベントで販売した、ジャム2個セットラッピングバージョン。
もう少し在庫ありますので、今さらですがお買い得価格のままで通販可です。
↑上の写真はSサイズジャム2個セット 
 ◆プラムとグースベリーのセット ラッピング代込み¥970⇒¥890
 ◆桑の実とグースベリーのセット ラッピング代込み¥1000⇒¥920
↓下の写真はRサイズジャム2個の箱入れセット
 ◆エビガライチゴとプラムのセット 箱入れラッピング代込み¥1610⇒¥1400 完売しました



クリスマスやお年賀ギフト、急なお客様のための買い置きギフトにいかがでしょう。
ジャムは常温で日持ちします。
上記のお得価格は年内営業12月27日まで☆売切れの際はご容赦下さい。
※特価にはなりませんが、ジャムをご希望の種類に変更してのラッピングも出来ます。
 (ラッピング代 セロファン+リボン¥30、ギフト箱入れラッピング¥200です)

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秋ジャム

9月25日前回の菓音が終わって余韻に浸っていたら10月に入り
目の前に迫りくる3つのイベント準備をせっせとこなして、先週はイベント直後に長野畑に行って
ルバーブ収穫してりんご農家さんからジャム用りんごと洋梨を入手して
たまったお菓子のご注文待って頂いてる間にわーーーっと大量の果物加工してたらもう10月も終盤。
ラベル作りは全然追い付いてないですが、
紅玉りんごジャム、洋梨ジャム、ルバーブとりんごのミックスジャムを新たに作りました。
在庫わずかだったプレーンのルバーブジャムも追加で作ることが出来て良かった。
後ほど瓶詰め在庫状況更新します。
現在はマーマレードの在庫がわずかですが、ジャムの種類はいろいろ揃ってます。
また来月中にはアップルジンジャージャムとふじりんごジャムを作る予定です。
おなじみ、紅玉りんごの焼きタルトも始まってます。



秋のルバーブは根本の赤い部分の割合が多くなるので
ルバーブりんごジャムはこの赤い部分を中心に使って作りました。



二十四節季の霜降過ぎた直後、5月から畑へ行くつど収穫していたルバーブも今期はこれで終わり。



天高く広がる秋の青空。山の空気を一杯に吸ってリフレッシュ。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20★

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